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EMOROCO CRM Lite

他のCRMには「かゆいところに手が届かない」理由 — 20年以上の現場で見つけた機能比較表に載らない差

こんにちは、CRMエバンジェリストの松原です。

「Salesforceを使っているのに、なんでこんなことができないんだろう」

この言葉を、私は20年間以上のCRMの歴史の中で何度聞いたかわかりません。

高機能CRMを導入した会社の現場担当者が、ある特定の瞬間に感じる「え、これできないの?」という感覚——機能一覧には確かに◎が付いているのに、いざ使おうとするとどこか違う、というあの感覚です。

この記事では、その「かゆいところ」を具体的に整理します。
私がアーカス・ジャパンを設立し、EMOROCO CRM Liteを作った理由の多くが、ここに詰まっています。


「かゆいところ」はなぜ生まれるのか

まず前提として、Salesforce・HubSpot・kintoneが「悪いツール」だとは思っていません。
それぞれに優れた設計があります。

問題は、それらが「誰のために作られているか」という設計の出発点にあります。

大手CRMの多くは「大企業の大規模営業組織が、新規顧客を効率的に獲得する」という文脈で設計されています。
マーケティングオートメーション・大量リードの処理・グローバル展開——これらの文脈では優れた設計です。

でも日本の中小企業の営業現場——対面で顧客と関係を育て、担当者が変わっても引き継ぎ、既存顧客からのリピート・紹介で成長する——この文脈では、大手CRMは「なんとなく合わない」を積み重ねます。

その「なんとなく合わない」の正体が「かゆいところ」です。


機能比較表に載らない「かゆいところ」10選

かゆいところ①:顧客との「関係の温度感」を記録できない

他のCRMには「ホット・ウォーム・クール・コールド」という感情温度の概念がありません。

代替として「リードスコア」「確度」「フェーズ」という数値・選択肢はあります。
でもこれらは「商談の進捗」であって「顧客との関係の温度感」ではありません。

現場担当者が本当に管理したいのは「田中さんとの関係は最近冷えてきている」という感覚です。
これを記録するフィールドが、他のCRMにはない。
「なんとなく感じているけど、どこにも記録できない」——これが最大のかゆいところでした。

EMOROCO CRM Liteは感情温度を設計の核心に置きました。
赤(ホット)・オレンジ(ウォーム)・青(クール)・水色(コールド)の4段階で、顧客との関係の温度感を記録し、全顧客の分布を一目で把握できます。


かゆいところ②:訪問先を地図で見ながら優先順位を決められない

「GIS連携」は様々なCRMの機能一覧に◎が付きます。しかし、

「顧客の住所を地図上にプロットして」→「感情温度に応じてピンの色を変えて」→「今日訪問すべき顧客が地図を見た30秒でわかる」

というレベルに達しているCRMは、他にほぼありません。
地図が見えても「誰を優先すべきか」の判断材料がなければ、地図はただの住所の可視化です。

訪問営業・ルート営業・訪問介護で毎朝「今日誰を回るか」を決めるとき、機能比較表に載っている「GIS連携◎」がどれほど役に立たないかを、私は何度も現場で見てきました。


かゆいところ③:担当者が変わったときに「関係の文脈」が消える

他のCRMの引き継ぎ機能は「顧客の基本情報・商談履歴・連絡先」を引き継ぎます。

でも現場で本当に必要な引き継ぎ情報は違います。

「この顧客はコスト削減の話が出ると態度が硬くなる」
「先代社長の時代からの付き合いで、新しいものへの抵抗感が強い」
「昨年、子どもさんの受験の話をしていた」
「刺さった言葉は『業界標準』という表現だった」

これらは数値にも構造化データにもなりません。
でも担当者が変わったとき、新しい担当者がこれを知っているかどうかで、「また1から関係を作り直す」か「物語の続きから始められる」かが決まります。

他のCRMにナラティブメモ・ICXキャプチャー(刺さった言葉・刺さらなかった言葉)という設計はありません。
EMOROCO CRM Liteはこれを設計の中心に置いています。


