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EMOROCO CRM Lite

EMOROCO CRM LiteのCSVインポート完全ガイド — ExcelやCRMの顧客データを今日から移行する手順

こんにちは、CRMエバンジェリストの松原です。

「CRMを乗り換えたいけど、今のデータをどう移すかわからない」

この一言で、乗り換えを先送りにしている会社は少なくありません。
機能比較を終えて「EMOROCOにしよう」と決めた後に「でもデータの移行が大変そう」という壁にぶつかる。

結論から言います。
EMOROCO CRM LiteへのCSVインポートは、慣れれば30分以内に完了します。

この記事では、ExcelスプレッドシートやSalesforce・kintone・HubSpotなど他のCRMから、EMOROCO CRM Liteにデータを移行する手順を詳しく解説します。


CSVインポートの全体像

STEP 1:既存データをCSVでエクスポートする(5〜10分)
STEP 2:CSVファイルをEMOROCO CRM Lite用に整形する(10〜20分)
STEP 3:EMOROCO CRM Liteにインポートする(5分)
STEP 4:インポート後の確認と感情温度の設定(15〜30分)

難しい技術知識は不要です。
ExcelやGoogleスプレッドシートが使えれば対応できます。


STEP 1:既存データをCSVでエクスポートする

Excelから移行する場合

Excelで管理している顧客リストをCSV形式で保存します。

手順:
1. Excelファイルを開く
2. 「ファイル」→「名前を付けて保存」
3. ファイルの種類を「CSV UTF-8(コンマ区切り)」に変更
4. 保存

注意: 文字化けを防ぐため、必ず「CSV UTF-8」を選んでください。
「CSV(コンマ区切り)」(Shift-JIS形式)を選ぶと日本語が文字化けする場合があります。

Salesforceから移行する場合

手順:
1. 「レポート」→「新規レポート」→「取引先・取引先責任者」
2. 必要な項目を追加してレポートを実行
3. 「エクスポート」→「Excelで詳細を形式」→CSV形式でダウンロード
※ Data Exportツール(設定→データ管理)からも一括エクスポート可能

HubSpotから移行する場合

手順:
1. 「コンタクト」→「エクスポート」
2. 「すべてのプロパティ」または必要な項目を選択
3. 「CSV」形式でエクスポートをリクエスト
4. 登録メールにダウンロードリンクが届く(数分〜数十分)

kintoneから移行する場合

手順:
1. 対象アプリを開く
2. 「…」(その他のオプション)→「書き出す」
3. 「CSV」→「書き出す」

その他のCRM・ツールから移行する場合

ほぼすべての主要CRMにCSVエクスポート機能があります。
「設定」「管理」「データ管理」「エクスポート」のどこかに必ずあります。
見つからない場合は「[ツール名] CSVエクスポート」で検索してください。


STEP 2:CSVファイルをEMOROCO CRM Lite用に整形する

これが最も重要なステップです。
既存データの列名(ヘッダー行)をEMOROCO CRM Liteのフィールド名に対応させます。

EMOROCO CRM Liteの標準フィールド(インポート対象)

EMOROCO CRM Liteのフィールド名 内容 必須
会社名 取引先・顧客の名称
担当者名 主担当者の氏名
メールアドレス 連絡先メール
電話番号 代表電話または担当者直通
住所 GISマップで表示される(都道府県・市区町村まで可)
業種 業種カテゴリ
感情温度 ホット・ウォーム・クール・コールド △後から設定可
担当者(社内) 自社の担当営業名
最終接触日 最後に連絡または訪問した日
メモ 自由記述のナラティブ

列名の対応付け作業

既存データの列名を上記に合わせて変更します。
Excelで開いて、ヘッダー行の文字を書き換えるだけです。

例:Salesforceからのエクスポートデータの場合

変更前(Salesforceの列名)→ 変更後(EMOROCO CRM Liteの列名)

Account Name → 会社名
Contact Name → 担当者名
Email → メールアドレス
Phone → 電話番号
Billing Address → 住所
Industry → 業種
Owner → 担当者(社内)
Last Activity Date → 最終接触日
Description → メモ

