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EMOROCO CRM Lite

他のCRMからの乗り換え、何がハードルになるのかを整理する

こんにちは、CRMエバンジェリストの松原です。

「今使っているCRMに、完全に満足しているわけではない。でも、乗り換えるとなると面倒そうだし、今のところ致命的に困っているわけでもない」
——こういった、いわば「なんとなく使い続けている」状態は、CRM運用の現場でよく見かけます。

CRMをゼロから導入するのと、既に使っているCRMから乗り換えるのとでは、検討すべきことが大きく異なります。
今回は、乗り換えにあたって実際にハードルとなりやすいポイントを一つずつ整理し、それぞれどう向き合えばよいかを解説します。

ハードル①:データ移行への不安

もっとも大きな不安は、やはりデータ移行です。
「今のCRMに何年分もの顧客データが蓄積されている。これを新しいシステムに移すとなると、項目の対応関係を一から整理しなければならないのでは」という懸念です。

実際、CRMごとに項目の名称や構造は異なるため、単純なコピー&ペーストでは済みません。
しかし、多くのCRMはCSVやExcel形式でのデータエクスポートに対応しています。
EMOROCO CRM LiteもExcelインポート機能を備えているため、エクスポートしたデータを取り込みながら、項目のマッピングをノーコードで整えていくという進め方ができます。
すべての項目を一度に完璧に移行しようとせず、まずは主要な項目(取引先名、連絡先、契約状況など)から移し、詳細な項目は運用しながら追加していくという段階的なやり方が現実的です。

ハードル②:並行運用期間中の混乱

乗り換えの過程では、一定期間、旧CRMと新CRMを並行して運用する期間が発生しがちです。
この期間、「どちらのシステムが正しい情報を持っているのか分からなくなる」「二重入力の手間が発生する」といった混乱が起きやすいポイントです。

これを避けるには、並行運用の期間と役割分担を、あらかじめ明確に決めておくことが重要です。
たとえば「新規の顧客情報はすべて新CRMに入力し、旧CRMは過去データの参照専用とする」といったルールを最初に決めてしまえば、どちらが正なのかで迷うことがなくなります。

ハードル③:現場の再教育コスト

現場の担当者は、既存のCRMの操作にすでに慣れています。
乗り換えは、この慣れをリセットし、また一から覚え直してもらうことを意味します。
「せっかく定着したのに、また教育コストがかかるのか」という懸念は当然です。

ここで重要になるのが、新しいCRMの学習コストそのものです。
ノーコードで直感的に操作できる画面設計であれば、再教育の負担は最小限に抑えられます。
また、役割ごとにフォームを分けることで、担当者ごとに覚える必要のある範囲を絞り込むことも、再教育の負担を減らす一つの方法です。

ハードル④:既存のカスタマイズ・連携を失う不安

長く使ってきたCRMには、独自のカスタマイズや、他システムとの連携(RPA、会計システム連携など)が積み重なっていることがあります。
「乗り換えたら、これまで積み上げてきた仕組みが全部使えなくなるのでは」という不安も、乗り換えを踏みとどまらせる大きな要因です。

この点については、乗り換え先のCRMが、同等以上の拡張性を持っているかを確認することが対策になります。
外部コネクタ機能でAPI・Webhook連携に対応し、ノーコードでエンティティやフィールドを自由に設計できる基盤であれば、既存の連携の多くは形を変えて再現できる可能性が高くなります。

ハードル⑤:「今のところ困っていない」という現状維持バイアス

これは技術的なハードルというより、心理的なハードルです。
今のCRMに大きな不満がない場合、「わざわざ乗り換えるほどのことか」と感じるのは自然なことです。

しかし、属人化したデータ構造や、サブシステムの寄せ集めのまま運用しているCRMは、表面化していないだけで、静かにコストを積み上げている可能性があります。
「今困っていないから大丈夫」ではなく、「今のCRMが、今後の事業成長や関係性資産化にどこまで対応できるか」という視点で、一度棚卸ししてみることをおすすめします。

ハードル⑥:契約解除のタイミングと二重コスト

乗り換えの実務的な問題として、旧CRMの契約解除タイミングと、新CRMの契約開始タイミングが重なる期間、二重にコストが発生することがあります。

これについては、無料トライアル期間をうまく活用することで、実質的な二重コストを最小限に抑えられます。
EMOROCO CRM Liteは30日間の無料トライアルに対応しているため、この期間内にデータ移行と検証を進め、旧CRMの契約更新タイミングに合わせて切り替えるという計画を立てやすくなっています。

乗り換えは「全部を一度に」ではなく「段階的に」

ここまで挙げてきたハードルに共通する対策は、「一度にすべてを完璧に移行しようとしない」ということです。
まず主要なデータと最低限の運用から始め、部署ごと、機能ごとに段階的に移行範囲を広げていく
——この進め方であれば、乗り換えに伴うリスクと混乱を大きく減らせます。

EMOROCO CRM Liteは、Excelインポートによるデータ移行のしやすさ、ノーコードによる柔軟な項目設計、外部コネクタによる既存連携の再現性という点で、この段階的な乗り換えを支援できる設計になっています。

EMOROCO CRM Liteは月額1,500円/ユーザー(最低3ユーザーから)・初期費用0円で、30日間の無料トライアル(https://www.emoroco.com/)から始められます。
IT導入補助金対象ツール番号:DL07-0022934。

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この記事を書いた人
松原 晋啓

アーカス・ジャパン代表取締役/CRMコンサルタント
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アクセンチュア等でSE、アーキテクト、コンサルタント、インフラジスティックスでエバンジェリスト(Microsoft MVP for Dynamics CRM(現 Microsoft MVP for Business Solutions))、マイクロソフトでソリューションスペシャリスト(Dynamics CRM製品担当)を経て、現在はCRMを専門に扱うサービスチームを率いて大小様々の企業のCRM導入や事業立上げを支援、その傍らでCRMエバンジェリストとしてイベントや記事寄稿を通じて"真の"CRMの理念の普及に努めている。
アクセンチュアでCRMを学び、マイクロソフトでCRM2.0(プラットフォーム型CRM)を提唱して世界的に広めてWWで表彰を受けたCRMの正統後継者にして現役最長のCRM専門家(CRM診断士/CRMドクター)
その後もCRM3.0(パーソナライズドCRM)、CRM4.0(クリエイティブCRM)を提唱するCRMの第一人者としてインタビューを受けたり、The Wall Street Journal、Newsweek、TIME、WORLDCOM、毎日新聞(週刊エコノミスト)、文化放送等、国内外で多くの賞を受賞し、「経済界」にて4年連続で関西財界を代表する企業として選出されている。
著書:バーサタイリスト - 35歳までに「1万人に1人」の実力者になる方法

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