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EMOROCO CRM Lite

ウェディング・ブライダル向けにEMOROCO CRM Liteでカップル管理から挙式後の記念日フォローまでを設計する方法

こんにちは、CRMエバンジェリストの松原です。

「成約したカップルの挙式後、全く連絡を取らなくなってしまう」

「担当プランナーが変わった途端に、当日の引き継ぎが不十分で信頼を失った」

「挙式から1年後に紹介をいただいたが、もっと早く連絡すれば良かった」

ブライダル業界のプランナー・マネージャーから繰り返し聞く言葉です。

ウェディング・ブライダル業は「一生に一度の体験」を提供するビジネスです。
その特性上、挙式当日で「ゴール」と感じてしまいがちです。
しかしCRM4.0の視点では、挙式当日は「関係の始まり」です。

挙式後の記念日フォロー・出産・新居購入・兄弟姉妹の結婚——これらの「人生の続き」に寄り添い続けるサービスが、最強の紹介ネットワークを生み出します。


フィールド設計——ブライダル特化の12フィールド

フィールド名 種類 内容
感情温度 選択式 赤=ホット / オレンジ=ウォーム / 青=クール / 水色=コールド
挙式日 日付 記念日フォローの起点・最重要フィールド
婚礼スタイル 選択式 神前式 / 教会式 / 人前式 / フォトウェディングのみ / 会食のみ
担当プランナー テキスト 主担当プランナー名
来館経緯 選択式 紹介 / ブライダルフェア / Web検索 / SNS / 広告 / その他
紹介元 テキスト 誰からの紹介か(紹介ネットワーク管理の核心)
ゲスト人数 数値 挙式・披露宴のゲスト数
新居エリア テキスト 挙式後の住居エリア(GISマップ・訪問フォローに活用)
家族構成メモ テキスト 未婚の兄弟姉妹・友人の結婚予定等の紹介見込み情報
挙式後の状況 テキスト 妊娠・出産・転居・転職等の人生の節目
紹介可能性 選択式 高 / 中 / 低 / 未評価
ナラティブ テキスト 「とても感動していただいた」「担当プランナーに深く感謝」「お友達も来年結婚予定と言っていた」等

ワークフロー設計——挙式から10年間のフォロー設計

ワークフロー①:挙式1ヶ月後のサンクスフォロー

トリガー:挙式日から30日後

アクション:担当プランナーへタスク生成
「{新郎新婦名}様の挙式から1ヶ月です。
 サンクスレターまたは連絡を。
 
 挙式の余韻が残っているこのタイミングが
 最初の関係構築の黄金期です。
 
 写真アルバムが届いた場合はその確認も。
 感情温度をナラティブとともに更新してください」

ワークフロー②:結婚記念日の毎年フォロー(最重要)

トリガー:挙式日の2週間前(毎年)

アクション:担当プランナーへタスク生成
「{新郎新婦名}様の結婚記念日まで2週間です。
 お祝いのメッセージを送ってください。
 
 {N}周年のお祝いとして:
 1周年:丁寧なお祝いメッセージ
 3周年:レストランや旅行のご提案
 5周年:フォトウェディング(記念写真)のご案内
 10周年:リニューアルウェディングのご案内
 
 紹介可能性が高い場合は
 感謝とともに自然な形で紹介をお願いする」

結婚記念日は「毎年必ず訪れる接触のチャンス」です。
10年間毎年連絡することで、どのブライダル施設より深い関係が育ちます。

ワークフロー③:出産・新居等の人生の節目フォロー

トリガー:「挙式後の状況」フィールドに「妊娠」「出産」
     「転居」が入力された場合

アクション:担当プランナーへタスク生成
「{新郎新婦名}様に人生の変化があります。
 お祝いの連絡を。
 
 状況:{挙式後の状況}
 
 この節目が深い関係を育てる機会です。
 お祝いのみで、セールス要素は一切なしで連絡すること」

ワークフロー④:紹介見込み顧客へのアプローチ

トリガー:感情温度=「ホット」× 挙式から6ヶ月〜12ヶ月

アクション:担当プランナーへタスク生成
「{新郎新婦名}様との関係がホットです。
 紹介のお願いをするタイミングです。
 
 家族構成メモ:{家族構成メモ}
 (未婚の兄弟姉妹・友人の結婚予定等を確認)
 
