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選挙活動・政治活動を変えるCRM — 支持者を「管理」から「育成」へ
こんにちは、CRMエバンジェリストの松原です。
地方議員・選挙事務所・後援会の現場からは、「支持者リストが紙やExcelでバラバラ」「活動履歴が記録されず情報が属人化している」「ボランティアの動きがスムーズでない」「引き継ぎのたびに情報が失われる」といった声をよくお聞きします。
今回は、こうした現場の悩みに、EMOROCO CRM Liteをどう活用できるかを、実際の画面とともに解説します。
最初に、重要な前提を明確にしておきます。
この記事が扱うのは、既に支援を表明している支援者・後援会員・ボランティアとの関係を組織として適切に管理するための活用法です。
一般有権者の政治的傾向を推測・分析する、いわゆる「有権者プロファイリング」的な利用は対象外です。
また、記事内で紹介する機能は、公職選挙法・政治資金規正法をはじめとする法令の範囲内で運用されることが大前提であり、具体的な適法性の判断は必ず選挙管理委員会や専門家にご確認ください。
目次
1. 問題の本質:名簿を持っているだけではつながりは生まれない
2. EMOROCO CRM Liteの考え方:管理ではなく育成
3. 主な機能:A/B/Cランク管理と訪問・電話履歴
4. 実際の画面:カードビューで支援者を見渡す
5. 実際の画面:地図表示で訪問先を把握する
6. 訪問ルート機能の法的に重要な注意点
7. メッセージ配信機能と電子メールに関する規制
8. 支持者との関係を育てる5つのステップ
9. 使いやすさへのこだわり
10. 導入効果として語られているもの
11. 料金とトライアル
12. データプライバシーへの特別な配慮
13. よくある質問(FAQ)
14. まとめ
1. 問題の本質:名簿を持っているだけではつながりは生まれない
支持者が増えない理由は、多くの場合「関係性」が育っていないことにあります。
名簿という「点」の情報を持っているだけでは、支持者とのつながりは生まれません。
訪問・電話・イベント参加といった接触の積み重ねを、記録として残し、振り返り、次のアクションにつなげていく
——この一連の流れがあって初めて、関係性は育っていきます。
2. EMOROCO CRM Liteの考え方:管理ではなく育成
従来のCRMは、支持者を「管理」するだけの仕組みになりがちです。
EMOROCO CRM Liteが目指すのは、支持者との「つながり」を育てるという発想です。
・データを一元化:支持者データをひとつにまとめて管理し、紙やExcelのバラバラな状態を解消する
・履歴をしっかり残す:訪問・電話・イベント参加などの活動履歴を記録し、属人化を防ぎ、引き継ぎをスムーズにする
・的確にメッセージを届ける:支持者をセグメント分けし、それぞれに合った連絡を行う
3. 主な機能:A/B/Cランク管理と訪問・電話履歴
支援者を重要度別にA・B・Cランクで分類することで、優先すべき相手が一目で分かるようになります。
これは、既に関係のある支援者の中で、関わりの深さや活動頻度に応じて優先順位をつけるための仕組みであり、一般有権者を分類・評価するものではありません。
訪問・電話の履歴は、いつ・誰と・何を話したかを、その場でスマートフォンから簡単に登録でき、チーム全員で情報を共有できます。
以前営業の属人化を解消する方法で解説した考え方が、まさにこの場面にも当てはまります。
4. 実際の画面:カードビューで支援者を見渡す
EMOROCO CRM Liteには、登録された人物を、写真付きのカード形式で一覧表示する「カードビュー」機能があります。
次の画面は、標準機能のデモ画面(取引先担当者の一覧)ですが、同じ仕組みを使って、支援者やボランティアの一覧を顔写真付きで見渡せる画面として構築できます。

写真とともに一覧表示されることで、「誰が、どの団体・地域に関わってくださっている方か」を直感的に把握しやすくなります。
5. 実際の画面:地図表示で訪問先を把握する
支援者・後援会員の住所を地図上に表示する「地図表示」機能もあります。
次の画面も、標準機能のデモ画面(取引先企業の地図表示)ですが、同じ仕組みで支援者の分布をエリアごとに可視化できます。

エリアごとの分布が見えることで、地域活動やイベント開催の計画を立てる際の参考になります。
6. 訪問ルート機能の法的に重要な注意点
地図表示と組み合わせて、複数の訪問先を効率よく回るためのルート最適化・ナビゲーション機能があります。
ここで、非常に重要な注意点をお伝えします。
この機能自体は、訪問順序を効率化するための、中立的なロジスティクスの道具に過ぎません。
訪問そのものが適法かどうかは、ツールを使うかどうかとは関係なく、訪問の性質によって決まります。
公職選挙法138条は、「選挙運動のための戸別訪問」を選挙運動期間中かどうかを問わず禁止しています。
ルートを効率化したとしても、その訪問が票の依頼を伴う選挙運動としての戸別訪問に該当するのであれば、違法であることに変わりはありません。
一方で、地方議員が日常的に行う後援会活動・地域活動(陳情対応、御用聞き、あいさつ回りなど)としての訪問は、選挙運動としての戸別訪問とは性質が異なり、こうした活動の移動効率化としてであれば、本機能は活用できます。
ご自身の活動が、法的にどちらに該当するかについては、必ず選挙管理委員会や選挙関連の実務に詳しい専門家にご確認の上で、ご利用ください。
7. メッセージ配信機能と電子メールに関する規制
