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EMOROCO CRM Lite

承認ワークフロー機能ガイド — 「誰の承認待ちで止まっているか」を可視化する設計

こんにちは、CRMエバンジェリストの松原です。

「あれ、まだ承認もらってないんですけど…」を防ぐ

見積の値引き、契約条件の変更、経費申請、特別対応の許可——現場には「誰かの承認がないと先に進めない」業務が山ほどあります。
ところが、承認の依頼と回答がメールやチャット、口頭で行われていると、次のような事態が起こりがちです。

  • 承認依頼が届いているのに埋もれて気づかれない
  • 誰が最終承認者なのか、担当者しか把握していない
  • 承認されたはずなのに、記録がどこにも残っていない
  • 承認待ちのまま案件が止まっていることに、誰も気づかない

EMOROCO CRM Liteのワークフローエンジンに追加された承認ワークフロー機能は、この「承認の空白地帯」をCRM上に引き戻すための機能です。

ワークフローアクションに「承認依頼」を追加

EMOROCO CRM Liteのワークフローは、もともとレコードの作成・更新をきっかけに、フィールド更新・レコード作成・通知送信・数式計算・メール送信・外部APIデータ取得・関連レコードのフィールド更新・外部連携(API/Webhook)実行・LINE通知といった多彩なアクションを自動化できる仕組みでした。

このアクション一覧に新たに加わったのが「承認依頼」です。
たとえば「見積金額が一定額を超えたら上長に承認依頼を送る」「契約内容が変更されたら決裁者の承認を求める」といったルールを、プログラムを書かずにワークフロー設定画面から組み立てられます。

トリガーの豊富さが承認フローの自由度を支える

承認依頼をどのタイミングで発生させるかは、トリガーの種類によって決まります。EMOROCO CRM Liteのワークフローには以下のようなトリガーが用意されています。

  • 作成時(OnCreate)
  • 更新時(OnUpdate)
  • 削除時(OnDelete)
  • 手動実行(Manual)
  • BPFステージ変更時(OnBpfStageChange)
  • 活動が作成・更新されたとき
  • フォローアップが作成・更新されたとき

特に注目したいのが「BPFステージ変更時」です。
Business Process Flow(BPF)で案件のフェーズを「見積作成中」から「承認待ち」に進めた瞬間に、自動で承認依頼を飛ばす——という設計が可能になります。
案件の進行と承認プロセスが、別々の仕組みではなく一つの流れとして繋がります。

承認依頼の通知は、届く場所に届ける

承認依頼を送っても、相手が気づかなければ意味がありません。
EMOROCO CRM Liteでは、承認依頼のアクションと合わせてLINE通知を組み合わせることで、決裁者のスマートフォンに直接アラートを届けられます。
社内メールが埋もれがちな環境でも、「必ず気づく」通知経路を選べるのは、CRMとLINEを標準で繋げられるEMOROCO CRM Liteならではの強みです。

承認結果自体も、案件レコードや商談レコードに紐づいた形で記録されるため、「いつ・誰が・何を承認したか」があとから振り返れる状態になります。
口頭やメールでのやり取りに比べて、記録の抜け漏れが起きにくくなります。

承認は「止める」ためではなく「安心して進める」ため

承認フローというと、「業務を遅らせるための関門」というイメージを持たれることがあります。
しかしEMOROCO CRM Liteの承認ワークフローが目指しているのは逆で、「誰かの目を通ったという安心感を持って、次の工程に進む」ための仕組みです。

承認待ちの状態が可視化され、通知が確実に届き、記録が残る——この3つが揃うことで、承認プロセスは「業務のボトルネック」から「業務の信頼性を支える工程」に変わります。

なお、こうしたワークフローとBPF・スコアリングを組み合わせた関係性資産化の設計思想は、2026年6月に特許出願も行っています(特許出願中:特願2026-122904)。
属人的な運用ではなく、再現性のある仕組みとしてCRM4.0の思想を実装している点が、EMOROCO CRM Liteの継続的な強みです。

EMOROCO CRM Liteは月額1,500円/ユーザー(最低3ユーザーから)・初期費用0円で、30日間の無料トライアル(https://www.emoroco.com/)から始められます。
IT導入補助金対象ツール番号:DL07-0022934。


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この記事を書いた人
松原 晋啓

アーカス・ジャパン代表取締役/CRMコンサルタント
詳細プロフィールはこちら
アクセンチュア等でSE、アーキテクト、コンサルタント、インフラジスティックスでエバンジェリスト(Microsoft MVP for Dynamics CRM(現 Microsoft MVP for Business Solutions))、マイクロソフトでソリューションスペシャリスト(Dynamics CRM製品担当)を経て、現在はCRMを専門に扱うサービスチームを率いて大小様々の企業のCRM導入や事業立上げを支援、その傍らでCRMエバンジェリストとしてイベントや記事寄稿を通じて"真の"CRMの理念の普及に努めている。
アクセンチュアでCRMを学び、マイクロソフトでCRM2.0(プラットフォーム型CRM)を提唱して世界的に広めてWWで表彰を受けたCRMの正統後継者にして現役最長のCRM専門家(CRM診断士/CRMドクター)
その後もCRM3.0(パーソナライズドCRM)、CRM4.0(クリエイティブCRM)を提唱するCRMの第一人者としてインタビューを受けたり、The Wall Street Journal、Newsweek、TIME、WORLDCOM、毎日新聞(週刊エコノミスト)、文化放送等、国内外で多くの賞を受賞し、「経済界」にて4年連続で関西財界を代表する企業として選出されている。
著書:バーサタイリスト - 35歳までに「1万人に1人」の実力者になる方法

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