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顧問先との信頼は「記録」が守る — 税理士・社労士・行政書士がEMOROCO CRM Liteを使うと変わる3つのこと

こんにちは、CRMエバンジェリストの松原です。

「顧問先のことは頭に入っている」

多くの士業の先生方が、こう思っています。決算月・更新時期・担当者の名前・前回話した内容——熟練した先生ほど、記憶力と経験でカバーしてきた部分が大きい。

しかし、その「頭の中にある情報」が事務所にとって最大のリスクになっていることに、気づいていない方も多いのです。

この記事では、税理士・社労士・行政書士の3つの士業に共通する顧客管理の課題を整理し、EMOROCO CRM Liteによって何がどう変わるかを、具体的な操作イメージとともにお伝えします。


士業の顧客管理が抱える「3つの構造的問題」

問題① 情報が「先生の頭の中」にしかない(属人化)

士業の事務所では、ベテランの先生や担当者が顧問先の情報を一人で抱えているケースがほとんどです。

「A社の社長は価格に敏感だから追加サービスの提案は慎重に」「B社は毎年12月が繁忙期だから11月中に連絡すること」「C社の担当者が先月変わった」——こうした情報はメモにも残らず、担当者の頭の中だけに存在しています。

その担当者が異動・退職した瞬間、顧問先との関係はゼロからリセットされます。顧問先からすれば「担当が変わったら急に話が通じなくなった」という体験になり、それが解約の引き金になることも珍しくありません。

問題② 「期限との戦い」が感覚と記憶に依存している

士業の仕事は期限の連続です。

  • 税理士: 決算申告・確定申告・贈与税申告・消費税申告・年末調整
  • 社労士: 労働保険の年度更新・社会保険の算定基礎届・助成金申請期限・就業規則改定
  • 行政書士: 許認可申請の期限・在留資格の更新・車庫証明・相続手続き

顧問先が数十社・数百社になると、これらの期限をExcelや紙の管理表で追い続けることには限界があります。「見忘れた」「Excelの更新を怠っていた」——そういったミスが、顧問先からの信頼を一瞬で失わせることになります。

問題③ 「紹介の連鎖」が仕組みになっていない

士業の新規顧客の多くは「紹介」から生まれます。既存の顧問先から「知り合いの経営者を紹介したい」と言われることが、最も質の高い新規獲得ルートです。

しかし、「誰が誰を紹介してくれたか」「その紹介経由の顧問先とはどんな関係が続いているか」「紹介してくれた方に最近お礼や近況報告をしたか」——これらを体系的に管理している事務所はほとんどありません。

紹介の連鎖を仕組み化できている事務所とそうでない事務所では、5年・10年のスパンで見たときに顧問先数に大きな差が生まれます。


EMOROCO CRM Liteを使うと、何がどう変わるのか

変化① 「先生の頭の中」を事務所全体の資産に変える

EMOROCO CRM Liteでは、顧問先ごとのレコードに情報を蓄積できます。基本情報(会社名・担当者・連絡先)はもちろん、「価格感度」「業種特性」「過去の相談内容」「担当者のこだわり」「言ってはいけないこと」まで、自由にフィールドを追加して記録できます。

具体的な設定例(税理士事務所の場合):

フィールド名 内容の例
決算月 3月
法人税申告期限 5月末
顧問先の業種 飲食業
担当者名(先方) 山田部長
価格感度 高め(追加提案は慎重に)
重要メモ 毎年11月に節税相談を希望。M&Aに興味あり。
最終接触日 自動記録

これらの情報はチーム全員が共有できるため、担当者が変わっても「このお客様はどんな方か」を即座に把握できます。引き継ぎは「このレコードを読んでください」の一言で完結します。

また、EMOROCO CRM Liteはノーコードでカスタマイズ可能です。 業種・規模・業務スタイルに応じて、管理するフィールドや画面のレイアウトをプログラミングなしで変更できます。「自社の業務フローに合わせてツールを育てる」ことができるのが、他のCRMとの最大の違いです。


変化② 期限管理が「自動」で動き出す

EMOROCO CRM Liteのワークフロー自動化機能を使うと、期限が近づいたときに担当者へタスクが自動生成されます。

税理士事務所での設定例:

決算月フィールドの3ヶ月前
  → タスク「決算前ヒアリングのアポ打診」を自動生成
  
決算月フィールドの1ヶ月前
  → タスク「申告書作成の開始」を自動生成
  
決算月フィールドの2週間前
  → タスク「顧問先への最終確認」を自動生成

社労士事務所での設定例:

労働保険年度更新(毎年6月1日〜7月10日)
  → 5月15日にタスク「更新書類の準備・顧問先への連絡」を自動生成

助成金申請期限フィールドの2ヶ月前
  → タスク「必要書類のヒアリングと収集開始」を自動生成

就業規則改定フィールドの1ヶ月前
  → タスク「改定内容の確認と顧問先との打ち合わせ」を自動生成

これにより、担当者はExcelを毎日チェックする必要がなくなります。期限が近づくと自動的にタスクが届く仕組みになっているため、「うっかり見落とした」「Excelを更新し忘れていた」というミスが構造的になくなります。


変化③ 「紹介の連鎖」が可視化・仕組み化される

EMOROCO CRM Liteでは、顧問先レコード同士を「関連エンティティ」として紐付けることができます。

「B社はA社の社長から紹介してもらった」「C社とD社は同じ経営者コミュニティのつながり」——こうした関係性をシステム上で可視化することで、紹介ネットワークを事務所の資産として管理できるようになります。

紹介ネットワーク管理の具体的な運用:

  1. 顧問先レコードに「紹介元」フィールドを追加
  2. 紹介してくれた顧問先を選択して紐付け
  3. 「Aさんから紹介してもらってから6ヶ月経過」のタスクを自動生成
  4. タスクに「近況報告・感謝の連絡」を設定して関係を維持

さらに、ダッシュボードで「紹介経由の顧問先数」「紹介元別の顧問先マップ」を可視化することで、「どの顧問先が最も紹介をくれているか」「紹介の多い顧問先にもっと丁寧にフォローすべきでは」という気づきが生まれます。


3つの士業それぞれへの具体的な活用例

税理士・会計事務所

課題 EMOROCO CRM Liteでの解決策
決算前フォローが担当者まかせ 決算月フィールド×ワークフローで3ヶ月前から自動タスク生成
節税提案のタイミングを逃す 「節税ニーズ」フィールドに記録→年次フォロータスクを設定
担当者交代時の引き継ぎが大変 顧問先レコードに全情報を集約→後任者が即日把握可能
顧問先の増員・新サービス提案 「従業員数」「現在の依頼業務」フィールドでアップセル機会を管理

税理士事務所が特に活用すべき機能: ダッシュボードで「今月・来月・再来月に決算を迎える顧問先一覧」を常時表示。朝5分で「今月動くべき顧問先」を把握できます。


社労士事務所

課題 EMOROCO CRM Liteでの解決策
労働保険更新・算定基礎届の期限管理 手続き種別×期限日フィールドでワークフロー自動化
助成金申請のスケジュール管理 助成金レコードに「申請期限」「必要書類の収集状況」を管理
顧問先ごとの就業規則改定履歴 改定日・改定内容・次回見直し予定日をフィールドで管理
労務相談の内容を引き継げない 相談ごとに履歴を記録→担当変更後も相談内容を即確認

社労士事務所が特に活用すべき機能: 「手続き種別」×「期限日」の組み合わせフィルタで、「今月中に対応が必要な手続きの一覧」をダッシュボードで常時表示。手続き漏れを構造的に防げます。


行政書士事務所

課題 EMOROCO CRM Liteでの解決策
許認可の更新期限が案件ごとにバラバラ 許認可種別×更新期限フィールドで期限2ヶ月前にタスク自動生成
在留資格の更新管理が複雑 顧客ごとに「在留期限」「在留資格の種類」「次回更新申請日」を登録
案件の進捗が担当者の頭の中にある 案件レコードに「申請状況ステージ」を設定して全員で進捗を共有
相続案件の長期管理 相続人・財産情報・手続き状況を一元管理して担当変更に備える

行政書士事務所が特に活用すべき機能: 案件の「ステージ管理」(受任→書類収集中→申請済み→完了)をノーコードで設定し、全案件の進捗をカンバン形式で一覧表示。どの案件が滞っているかを即座に把握できます。


「情報を持っている先生」から「情報が組織にある事務所」へ

士業において、顧問先との信頼関係は最大の経営資産です。

しかしその資産が「先生一人の頭の中」に存在している限り、それは個人の資産であって事務所の資産ではありません。先生が体調を崩した、担当者が退職した——そのとき初めて、「情報がどこにも残っていなかった」という現実に直面します。

EMOROCO CRM Liteは、その「頭の中にある情報」を組織の資産として記録・蓄積・共有するためのツールです。

  • 月1,500円からスモールスタートできる
  • ノーコードで自事務所の業務フローに合わせてカスタマイズできる
  • 今日から使い始められるシンプルな操作画面

「顧問先との関係は先生が守る」から「顧問先との関係は仕組みが守る」へ——その転換が、事務所の持続的な成長と顧問先の継続率向上につながります。

まずは30日間の無料トライアルで、EMOROCO CRM Liteを体験してください。


まとめ

士業が抱える顧客管理の3つの構造的問題と、EMOROCO CRM Liteによる解決策を整理しました。

  • 属人化の解消: 顧問先情報を全スタッフで共有し、担当変更でも関係をリセットしない
  • 期限管理の自動化: ワークフローで決算・更新・申請期限のタスクを自動生成し、ミスをゼロに
  • 紹介ネットワークの仕組み化: 紹介元と紹介先を紐付け、感謝のフォローと紹介の連鎖を設計する

士業の競争が激化する時代に、「選ばれ続ける事務所」になるための基盤を、月1,500円から整えることができます。
https://www.emoroco.com/


関連記事:[月1,500円で何ができる?EMOROCO CRM Liteで実現できる業務効率化の全貌]

関連記事:[CRM4.0時代にEMOROCO CRM Liteが中小企業の勝ちパターンになる理由]

この記事を書いた人
松原 晋啓

詳細プロフィールはこちら
アクセンチュア等でSE、アーキテクト、コンサルタント、インフラジスティックスでエバンジェリスト(Microsoft MVP for Dynamics CRM(現 Microsoft MVP for Business Solutions))、マイクロソフトでソリューションスペシャリスト(Dynamics CRM製品担当)を経て、現在はCRMを専門に扱うサービスチームを率いて大小様々の企業のCRM導入や事業立上げを支援、その傍らでCRMエバンジェリストとしてイベントや記事寄稿を通じて"真の"CRMの理念の普及に努めている。
アクセンチュアでCRMを学び、マイクロソフトでCRM2.0(プラットフォームドCRM)を世界的に提唱したCRMの正統後継者にして現役最長のCRM専門家(CRM診断士/CRMドクター)
その後もCRM3.0(パーソナライズドCRM)、CRM4.0(クリエイティブCRM)を提唱するCRMの第一人者としてインタビューを受けたり、国内外で多くの賞を受賞している。
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