かゆいところ④:「そのうち客」のフォローが仕組みにならない

「今すぐではないが、いい物件があれば」という不動産の顧客。
「今期の予算はないが、来期は考えたい」というITベンダーの見込み客。
「まだ決めていないが、相談したい」という学習塾の体験生の保護者。

これらの「そのうち客」を、他のCRMは「ステータス:検討中」としてパイプラインに置くことしかできません。
45日後に自動でフォロータスクを生成する・最終接触日から一定期間で感情温度を自動更新する・体験授業日から48時間後に担当者のLINEに通知が来る——こういった「時間軸を組み込んだフォロー設計」が、機能比較表には出てきません。

「ワークフロー自動化◎」は各社に付いています。
でも「業種の現場業務に即した時間軸フォローが、ノーコードで今日設定できる」かどうかは、試してみないとわかりません。


かゆいところ⑤:業種固有の「期限」を管理する仕組みがない

税理士事務所の決算月・自動車販売店の車検満期日・保険代理店の契約更新日・不動産仲介の最終接触日——これらは「日付フィールド」として他のCRMでも作れます。

でも「決算月の3ヶ月前になったら自動でフォロータスクが生成される」「車検満期日の2ヶ月前に担当者のLINEにアラートが来る」「最終接触日から45日経過かつ感情温度ウォーム以上のときにフォローリストに自動追加される」——複合条件のトリガーをノーコードで設計できるCRMは、ほぼありません。

「条件に応じた自動化」という機能は各社に◎が付きます。
でも業種の業務サイクルに寄り添った「先手の設計」が即日できるかどうかは、機能比較表ではわかりません。


かゆいところ⑥:複数の意思決定者を「関係の構造」として管理できない

BtoBの営業では、「担当者・課長・部長・役員・IT部門・経理部門」が関与する意思決定構造があります。
これを「複数のコンタクト」として記録するだけでは足りません。

「この案件の社内推進者は誰か」「決裁者にはまだ会えていない」「競合が深く入り込んでいる部門はどこか」——この「意思決定の構造」と「現状のリスク因子」を8つのチェックボックスで管理し、「リスク因子が3つ以上なら構造的に受注確率が低い」と判断できる設計は、機能比較表に「商談管理◎」とは書いてありません。


かゆいところ⑦:フォーム送信が即座にCRMに届かない

顧客がWebフォームから問い合わせを送信する→メールが来る→担当者が確認する→CRMに手動入力する——この「転記の工程」が残っている会社は今でも多い。

「Web連携◎」「フォーム機能◎」が付いていても、「フォーム送信→CRMに即時登録→ワークフロー自動実行→担当者のLINEに通知→対応開始」という一連の流れがノーコードで完結するかどうかは別の話です。
顧客ポータル機能とワークフローとLINE通知が統合されていることが前提で、これを「機能比較表で確認する方法」はありません。


かゆいところ⑧:グループ会社・代理店を「繋ぎながら分ける」設計がない

「本社と代理店が同じCRMを使いたいが、お互いの顧客データを見せたくない」「FCの本部として加盟店を管理したいが、加盟店には自分の顧客だけ見せたい」——これはマルチテナントの問題です。

他のCRMでこれを実現しようとすると、複数の契約を結んで別々のシステムを管理することになります。
「権限管理◎」が付いていても、「本社・代理店・FC加盟店をまたいだ組織設計を1つのCRMで実現できる」かどうかは、全く別の話です。


かゆいところ⑨:「入力した人が助かる」設計になっていない

他のCRMの入力設計は、多くの場合「管理者が分析したいデータを担当者に入力させる」という発想です。
だから担当者は「なぜこれを入力するのか」を理解せず、形式的な入力に終わります。

感情温度を入力すると今日のフォロー優先順位が変わる。
案件フェーズを更新すると週次報告の資料が自動生成される。
体験授業日を登録すると48時間後に「今日この人に電話する」というタスクが来る——「入力→自分が助かる」という体験設計を「かゆいところ」として捉えているCRMは、機能比較表では見えません。


