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EMOROCO CRM Lite

EMOROCO CRM Liteの導入コストを徹底解剖 — 月額・オプション・補助金・3年間のトータル計算

こんにちは、CRMエバンジェリストの松原です。

「月額1,500円/ユーザーって書いてあるけど、実際にいくらかかるの?」

この疑問は正しいです。
SaaSのコストは「月額ライセンス料」だけでは計れません。
オプション費用・導入工数・補助金・他ツールとの比較——これらを全部ひっくるめた「実際のコスト」を知ってから判断すべきです。

この記事では、EMOROCO CRM Liteのコスト構造を隠すことなく全部公開します。


基本料金の構造

ライセンス料金

ユーザー数 月額 年額
3名(最小) 4,500円 54,000円
5名 7,500円 90,000円
10名 15,000円 180,000円
20名 30,000円 360,000円
50名 75,000円 900,000円
100名 150,000円 1,800,000円

単価:1,500円/ユーザー/月・初期費用0円

ユーザー数に上限はありません。
スタートは3名から、成長に合わせてユーザーを追加できます。

重要:最小3ユーザーから

「1人で使いたい」「2人で使いたい」という場合でも、最小契約は3ユーザー(月額4,500円)です。
ただし複数の個人事業主が共同で1つの環境を利用し、部署別・フォーム別セキュリティロールでデータを分離するという使い方も可能です。


オプション料金の全体像

ライセンス料金以外に発生する可能性があるオプション費用を整理します。

オプション 料金 追加される単位
レコード追加 500円/月 5万件ごと
DB容量追加 500円/月 1GBごと
ファイル容量追加 1,000円/月 10GBごと
顧客ポータル 20,000円/月 100ユーザーまで

実際にオプションが必要になるケース

レコード追加(500円/5万件)が必要になるケース:
標準のレコード数上限を超えた場合に発生します。
中小企業(顧客500〜2,000件程度)であれば、追加なしで運用できるケースがほとんどです。

顧客ポータル(20,000円/月)が必要になるケース:
外部からの問い合わせフォームやWebフォームをCRMに直結させたい場合に必要です。
「問い合わせ→メール受信→手動入力→CRM登録」という転記コストを排除し、顧客が入力した情報が自動でCRMに登録されます。

月20,000円の投資に対し、「1件あたり5分の転記コスト×月100件=8時間/月×時給2,500円=20,000円/月のコスト削減」が成立すれば収支均衡です。


「隠れコスト」はあるか——正直に言います

CRMの実際のコストは「ライセンス料+隠れコスト」です。
主要CRMの隠れコストを比較します。

Salesforceの場合(自社参考比較)

  • 初期設定・カスタマイズ費用:50〜300万円
  • 専任管理者の人件費(年間):500〜800万円
  • アドオン・追加機能費用:月額数万〜数十万円
  • 年間トータル(10名):500〜1,500万円規模

kintoneの場合(自社参考比較)

  • 初期構築費用(外注):30〜100万円
  • 追加開発費用(機能追加のたびに):10〜50万円/回
  • プラグイン費用:5,000〜20,000円/月
  • 年間トータル(10名):100〜300万円規模

EMOROCO CRM Liteの場合

発生する可能性があるコスト:

① ライセンス料:1,500円/ユーザー/月(必須)
② オプション:必要に応じて(大半の中小企業は0円)
③ 設定・カスタマイズ:担当者がノーコードで対応(社内工数のみ・外注不要)
④ 導入支援:アーカス・ジャパンに相談可能(詳細はお問い合わせください)

発生しないコスト:

  • 初期費用:0円
  • カスタム開発費用:ノーコードで対応(近日追加予定の外部ロジック呼び出し機能で拡張可能)
  • 専任IT管理者:不要(現場担当者がノーコードで設定変更)
  • バージョンアップ費用:SaaS標準機能として提供

ユーザー数別・3年間のトータルコスト計算

最も現実的な「3年間でいくらかかるか」をシミュレーションします。

パターン①:スモールスタート(3〜5名)

ユーザー数:3名→5名(1年後に2名追加と仮定)

Year 1(3名):4,500円×12ヶ月 = 54,000円
Year 2(5名):7,500円×12ヶ月 = 90,000円
Year 3(5名):7,500円×12ヶ月 = 90,000円

3年間合計:234,000円
月平均:6,500円

初期費用:0円
オプション:なし(0円)

3年間トータル:234,000円

パターン②:標準規模(5〜10名)

ユーザー数:5名→10名(2年目に5名追加と仮定)

Year 1(5名):7,500円×12ヶ月 = 90,000円
Year 2(10名):15,000円×12ヶ月 = 180,000円
Year 3(10名):15,000円×12ヶ月 = 180,000円

3年間合計:450,000円
月平均:12,500円

初期費用:0円
オプション(顧客ポータル Year 2〜):20,000円×24ヶ月 = 480,000円

3年間トータル(ポータルあり):930,000円
3年間トータル(ポータルなし):450,000円

パターン③:中規模展開(20〜50名)

ユーザー数:20名(安定運用)