支援者をセグメント分けし、LINEやメールで定期的な連絡を届ける機能もあります。
イベント告知やお礼のメッセージを対象を絞って届けられます。
こちらについても、法的な留意点があります。
選挙運動用の電子メールについては、公職選挙法上、送信できる主体が候補者・政党等に限定されており、送信対象や表示事項にも規制があります。
後援会からの通常の活動報告・お知らせと選挙運動用のメールとでは、適用されるルールが異なるため、配信内容・時期に応じて、事前に確認しておくことをおすすめします。
8. 支持者との関係を育てる5つのステップ
EMOROCO CRM Liteでは、支持者との関係を次の5つのステップで捉えます。
1. 支持者登録:名前・連絡先・支持度を、スマートフォンから簡単に登録する。紙の名簿からの移行もサポート
2. 接触:訪問・電話・SNSなど、あらゆる接触履歴をその場で記録し、チーム全員で共有する
3. フォロー:セグメント別に定期連絡を行い、関係性を継続的に深める
4. イベント参加:集会・演説会への参加を促進し、出欠管理もアプリで完結させる
5. 投票行動:投票日のリマインドを送り、支持者を確実に投票所へ
この一連の流れを、記録として蓄積しながら回していくことが、「名簿を持っているだけ」の状態から抜け出す鍵になります。
9. 使いやすさへのこだわり
政治活動の現場には、ITに詳しくない方や年配のボランティアの方も多く関わります。
EMOROCO CRM Liteは、次のような使いやすさを重視した設計になっています。
・「選ぶ→入力→保存」の3タップで登録が完了する、シンプルな操作
・年配の方でも押しやすい、大きなボタン設計
・「会った」「支持」「要フォロー」など、政治活動に即した直感的な登録項目
機能が多すぎて使いこなせない、PC前提でスマホで使いづらい、入力が面倒で続かない
——こうした、他のツールでよくある失敗を避けるための工夫です。
10. 導入効果として語られているもの
活用が進んだ現場では、次のような変化が語られています。
・訪問・電話・メッセージの接触頻度が高まり、関係性の強化につながる
・担当者変更時の引き継ぎ時間が短縮され、履歴が残っていることへの安心感が生まれる
・活動の見える化により、ボランティアのモチベーションが向上する
・蓄積されたデータから、地域別・世代別の活動傾向を把握できる
これらは、あくまで活用事例として語られている一般的な効果であり、成果を保証するものではありません。
実際の効果は、運用の仕方や活動の状況によって異なります。
11. 料金とトライアル
EMOROCO CRM Liteは、月額1,500円から始められ、初期費用は0円です。
30日間の無料トライアルがあり、いつでも解約でき、縛りもありません。
ITに詳しくない方でも、安心してスタートできるシンプルな料金体系です。
12. データプライバシーへの特別な配慮
支援者・後援会員の情報は、政治的信条に関わる情報を含むため、個人情報保護法上、特に配慮が求められる情報として扱う必要があります。
・アクセス権限を、必要な範囲の担当者に限定する
・情報の取得・利用目的を、支援者本人に明確に説明し、同意を得た範囲で利用する
・データの取り扱いについて、組織として明確な方針を定めておく
13. よくある質問(FAQ)
Q. 訪問ルート機能を使えば、選挙運動期間中の戸別訪問も問題なく行えますか?
いいえ。
ルート最適化はあくまで移動の効率化を助ける機能であり、票の依頼を伴う選挙運動としての戸別訪問は、公職選挙法138条により禁止されています。
訪問の性質については、必ず選挙管理委員会や専門家にご確認ください。
Q. メール一斉送信は、誰でも自由に行えますか?
選挙運動用の電子メールには、送信主体や表示事項に関する規制があります。
後援会活動としての通常のお知らせと選挙運動用のメールとを区別し、事前に確認することをおすすめします。
Q. A/B/Cランク管理は、一般有権者の分類に使ってもいいですか?
おすすめしません。
既に関係のある支援者の中での優先順位づけとして活用することを想定しています。
Q. 紙の名簿からの移行はサポートされていますか?
はい。
既存の名簿をもとに、支援者情報を登録していく形でのサポートが可能です。
Q. スマートフォンだけで運用できますか?
はい。
すべての機能がスマートフォンで操作できるよう設計されています。
14. まとめ
支持者が増えない本当の理由は、名簿という「点」の情報だけでは、関係性という「線」が生まれないことにあります。
EMOROCO CRM Liteは、データの一元化、活動履歴の記録、的確なメッセージ配信という3つの仕組みを通じて、支持者を「管理」する発想から、「育成」する発想への転換を支援します。
ただし、政治活動・選挙活動には、公職選挙法・政治資金規正法という厳格な法的制約があり、CRMはあくまで組織運営を助ける道具であって、法令遵守そのものを代替するものではないという前提を常に念頭に置いてください。
具体的な運用については、必ず専門家や選挙管理委員会にご確認ください。
ご質問は、アーカス・ジャパン株式会社 CRM事業本部(crm_info@arcuss-japan.com)までお気軽にお問い合わせください。
EMOROCO CRM Liteは月額1,500円/ユーザー(最低3ユーザーから)・初期費用0円で、30日間の無料トライアル(https://www.emoroco.com/)から始められます。
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