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EMOROCO CRM Lite

フィールドメモ機能ガイド — マウスを合わせるだけで、入力ルールが分かる

こんにちは、CRMエバンジェリストの松原です。

「このフィールド、何を入力すればいいんだっけ」
——CRMを運用していると、こうした小さな迷いが、入力の手を止める原因になります。
マニュアルを見に行くのも、担当者に聞くのも、ちょっとした手間です。

EMOROCO CRM Liteに新しく追加されたフィールドメモ機能は、この小さな迷いをその場で解消するための仕組みです。

フィールドメモ機能でできること

フィールド編集画面(説明欄とポップアップ表示設定)

フィールドメモ機能は、Excelのメモ機能に近い発想の注釈機能です。
フィールドにマウスカーソルを合わせると、あらかじめ設定しておいた入力ルールや補足情報がポップアップで表示されます。

設定は簡単です。
フィールドの編集画面で「説明」欄に案内文を入力し、「説明をポップアップで表示する」にチェックを入れるだけです。
たとえば感情温度フィールドであれば、次のような説明を設定できます。

・ホット:商談確実
・ウォーム:商談になりそう
・クール:今すぐ商談にはならなそう
・コールド:将来的にも商談にはならない

この説明があることで、入力者は「このフィールドにはどんな基準で入力すればいいのか」をその場で確認できます。

実際の画面では、感情温度フィールドの上にカーソルを合わせると、次のようなポップアップが表示されます。

感情温度フィールドのメモ表示

ホット・ウォーム・クール・コールドという選択肢のすぐ下にそれぞれの基準がそのまま表示されるため、入力者は選択肢を選ぶ手を止めずに基準を確認できます。

なぜ、この機能が入力の質を左右するのか

CRMの入力ルールは、マニュアルや研修で一度説明しても、時間が経つと忘れられてしまいます。
特に感情温度のような主観的な評価項目は、担当者ごとに基準がぶれやすく、入力の質がデータ全体の信頼性を左右します

フィールドメモ機能は、この「基準を忘れる」という問題に対して、忘れる前提で必要なときにその場で思い出せる仕組みを提供します。
マニュアルを検索する手間や他の担当者に確認する手間を省き、入力の迷いをその場で解消できることが入力の定着とデータ品質の両方にとって効果的です。

バリデーション設定と組み合わせる

バリデーション設定によるルール適用とフィールドメモ機能による説明表示は補完的な関係にあります。
バリデーション設定は「間違った値を入力できないようにする」仕組みであり、フィールドメモ機能は「正しい入力の仕方をその場で伝える」仕組みです。

たとえば、郵便番号フィールドに正規表現でバリデーションを設定しつつ、フィールドメモで「半角数字7桁、ハイフンなしで入力してください」と案内しておけば、エラーが起きる前に正しい入力方法を伝えられます。
エラーを未然に防ぐという観点で、この2つの機能は組み合わせて使うことをおすすめします。

どんな場面で活用できるか

・感情温度など、評価基準が担当者ごとにぶれやすい主観的なフィールドの基準を明示する
・郵便番号や電話番号など、書式が決まっているフィールドの入力例を示す
・新入社員や異動してきた担当者が、マニュアルを探さずにその場で入力方法を確認できるようにする
・業種特有の独自フィールドについて、なぜこの項目が必要なのかという背景を伝える

まとめ

フィールドメモ機能は、一見小さな機能ですが「入力の迷いをその場で解消する」という、CRM定着における地味だが重要な課題に応えるものです。
バリデーション設定と組み合わせることで、正しい入力を未然に促し、データ品質を保ちながら現場の入力ハードルを下げられます。

EMOROCO CRM Liteは月額1,500円/ユーザー(最低3ユーザーから)・初期費用0円で、30日間の無料トライアル(https://www.emoroco.com/)から始められます。
IT導入補助金対象ツール番号:DL07-0022934。

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この記事を書いた人
松原 晋啓

アーカス・ジャパン代表取締役/CRMコンサルタント
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アクセンチュア等でSE、アーキテクト、コンサルタント、インフラジスティックスでエバンジェリスト(Microsoft MVP for Dynamics CRM(現 Microsoft MVP for Business Solutions))、マイクロソフトでソリューションスペシャリスト(Dynamics CRM製品担当)を経て、現在はCRMを専門に扱うサービスチームを率いて大小様々の企業のCRM導入や事業立上げを支援、その傍らでCRMエバンジェリストとしてイベントや記事寄稿を通じて"真の"CRMの理念の普及に努めている。
アクセンチュアでCRMを学び、マイクロソフトでCRM2.0(プラットフォーム型CRM)を提唱して世界的に広めてWWで表彰を受けたCRMの正統後継者にして現役最長のCRM専門家(CRM診断士/CRMドクター)
その後もCRM3.0(パーソナライズドCRM)、CRM4.0(クリエイティブCRM)を提唱するCRMの第一人者としてインタビューを受けたり、The Wall Street Journal、Newsweek、TIME、WORLDCOM、毎日新聞(週刊エコノミスト)、文化放送等、国内外で多くの賞を受賞し、「経済界」にて4年連続で関西財界を代表する企業として選出されている。
著書:バーサタイリスト - 35歳までに「1万人に1人」の実力者になる方法

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