月額:30,000円
年間:360,000円
3年間:1,080,000円

初期費用:0円
オプション:なし

3年間トータル:1,080,000円
(月平均:30,000円)

補助金活用でコストはどう変わるか

デジタル化・AI導入補助金2026(ツール番号:DL07-0022934)を活用した場合のコストシミュレーションです。

補助率:補助対象費用の1/2以内(条件を満たす場合)

補助金活用シミュレーション(5名・1年間)

通常の年間ライセンス:90,000円
補助率1/2の場合の補助金:45,000円
実質自己負担:45,000円

→ 実質月額:3,750円/月(5名)
→ 実質単価:750円/ユーザー/月

補助金活用シミュレーション(10名・1年間)

通常の年間ライセンス:180,000円
補助率1/2の場合の補助金:90,000円
実質自己負担:90,000円

→ 実質月額:7,500円/月(10名)
→ 実質単価:750円/ユーザー/月

【注意】
補助金は交付決定前の契約・導入は対象外です。
必ず交付決定後に本契約してください。
最新情報は公式サイト(https://it-shien.smrj.go.jp/)でご確認ください。


競合との3年間コスト比較

これまで自社で様々なCRMを導入してきた経験からの実測値から参考に、5名・3年間のトータルコストで比較します。

ツール 月額(5名) 初期/構築 3年間トータル
EMOROCO CRM Lite 7,500円 0円 約27万円
HubSpot Starter 約13,500円〜 0円 約49万円〜
Salesforce Starter 約17,000円〜 導入支援50万円〜 約111万円〜
kintone スタンダード 約9,900円(最小10名) 構築30〜100万円 約86〜150万円
Pipedrive Essential 約16,000円〜 0円 約58万円〜
Dynamics 365 約32,000円〜 導入支援100万円〜 約215万円〜

※いずれも参考値。各社料金は変動します。kintoneは最小10ユーザーのため参考値として掲載。

EMOROCO CRM Liteの3年間コストは、HubSpotの約55%・Salesforceの約25%・Dynamics 365の約13%です。


「安いから選ぶ」は正しくない——コスト以外で判断すること

ここまでコストの話をしてきましたが、「安いから選ぶ」は正しい判断基準ではありません。

月7,500円のEMOROCO CRM Liteが「高い」と感じる会社にとっては他のツールの方が適切かもしれません。
月32,000円のDynamics 365が「安い」と感じる会社(Microsoft 365完全活用・グローバル展開)にとってはDynamics 365が正解です。

正しい問いは「このコストで、どれだけのリターンが得られるか」です。

EMOROCO CRM Liteの投資対効果(参考)

業種 年間コスト(5名) 保守的なROI
士業(税理士・社労士) 90,000円 約70倍
不動産仲介 90,000円 約448倍
工務店・リフォーム 90,000円 約96倍
保険代理店 45,000円(3名) 約116倍
製造業ルート営業 90,000円 約467倍

詳しい業種別ROI計算は「EMOROCO CRM Liteの導入ROIを業種別に計算する」をご覧ください。


まとめ——コストの「全体像」で判断する

項目 金額
初期費用 0円
月額(3名〜) 4,500円〜
月額(5名) 7,500円
月額(10名) 15,000円
顧客ポータル(必要な場合) +20,000円/月
3年間トータル(5名・ポータルなし) 約27万円
補助金活用時の実質コスト(5名・1年) 約4.5万円

EMOROCO CRM Liteのコスト構造は、ライセンス料以外の隠れコストが極めて少ないシンプルな設計です。
「導入してみたら予算が跳ね上がった」という事態は起きにくい。

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デジタル化・AI導入補助金2026 対応ツール番号:DL07-0022934
製品情報:https://www.emoroco.com/


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この記事を書いた人
松原 晋啓

アーカス・ジャパン代表取締役/CRMコンサルタント
詳細プロフィールはこちら
アクセンチュア等でSE、アーキテクト、コンサルタント、インフラジスティックスでエバンジェリスト(Microsoft MVP for Dynamics CRM(現 Microsoft MVP for Business Solutions))、マイクロソフトでソリューションスペシャリスト(Dynamics CRM製品担当)を経て、現在はCRMを専門に扱うサービスチームを率いて大小様々の企業のCRM導入や事業立上げを支援、その傍らでCRMエバンジェリストとしてイベントや記事寄稿を通じて"真の"CRMの理念の普及に努めている。
アクセンチュアでCRMを学び、マイクロソフトでCRM2.0(プラットフォーム型CRM)を提唱して世界的に広めてWWで表彰を受けたCRMの正統後継者にして現役最長のCRM専門家(CRM診断士/CRMドクター)
その後もCRM3.0(パーソナライズドCRM)、CRM4.0(クリエイティブCRM)を提唱するCRMの第一人者としてインタビューを受けたり、The Wall Street Journal、Newsweek、TIME、WORLDCOM、毎日新聞(週刊エコノミスト)、文化放送等、国内外で多くの賞を受賞し、「経済界」にて4年連続で関西財界を代表する企業として選出されている。
著書:バーサタイリスト - 35歳までに「1万人に1人」の実力者になる方法

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