例:kintoneからのエクスポートデータの場合

変更前(kintoneの列名)→ 変更後(EMOROCO CRM Liteの列名)

顧客名称 → 会社名
担当者氏名 → 担当者名
メールアドレス → メールアドレス
電話番号 → 電話番号
住所 → 住所

インポート前の確認チェックリスト

インポートする前に以下を確認してください。

□ ヘッダー行(1行目)にフィールド名が入っているか
□ 文字コードがUTF-8になっているか
□ 空白行・重複行が混入していないか
□ 電話番号の形式が統一されているか(例:03-1234-5678)
□ 日付形式が統一されているか(例:2026/01/01 または 2026-01-01)
□ 会社名の列に空欄がないか(必須項目)

よくあるデータ整形の問題と解決策

問題①:住所が「都道府県」「市区町村」「番地」に分かれている

GISマップを活用するために住所は1列に統合します。

Excelで住所を結合する数式:
=A2&B2&C2
(A列=都道府県、B列=市区町村、C列=番地の場合)

結合後は値を「形式を選択して貼り付け」→「値のみ」でコピーして、
元の3列は削除してください。

問題②:氏名が「姓」と「名」に分かれている

Excelで氏名を結合する数式:
=A2&" "&B2
(A列=姓、B列=名の場合。間にスペースを入れる)

問題③:電話番号がハイフンなしの数字のみ(例:0312345678)

EMOROCO CRM Liteはハイフンなしでもインポートできます。
そのままで構いません。

問題④:インポートに不要な列がある

不要な列は削除してください。
EMOROCO CRM Liteが認識しない列名はスキップされるため、削除しなくても問題はありませんが、ファイルをシンプルにした方がミスが減ります。


STEP 3:EMOROCO CRM Liteにインポートする

インポートの手順

1. EMOROCO CRM Liteにログイン
2. 「顧客」または対象のエンティティ一覧画面を開く
3. 「インポート」ボタンをクリック
4. 整形済みのCSVファイルをアップロード
5. 列のマッピングを確認する
 → CSVの列名とEMOROCO CRM Liteのフィールドが
   正しく対応しているかを確認
6. 「インポート実行」をクリック
7. 完了通知を確認

列のマッピング確認

インポート画面では「CSVの列名」と「EMOROCO CRM Liteのフィールド」の対応を確認・修正できます。

STEP 2でフィールド名を正しく変更していれば、自動でマッピングされます。
自動マッピングが正しくない場合はドロップダウンで手動修正してください。

インポート件数の目安

件数 処理時間の目安
〜100件 即時(数秒)
100〜500件 数十秒〜1分
500〜2,000件 1〜3分
2,000件以上 数分(バックグラウンド処理)

STEP 4:インポート後の確認と感情温度の設定

インポートが完了したら、以下の順番で作業を進めます。

① インポート内容の確認(5分)

確認ポイント:
□ 件数が合っているか(インポート前後で件数を比較)
□ 文字化けがないか(特に日本語のメモ・住所)
□ GISマップでピンが正しく表示されているか
□ 担当者の割り当てが正しいか

② 感情温度の一括設定(15〜30分)

インポート直後の全顧客は感情温度が未設定です。
必ずこの作業を当日中に行ってください。
感情温度の設定が、EMOROCO CRM Lite活用の最初の価値を生み出します。

感情温度設定の手順:

1. 顧客一覧を開く
2. 感情温度でフィルタリング(未設定)
3. 担当者ごとに、知っている顧客から順に設定していく

設定の目安時間:
100件 → 約20〜30分
300件 → 約45〜60分
500件以上 → 複数日に分けて設定(担当者ごとに分担)

インポート後に感情温度を全件設定した会社のほぼ全てで「クール以下が予想より多かった」という発見があります。
この発見が、EMOROCO CRM Liteの活用を本格的にスタートさせる最初のきっかけになります。

③ ワークフローの設定(翌日以降)

感情温度の設定が終わったら、翌日以降にワークフローを1本設定します。

業種に合った「最初の1本」の設計は「EMOROCO CRM Liteの無料トライアル完全活用ガイド」をご覧ください。


よくある質問

Q:インポートでエラーが出た場合はどうすればいいですか?