 『もしお知り合いでご結婚をお考えの方が
  いらっしゃれば、ぜひご紹介ください』
 を自然な流れで伝えてください」

ワークフロー⑤:担当プランナー変更時の引き継ぎ

トリガー:担当プランナーフィールドが変更

アクション:新担当者へタスク生成
「{新郎新婦名}様の担当が変わりました。
 ナラティブを必ず確認してください。
 
 挙式日:{挙式日}
 来館経緯:{来館経緯}
 紹介元:{紹介元}
 紹介可能性:{紹介可能性}
 ナラティブ:{ナラティブ}
 
 長期フォローの継続が最優先事項です」

「挙式後10年間のフォロー年表」設計

挙式当日
 ↓ 1ヶ月後:サンクスフォロー
 ↓ 3ヶ月後:写真アルバム確認・近況確認
 ↓ 6ヶ月後:感情温度確認・紹介依頼タイミング検討
 ↓ 1年後(記念日):1周年お祝い・紹介依頼
 ↓ 2年後(記念日):近況確認・人生の変化把握
 ↓ 3年後(記念日):レストラン・旅行提案
 ↓ 5年後(記念日):フォトウェディング提案
 ↓ 10年後(記念日):リニューアルウェディング提案
 
(出産・転居・兄弟姉妹の結婚等の節目にも随時フォロー)

この年表通りにワークフローを設定すると、担当プランナーが変わっても、誰かが異動しても、フォローが自動的に続きます。


まとめ——「挙式当日がゴール」から「関係の始まり」へ

ブライダル業界で最も強力な新規集客は「過去のカップルからの紹介」です。
この紹介を増やすために必要なのは、挙式後も関係を育て続けることです。

10年間の記念日フォローをワークフローで自動化することで、「あのブライダル施設は5年後も連絡をくれた」という体験が生まれ、それが「ぜひ紹介したい」という動機になります。

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デジタル化・AI導入補助金2026 対応ツール番号:DL07-0022934
製品情報:https://www.emoroco.com/


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この記事を書いた人
松原 晋啓

アーカス・ジャパン代表取締役/CRMコンサルタント
詳細プロフィールはこちら
アクセンチュア等でSE、アーキテクト、コンサルタント、インフラジスティックスでエバンジェリスト(Microsoft MVP for Dynamics CRM(現 Microsoft MVP for Business Solutions))、マイクロソフトでソリューションスペシャリスト(Dynamics CRM製品担当)を経て、現在はCRMを専門に扱うサービスチームを率いて大小様々の企業のCRM導入や事業立上げを支援、その傍らでCRMエバンジェリストとしてイベントや記事寄稿を通じて"真の"CRMの理念の普及に努めている。
アクセンチュアでCRMを学び、マイクロソフトでCRM2.0(プラットフォーム型CRM)を提唱して世界的に広めてWWで表彰を受けたCRMの正統後継者にして現役最長のCRM専門家(CRM診断士/CRMドクター)
その後もCRM3.0(パーソナライズドCRM)、CRM4.0(クリエイティブCRM)を提唱するCRMの第一人者としてインタビューを受けたり、The Wall Street Journal、Newsweek、TIME、WORLDCOM、毎日新聞(週刊エコノミスト)、文化放送等、国内外で多くの賞を受賞し、「経済界」にて4年連続で関西財界を代表する企業として選出されている。
著書:バーサタイリスト - 35歳までに「1万人に1人」の実力者になる方法

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