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知識創造研究室 by CRM(xRM)

[PowerApps]モデル駆動型アプリの作り方(その2)

みなさん、こんにちは。

前回の投稿からかなり期間があいてしまいましたが、決して忘れていたわけではありませんのでご安心ください!
それでは、早速前回の設定内容を絡め進めていきたいと思います。

前回は、モデル駆動型アプリの作り方(その1)ということで、実際にアプリを作っていきました。
今回は、前回設定した内容が実際のアプリのどの部分の紐づいているのかを見ていきたいと思います。

サイトマップ

サイトマップの編集画面で「エリア」、「グループ」、「サブエリア」を設定しましたね。


こちらの設定内容は、アプリ実行時の左側にあるメニューとして反映されています。
上の方に「エリア」で設定した「顧客」が左側に「グループ」、「サブエリア」で設定した「顧客情報」、「取引先企業」が表示されています。

ビュー

次に、ビューを確認します。
アプリデザイナーでビューのタイルを選択し、右側のビューの一覧から2つのビューを選択しましたね。

これは、各エンティティの一覧画面の上の方に表示されているビューとなります。
「アクティブな取引先企業」の右にある「∨」をクリックするとアプリデザインナーで選択したビューの一覧を表示することができます。

フォーム

最後にフォームを確認します。
アプリデザイナー画面で「フォーム」の青いタイルをクリックし、右側がらフォームを選択しましたね。

これは、次のように遷移すると確認することができます。
ビュー画面で任意のレコードの取引先企業名をクリック。

アプリデザイナーで選択したフォームが表示されました。
※フォームが複数ある場合は、フォーム名も選択できるようになります。

以上で、前回設定した内容がそれぞれどの画面になるのかが分かったのではないでしょうか。
次回以降では、ビューやフォームの詳細設定について説明していきたいと思います。
少しずつですが、順に進めていきますので、今後のブログもご期待ください!

この記事を書いた人
河内 祐樹

国内大手SIerにて、Microsoft製品を中心としたシステムエンジニア/システムアーキテクトとしてキャリアをスタート。Dynamics CRM 4.0時代から一貫してCRM領域に携わり、営業・サポート・マーケティングなど多様な業務領域におけるCRM導入や立ち上げ、製品開発を手動。特にSFAやコールセンター領域での業務設計・導入支援を得意とする。 その後、CRM事業未経験のSIerに転職し、ゼロからCRM事業立ち上げにも携わる。 エンジニアのみでなく、プリセールスなども担当。複数の企業のCRM案件ではパフォーマンスチューニングやトラブルプロジェクトの再生も多数経験し、実装・運用双方に精通している。 近年は、Dynamics 365やPower Platformを活用し、ノンコーディングによる業務要件実現やASTERIA Warp等による他システム連携・BI統合など、CRMを中心としたデータ活用基盤の全体設計・構築を数多く手がける。導入後のBI支援や運用定着化まで一貫して支援することでクライアントのDX推進を伴走。 現在は、弊社で提唱しているCRM1.0~4.0による企業変革のステージモデルの普及活動を行い、"顧客との信頼を超えた共創関係"を実現するCRM4.0の普及をリードしている。コンサルティング、システム導入、運用支援、教育まで包括的に展開し、企業CRM成熟度向上を支援している。

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