[PowerApps]モデル駆動型アプリの作り方(その1)
みなさん、こんにちは。
前回は準備編で、環境の準備もできましたので、いよいよモデル駆動型アプリを作っていきたいと思います。
アプリの作成
Environmentから前回作成した環境を選択します。
「モデル駆動型アプリを一から作成」をクリックします。
作成処理が進み、しばらく待つと「アプリデザイナー」が開きます。
アプリデザイナー
アプリデザイナーは、Dynamics 365 Customer Engagement(CRM)をやっていた方には、おなじみの画面ですね。
初めての方は、メニューや表示する画面(フォームやビュー、ダッシュボードなど)を設定するための画面とまずは覚えておいてください。
サイトマップの作成
まずは、エラーが出ている「サイトマップ」から作成していきます。
サイトマップは、モデル駆動型アプリのメニューにあたるものです。
「サイトマップ」タイルの右側の鉛筆マークをクリックします。
サイトマップの編集画面が表示されます。
「エリア」、「グループ」、「サブエリア」などがありますが、詳細は、次回以降で説明します。
「新しいエリア」という文字の右側の鉛筆マークをクリックし、編集します。
グループも同様に鉛筆マークをクリックし、編集します。
今回は、「エリア」に「顧客」、「グループ」に「顧客情報」を設定しました。
続いて、サブエリアを追加します。
「新しいサブエリア」をクリックすると、右側にプロパティ設定画面が表示されます。
「種類」に「エンティティ」を「エンティティ」に「取引先企業」を設定します。
右上の「保存して閉じる」をクリックします。
これで、ひとまずサイトマップが作成できました。
※詳細については、次回以降で別途説明します。
フォーム、ビューなどの選択
サイトマップの編集画面が閉じると、アプリデザイナーに戻ってきます。
続いて、フォームやビューなどのメニューから遷移した先の画面を設定してきます。
取引先企業の「フォーム」タイルをクリックします。
右側に「コンポーネント」が表示されるので、表示するフォームを選択します。
今回は、「取引先企業」と「情報」を選択します。
グラフなども必要に応じて選択します。
選択が完了したら、「保存」をクリックし、「公開」をクリックします。
アプリが公開されます。
「再生」ボタンをクリックし、アプリを実行します。
無事アプリが起動できました。
取引先企業の一覧が表示されています。
取引先企業名がリンクになっているので、クリックします。
取引先企業の詳細画面(フォーム)が表示されます。
以上で、モデル駆動型アプリが作成できました。
今回は、ざっと手順を中心に説明しましたが、簡単にできたのではないでしょうか?
とはいえ、操作とできたアプリが紐づかないという方も多くいるかと思いますので、次回以降で詳細を説明したいと思います。