第1回 Dynamics 365 Salesとは
みなさん、こんにちは!
今回から、Dynamics 365の業務アプリケーションの内、
「Dynamics 365 Sales」について、連載でご説明させていただきます。
今回は第1回目ということで、概要、一般的な業務での使い方についてご説明します。
Dynamics 365 Salesの概要
Dynamics 365 Salesは、その名の通り、営業の仕事を支援するためのアプリケーションです。
顧客を中心とした、案件の獲得から受注、請求までの業務の一連の流れを支援します。
一般的な業務での使い方
それでは、Dynamics 365 Salesを業務でどのように活用していくのか、
一般的な業務の流れを例にしてご説明します。
①見込み顧客の管理
名刺交換などを行った、顧客になる見込みのある人の情報を、
Dynamics 上に登録し、管理することができます。
②案件化
①で登録した見込み顧客から、具体的な案件につながったとき、
Dynamics上の見込み顧客データを営業案件や取引先企業、取引先担当者のデータに変換できます。
③見積作成
営業案件に対する見積を作成します。
Dynamics上で、対象の営業案件に紐づいた見積を作成することができます。
④受注
受注が確定したら、受注につながった見積から受注データを作成することができます。
見積の情報の一部を受注データに引き継ぐことができます。
⑤請求
顧客への請求を行う際に、
受注をもとに請求書を作成することができます。
請求の支払いが完了したら、請求書のステータスを完了とすることで、
各受注の請求の状況を管理することができます。
以上で、一般的な業務の基本の流れが完了となります。
次回以降の予告
今後の連載では、以下についてご説明していく予定です。
・今回説明した業務の流れについて、実際のDynamicsの画面でどのように操作するのか
・Dynamics 365 Salesの各機能の詳細
・Dynamics 365 Salesについてのよくある質問
etc…
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!