【EMOROCO CRM Lite機能紹介】第8回 リレーション機能|データ同士をつないで情報を一元管理
はじめに
前回は、CRMに蓄積されたデータをグラフとして可視化できる「グラフ機能」をご紹介しました。
今回は、CRMで扱うさまざまなデータ同士を関連付ける「リレーション機能」についてご紹介します。
「顧客と案件を関連付けて管理したい」
「1つの顧客に紐づく複数の案件を確認したい」
「案件から関連する活動履歴や契約情報も確認したい」
このような場合に活躍するのが、リレーション機能です。
リレーション機能とは?
リレーションとは、異なるエンティティのデータ同士を関連付けるための機能です。
例えば、CRMでは次のような情報を管理することがあります。
- ・顧客
- ・案件
- ・活動履歴
- ・契約
- ・見積
- ・製品
これらを別々に管理するだけではなく、関連付けることで、「どの顧客に、どの案件があり、その案件にどのような活動や契約が紐づいているのか」といった情報をつなげて確認できます。
データ同士を関連付ける
例えば「顧客」と「案件」を管理しているとします。
顧客と案件を関連付けることで、
顧客A
↓
案件A
案件B
案件C
というように、1社の顧客に複数の案件を紐づけて管理できます。
これにより、顧客情報を確認したときに、その顧客に関連する案件もすぐに確認できるようになります。
1対多などの関係を設定
リレーションには、データの関係性に応じた設定があります。
例えば、
1社の顧客に複数の案件
という関係であれば、
顧客:1
↓
案件:多
という「1対多」の関係になります。
一方で、業務によっては異なる関係性でデータを関連付ける場合もあります。
関連するデータをフォームから確認
リレーションの便利なところは、データを関連付けるだけではありません。
関連付けたデータを、フォーム上から確認できるようにすることで、1つの画面から関連情報へアクセスできます。
例えば顧客情報を開いたときに、
- ・関連する案件
- ・関連する活動
- ・関連する契約
などを確認できるようにすれば、顧客に関する情報を一元的に把握できます。
CRMの情報を「つながったデータ」として管理
リレーション機能を活用すると、CRMに登録した情報を単独のデータとして扱うのではなく、関連性を持ったデータとして管理できます。
例えば営業活動なら、
顧客
↓
案件
↓
活動履歴
↓
見積・契約
というように、業務の流れに沿って情報をつなげることができます。
リレーション機能を活用するメリット
リレーション機能を活用することで、次のようなメリットがあります。
- ・関連するデータをまとめて管理できる
- ・顧客に紐づく案件などをすぐ確認できる
- ・情報を探す手間を減らせる
- ・データ同士の関係性を分かりやすく管理できる
- ・業務の流れに合わせたデータ管理ができる
特にCRMでは、顧客・案件・活動・契約など、複数の情報を組み合わせて業務を行うため、データ同士の関連付けは非常に重要です。
💡 ワンポイント活用例
例えば営業管理では、
顧客
→ 案件
→ 見積
→ 契約
という形で情報を関連付けておくことで、
「この顧客にはどんな案件がある?」
「この案件は見積まで進んでいる?」
「契約済みなのか?」
といった情報を、それぞれのデータを探し回ることなく確認しやすくなります。
エンティティとリレーションの関係
第2回でご紹介した「エンティティ」は、管理するデータの単位です。
そして今回の「リレーション」は、それぞれのエンティティをつなぐ役割を持っています。
例えば、
エンティティ
- ・顧客
- ・案件
- ・契約
を作成し、
リレーション
- ・顧客 ↔ 案件
- ・案件 ↔ 契約
という関係を設定することで、業務に合わせたデータ構造を作ることができます。
まとめ
今回は、異なるデータ同士を関連付けて管理できる「リレーション機能」をご紹介しました。
CRMでは、顧客・案件・活動・契約など、さまざまな情報を組み合わせて業務を行います。
それぞれのデータを関連付けることで、情報を探しやすくなり、顧客や案件に関する情報をより一元的に管理できます。
「データを登録する」だけではなく、「データ同士をつなげる」。
リレーション機能は、業務に合わせたデータ管理を実現するための重要な機能です。
次回は、CRMに登録されたデータを利用者ごとに適切に管理するための「セキュリティロール機能」についてご紹介します。
ぜひ次回もご覧ください。




