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外部コネクタ機能 実践編 — 契約データを会計システムへ自動連携してみる
こんにちは、CRMエバンジェリストの松原です。
CRMを「孤立させない」という発想
CRMにどれだけ多くのデータを蓄積しても、それが他の業務システムから切り離された「孤島」のままでは、二重入力や転記ミスが発生し続けます。
契約が決まったら会計システムにも登録し直す、問い合わせが来たら別の通知ツールにも手動で書き写す——こうした手作業は、CRM導入の効果を半減させてしまいます。
EMOROCO CRM Liteの外部コネクタ機能は、CRMを単体の管理ツールで終わらせず、業務システム全体をつなぐハブとして機能させるための仕組みです。
今回は「契約データを会計システムへ自動連携する」という具体例をもとに、実践的な使い方を解説します。
新規コネクタ作成画面の設定項目
外部コネクタの作成では、次の項目を設定します。
- コネクタ名:管理しやすい名前を自由に設定
- プロバイダ:連携先の種類(APIなど)
- タイプ:Export(CRMから外部へ送信)/Import(外部からCRMへ取り込み)
- Base URL:連携先のAPIエンドポイント
- 認証タイプ:None/API Key/Tokenなど
- 認証トークン(API Key / Token):連携先が要求する認証情報
- カスタムヘッダー名・値:APIによっては必要となる独自ヘッダー
- 接続テスト:設定後にその場で疎通確認ができる
- 有効にする:作成後すぐに稼働させるかどうかの切り替え
プログラムを書かずに、この画面だけで外部システムとの接続設定が完結します。
実践例:契約データを会計システムへ連携する
具体的に、「契約が締結されたら、契約金額と取引先情報を会計システムに自動登録する」という連携を組んでみましょう。
- 外部コネクタ設定画面で、タイプを「Export」に設定し、会計システム側が提供するAPIのBase URLを入力
- 認証タイプとして、会計システム側が指定するAPI Key方式を選択し、発行されたトークンを設定
- 「接続テスト」を実行し、疎通を確認
- 承認ワークフローなどで紹介した「外部連携(API/Webhook)を実行」アクションと組み合わせ、契約レコードのステータスが「締結済み」に変わったタイミングで、このコネクタを呼び出すワークフローを設定
これで、契約担当者は普段通りCRM上でステータスを更新するだけで、裏側では会計システムへのデータ送信が自動的に行われるようになります。
二重入力の手間だけでなく、転記ミスによる金額の食い違いといったリスクも減らせます。
連携イメージは一方向だけではない
外部コネクタは、CRMから外部へデータを送る(Export)だけでなく、外部システムからCRMへデータを取り込む(Import)方向にも対応しています。
- 契約データを会計システムへ連携(Export)
- 外部フォームの送信内容をCRMへ登録(Import)
- 問い合わせデータを通知ツールへ送信(Export)
- 売上データを外部分析基盤へ出力(Export)
どちらの方向でも、CRMの更新をきっかけに外部APIを実行する、あるいは外部からの送信をCRMのエンティティとして受け止める、という形で設定できます。
Webリソース機能で軽量なUI拡張ができることとあわせて、標準機能だけでは対応しきれない業務の隙間を埋める役割を担っています。
「全部を一つのシステムに寄せる」のではなく「つなぐ」という選択
会計システムも、通知ツールも、それぞれの分野で使い慣れたシステムをすでに導入している会社は少なくありません。
EMOROCO CRM Liteは、それらすべてをCRMに置き換えることを求めるのではなく、ノーコードで自由に組み立てられるCRMの中核データを軸に、既存のシステムとつないでいくという考え方を取っています。
無理な一元化ではなく、現実的な「つなぐ」選択肢を持てることが、外部コネクタ機能の価値です。
EMOROCO CRM Liteは月額1,500円/ユーザー(最低3ユーザーから)・初期費用0円で、30日間の無料トライアル(https://www.emoroco.com/)から始められます。
IT導入補助金対象ツール番号:DL07-0022934。
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