トピックス

知識創造研究室 by CRM(xRM)

Dynamics 365トライアル版(試用版)の取得方法(2021年3月版)

2023/8/4 追記
最新の取得方法については、下記の記事をご覧ください。

Dynamics 365 トライアル版(試用版)の取得方法(2023年8月版)

こんにちは。
Dynamics 365のトライアル版取得方法について、変更があったため、このブログで、2021年3月時点の取得方法についてご説明します。
なお、最新の正確な情報については、マイクロソフト社の公式情報をご確認ください。

トライアル版とは

トライアル版はDynamics 365のアプリケーションを30日間無料で試用できる環境です。主な用途として、導入前の検証環境やカスタマイズの検証環境などで使用します。

1つのトライアル版について、下記のライセンスが付与されています。

  • Dynamics 365 Customer Engagement Plan(25ライセンス)

トライアル環境では下記の機能を試すことができます。

  • Dynamics 365 Sales Professional(営業)
  • Dynamics 365 Customer Service Professional (顧客サービス)
  • Dynamics 365 Project Operation(プロジェクト管理)
  • Power Apps (Dynamics 365の拡張としてのみ)

前提条件

トライアル版の取得には、以下のものが必要になります。事前にご準備ください。

  1. メールアドレス
  2. SMSが受信できる電話番号

取得手順

取得方法は、2つの段階に分かれ、すべて1つのウィザードで完了します。

  1.  試用版Office365アカウントの取得
  2.  試用版データベースの作成

Dynamics 365 トライアル版の取得手順

(参考)シークレットモード(Chrome)・InPrivateブラウズ(Microsoft? Edge)で実施した場合、ブラウザがCookieを使用できず 途中で先に進めなくなる場合があります。

1.まずhttps://trials.dynamics.com/を開きます。
キャプチャのような画面が表示されますので、赤枠で囲んだ「こちらからサインアップ」をクリックします。

2.「いいえ、サインアップを続行します」をクリックします。

3.次にこのような画面が表示されます。ここではOffice 365に登録されていないメールアドレスを入力してから「次に」ボタンを押下します。

(参考)2.の手順の後に以下のような画面になることがあります。これはお使いのPCで、元々会社や学校にてOfficeアカウントを持っている場合に起きる挙動です。この場合は、「ログアウトして 代わりに新しいアカウントを作成する」を押下してください。

4.「新しいアカウントの作成」ボタンを押下します。

5.次は自分の情報を入力する項目です。各項目を入力・選択したら「次に」ボタンを押下します。
※電話番号は、先頭の「0」を除いた10桁で入力してください。

6.ここでは認証のため「テキストを送る」を選択した上で、前提条件で用意した電話番号を入力します。その番号宛にSMSで認証コードが送信されますので、届いたコードを入力して「確認」ボタンを押下します。

7.トライアルで使用するドメイン名を設定します。
※ このステップでは、XXXXX@◆◆◆.onmicrosoft.com の「◆◆◆」部分を決めることになります。

8.トライアルで使用するユーザー名とパスワードを決定します。
ここのユーザー名がXXXXX@◆◆◆.onmicrosoft.com の「XXXXX」部分になります。
規約等を確認し、「サインアップ」ボタンを押下します。

9.アカウントが作成され、5.で入力したメールアドレスに、アカウント情報の確認メールが送付されます。
メールを受信したことを確認した後に、「はじめに」を押下します。

10.Power Platform管理センターの画面が開きます。画面の右側に、新しい環境の作成ウィザードが表示されます。名前に任意の環境名、種類は「使用(サブスクリプションベース)」、地域は「日本-既定」を設定します。設定が終わったら、次へを押下します。

11.データベースの設定をします。特に要件がなければ、言語と通貨は既定のままで問題ありません。URLは環境のURLを指定したい場合は入力します。入力しない場合は、ランダムな文字列が自動設定されます。
これらのアプリを自動的に展開の項目で、どのアプリを展開するか選択します。特に要件がなければ、「すべてのエンタープライズアプリケーション」を選択し、保存を押下します。

12.環境の一覧に、先ほど作成した環境が追加されます。状態が「PreparingInstance」から「Ready」になるまで数分待ちます。状態が変らない場合は、画面上部の最新の情報に更新を押下してください。

13.作成した環境をチェックして選択し、環境のオープンを押下します。

14.公開済みのアプリが表示され、選択したアプリが表示されることを確認します。

以上で、トライアル版の取得は完了です。ぜひ、Dynamics 365の様々な機能をお試しいただき、疑問点やお困りの点がございましたら、ぜひ弊社へお問い合せください。お待ちしております。

この記事を書いた人
沼上 歩

「つくる事で世の中を変えてみたい」との思いで、IT業界に飛び込む。
Web系・金融系ITを経て、2015年に入社しDynamics CRM 案件を担当。
現在は、Dynamics 365やPower Appsを始めとするPower Platform全般のアドバイザリー・運用保守/定着化支援・トレーニングサポートの講師などを担当しております。
CRMの「人と人と、人と企業と、人と〇〇と」をつなげご縁を生み出す可能性にワクワクしながら、日々の業務に取り組んでいます。
Microsoft 認定資格
Power Platform Solution Architect Expert
Power Platform App Maker Associate
Power BI Data Analyst Associate
など

同じカテゴリの記事

Translate »