かゆいところ⑩:「今日変えたい」と思ったときに変えられない

現場から「このフィールドを追加したい」「このワークフローのタイミングを変えたい」という声が出たとき、他のCRMでは「IT担当者に依頼→優先度の調整→2週間後」というプロセスが発生します。

「設定変更のたびにIT担当者が必要」という状況は、現場の改善意欲を確実に殺します。
「ノーコード◎」が付いていても、「現場の非IT担当者が今日の業務後に30分でフィールドを追加し、明日から使える」かどうかは機能比較表ではわかりません。


なぜEMOROCO CRM Liteは「かゆいところ」に届くのか

10のかゆいところを並べると、共通のパターンが見えます。

他のCRMは「機能の存在」を提供する。
EMOROCO CRM Liteは「機能の体験」を設計した。

「GIS連携がある」と「訪問先が感情温度の色で見えて今日の優先順位が決まる」は、機能比較表では同じ◎でも、現場では別物です。

この差が生まれた理由は、EMOROCO CRM Liteが「CRMを作ったことがない人が設計した製品」ではなく、「20年以上CRMを使い続け、現場の不満を積み重ねてきた人間が設計した製品」だからです。

私は、CRMを生み出したアクセンチュアでCRMを学び、日本マイクロソフトでDynamics CRM事業部の立ち上げに参画し、その後も数百数千の国内外の大小様々な企業のCRM製品の導入現場に関わってきました。
その現場で繰り返し聞こえた「なんでこれができないんだろう」という声を、一つひとつ設計に組み込んだものがEMOROCO CRM Liteです。

「機能比較表に出てこないかゆいところ」を知るためには、機能比較表ではなく現場を見る必要があります。
私たちはその現場を20年以上見てきました。


まとめ——「かゆいところ」を確認する最善の方法

10のかゆいところを読んで「自社でも同じことが起きている」と感じた方に、一つお願いがあります。

機能比較表でEMOROCO CRM Liteを他のCRMと比べないでください。

代わりに、30日間の無料トライアルで実際に使ってみてください。

感情温度を設定する。GISマップを開いてみる。
ワークフローを1本だけ設定する。
ナラティブメモに何かを書く。

「あ、これが欲しかった」という瞬間が来たなら、それがEMOROCO CRM Liteがその会社のかゆいところに届いた瞬間です。

30日間の無料トライアルはこちらから
デジタル化・AI導入補助金2026 対応ツール番号:DL07-0022934
製品情報:https://www.emoroco.com/


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この記事を書いた人
松原 晋啓

アーカス・ジャパン代表取締役/CRMコンサルタント
詳細プロフィールはこちら
アクセンチュア等でSE、アーキテクト、コンサルタント、インフラジスティックスでエバンジェリスト(Microsoft MVP for Dynamics CRM(現 Microsoft MVP for Business Solutions))、マイクロソフトでソリューションスペシャリスト(Dynamics CRM製品担当)を経て、現在はCRMを専門に扱うサービスチームを率いて大小様々の企業のCRM導入や事業立上げを支援、その傍らでCRMエバンジェリストとしてイベントや記事寄稿を通じて"真の"CRMの理念の普及に努めている。
アクセンチュアでCRMを学び、マイクロソフトでCRM2.0(プラットフォーム型CRM)を提唱して世界的に広めてWWで表彰を受けたCRMの正統後継者にして現役最長のCRM専門家(CRM診断士/CRMドクター)
その後もCRM3.0(パーソナライズドCRM)、CRM4.0(クリエイティブCRM)を提唱するCRMの第一人者としてインタビューを受けたり、The Wall Street Journal、Newsweek、TIME、WORLDCOM、毎日新聞(週刊エコノミスト)、文化放送等、国内外で多くの賞を受賞し、「経済界」にて4年連続で関西財界を代表する企業として選出されている。
著書:バーサタイリスト - 35歳までに「1万人に1人」の実力者になる方法

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