エラーメッセージに「何行目の何列にエラーがあるか」が表示されます。
多くの場合、以下のどれかです。

エラーの主な原因と対処:

① 文字コードがUTF-8でない → Excelで「名前を付けて保存」→「CSV UTF-8」で保存し直す
② 必須項目(会社名など)が空欄 → 空欄の行を確認・修正する
③ 日付形式が不統一 → YYYY/MM/DDまたはYYYY-MM-DD形式に統一する
④ ファイルが壊れている → ExcelでCSVを開き直して再保存する

Q:既存のCRMのカスタムフィールドのデータはどうなりますか?

EMOROCO CRM Liteが認識しない列名はインポート時にスキップされます。
重要なカスタムフィールドのデータは、インポート前にEMOROCO CRM Lite側に同名のフィールドを作成しておくと引き継げます。

Q:一度インポートしたデータを修正・削除できますか?

はい。インポートしたデータはすべて通常の顧客データとして登録されますので、個別編集・一括削除が可能です。

Q:インポートしたデータと既存データが重複した場合はどうなりますか?

インポート設定で「重複時の処理」を選択できます。
「スキップ(重複を無視)」または「上書き(既存データを更新)」から選んでください。

Q:インポートできる最大件数はありますか?

標準のレコード数上限まで一括インポートできます。
大量データの場合は複数回に分けて実行することを推奨します。


移行をスムーズにするための3つのコツ

コツ①:まず100件だけ試す

全件移行前に、100件程度のテストデータでインポートを試してください。
マッピングの確認・文字化けの確認・住所のGIS表示確認を小さな単位で行うことで、全件移行時のトラブルを防げます。

コツ②:インポートの前に「余計な列を削除する」

元データに10列・20列とある場合、EMOROCO CRM Liteに必要な列だけに絞ってから作業します。
シンプルなCSVほどエラーが少なく、マッピング確認も速い。

コツ③:移行と並行して無料トライアルを進める

データ移行をしながら並行して感情温度の設定・ワークフローの設定を始めてください。
「データが全部揃ってから使い始める」ではなく「使いながらデータを整える」がCRM定着の鉄則です。


まとめ——「データ移行が大変そう」は思い込みだった

CSVインポートは難しくありません。Excelが使えれば今日から始められます。

移行の本質的なコストは「CSVの整形作業(10〜20分)」ではなく「感情温度の全件設定(30〜60分)」にあります。
でもこの30〜60分こそが、EMOROCO CRM Liteが最初の価値を生み出す時間です。

「クール以下が予想より多かった」という発見から、EMOROCO CRM Liteの本当の活用が始まります。

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デジタル化・AI導入補助金2026 対応ツール番号:DL07-0022934
製品情報:https://www.emoroco.com/


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この記事を書いた人
松原 晋啓

アーカス・ジャパン代表取締役/CRMコンサルタント
詳細プロフィールはこちら
アクセンチュア等でSE、アーキテクト、コンサルタント、インフラジスティックスでエバンジェリスト(Microsoft MVP for Dynamics CRM(現 Microsoft MVP for Business Solutions))、マイクロソフトでソリューションスペシャリスト(Dynamics CRM製品担当)を経て、現在はCRMを専門に扱うサービスチームを率いて大小様々の企業のCRM導入や事業立上げを支援、その傍らでCRMエバンジェリストとしてイベントや記事寄稿を通じて"真の"CRMの理念の普及に努めている。
アクセンチュアでCRMを学び、マイクロソフトでCRM2.0(プラットフォーム型CRM)を提唱して世界的に広めてWWで表彰を受けたCRMの正統後継者にして現役最長のCRM専門家(CRM診断士/CRMドクター)
その後もCRM3.0(パーソナライズドCRM)、CRM4.0(クリエイティブCRM)を提唱するCRMの第一人者としてインタビューを受けたり、The Wall Street Journal、Newsweek、TIME、WORLDCOM、毎日新聞(週刊エコノミスト)、文化放送等、国内外で多くの賞を受賞し、「経済界」にて4年連続で関西財界を代表する企業として選出されている。
著書:バーサタイリスト - 35歳までに「1万人に1人」の実力者になる方法

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