第5回 Dynamics 365 Salesとは – ライセンスについて ‐
みなさん、こんにちは!
Dynamics 365 Salesの連載記事、第5回目です!
前回までの記事では、Dynamics 365 Salesって何なのかという話から、
実際の営業業務ではどのように使うか、を画面操作を含めてご説明させていただきました。
ここまでの記事を読まれた方はDynamics 365 Salesを使ってみようかなと思い始めたはずなので(笑)、
今回から、使い始めるには避けて通れない、ライセンスのご説明をさせていただきます!
ライセンスの種類
Dynamics 365 製品を使用するには、ライセンスの購入が必要です。
Dynamics 365 Salesでのライセンスには、以下の4種類があります。
ここからどのライセンスを購入するかを選ぶ必要があります。 (2021年9月時点)
①Sales Professional(7,070)
②Sales Enterprise(10,330)
③Sales Premium(14,680)
④Microsoft Relationship Sales(17,576)
※()内は、毎月1ユーザーあたりの価格。
それぞれのライセンスの概要を説明すると、
Sales Professionalは使える機能が絞られていたり、使えるカスタムエンティティの数の制限があったりしますが、その分一番安く使えるライセンスになります。
Sales Enterpriseは全ての機能が使えるものですので、Sales Professionalよりもお高くなってます。
Sales PremiumとMicrosoft Relationship Salesは、
Sales Enterprise+αの機能を使用できるというものになります。
(※Sales PremiumとMicrosoft Relationship Salesについては次回以降の記事で詳しく説明する予定です)
Sales ProfessionalとSales Enterpriseの違い
Sales PremiumとMicrosoft Relationship Salesは、Sales Enterpriseを含むものになるので、ライセンスを決めるにあたっては、
まず第一にSales ProfessionalとSales Enterpriseのどちらにするか、ということから決めていくことになります。
2つのライセンスの違いを簡単にまとめると以下の通りです。
Sales Professional
価格(毎月1ユーザーあたり):7,070
カスタムエンティティの制限:最大15個
使用可能な機能:名刺スキャンやモバイルオフライン機能などが使えない
Sales Enterprise
価格(毎月1ユーザーあたり):10,330
カスタムエンティティの制限:制限なし
使用可能な機能:各機能が全て使用できる
基本的には、使用できる機能の範囲・カスタムエンティティ数の制限が大きな違いになりますので、
業務の中でシステム化する範囲がSales Professionalでカバーできるのか、
というのがライセンスを決定する際の判断材料となります。
次回以降の予告
今回はざっくりとライセンスの概要をご説明させていただきました。
次回は、Sales ProfessionalとSales Enterpriseで使える機能・使えない機能をもう少し詳しく説明し、
どっちを選択すればいいのか、選び方の説明をしていきたいと思います。
次回の記事もぜひご覧ください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!