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知識創造研究室 by CRM(xRM)

訪問介護・訪問看護向けにEMOROCO CRM LiteのGISマップでヘルパーのルート最適化と記録を仕組み化する方法

こんにちは、CRMエバンジェリストの松原です。

訪問介護の効率化とは、移動・記録・連絡の3大ムダを削減し、1日の訪問件数を増やすことです。ルート最適化だけで移動時間を25%削減し、月間訪問件数を40件増やした事業所の実績もあります。

しかし現実には、多くの訪問介護・訪問看護事業所のルート管理は「経験豊富なヘルパーの勘」と「Googleマップでの都度検索」に依存しています。

「今日の担当ヘルパーが急に休んだ。代替の人が利用者の場所もケアの内容も把握していない」

「新しいヘルパーに引き継ぐとき、訪問順や移動のコツを伝えるのに1時間かかる」

「管理者として、今どのヘルパーがどこにいて・今日の訪問が順調に進んでいるか、把握できていない」

これらは構造的な問題です。「移動・記録・情報の分散」という3つの非効率が重なっています。

EMOROCO CRM Lite ver2.0のGISマップ機能は、この3つの非効率を同時に解消する設計を実現します。この記事では、訪問介護・訪問看護の現場に特化したGISマップ×記録仕組み化の完全設計を解説します。


訪問介護・訪問看護が抱える「3つの非効率」の構造

まず問題の構造を正確に把握します。

【訪問介護・訪問看護の「3つの非効率」】

非効率①「移動の非効率」:
  Googleマップで都度ルートを検索する
  訪問順が最適化されておらず移動時間が長い
  「重複移動」(同じエリアを二度往復する)が起きている
  担当者が変わると最適ルートを一から覚え直す必要がある

  影響:
  1日の移動時間が長くなり、ケアの提供時間が削減される。
  ヘルパーの疲弊につながり離職率に影響する。

非効率②「記録の非効率」:
  訪問後に紙の記録票を書く → 事務所に戻って転記する
  二重入力・転記ミスが発生する
  管理者が記録を確認できるのが翌日以降になる

  影響:
  記録業務だけで1日30〜60分が失われる。
  急変・異常の情報伝達が遅れるリスクがある。

非効率③「情報の非効率」:
  利用者のケアの注意点・好み・最近の体調変化が
  ベテランヘルパーの頭の中にしかない。
  担当者変更・突然の欠勤時に引き継ぎができない。
  管理者がリアルタイムで状況を把握できない。

  影響:
  利用者の安全に関わる情報漏洩リスク。
  担当者変更時のケア品質の低下。
  ケアマネジャーへの情報共有の遅れ。

→ この3つが同時に起きているため、
  「移動にも・記録にも・情報共有にも時間が取られる」
  という重層的な非効率が生まれている。

制度的背景——「生産性向上」が処遇改善加算の要件になった

2024年度から介護職員等処遇改善加算の職場環境等要件として「生産性向上」の取り組みが求められるようになりました。2025年度(令和7年度)以降、その要件はさらに厳格化されています。

「生産性向上」とは単に「効率化」だけではありません。「限られた人員で・より多くの利用者に・より質の高いケアを・より安全に提供できる体制を作ること」です。

EMOROCOのGISマップ×記録仕組み化は、この「生産性向上の取り組み」として位置づけられます。

また、2025年度も介護テクノロジー導入支援事業(ICT導入補助金)が継続実施されており、補助率は条件により1/2〜3/4、事業所規模に応じて最大260万円まで補助されるという制度も活用できます。


フィールド設計——訪問介護・看護に特化した「二層の記録」

訪問介護・訪問看護のEMOROCO設計の核心は「利用者レコード」と「訪問記録エンティティ」の二層設計です。

利用者レコード(マスタ情報)

【利用者レコードのフィールド設計】

■ 基本情報・GIS連動フィールド

・利用者氏名
・住所(番地レベルまで)← GISマップのピン表示の基盤
・要介護度(選択式):要支援1〜2 / 要介護1〜5
・主治医・医療機関名
・緊急連絡先(ご家族)
・担当ヘルパー・看護師(ユーザー型)
・担当ケアマネジャー

■ ケアの文脈フィールド(最重要)

・ケアプランの概要(テキスト):
  例「週3回(月・水・金)10:00〜11:00。
     入浴介助・食事介助・服薬確認。
     歩行訓練は10分以内(膝痛悪化のリスク)」

・利用者の性格・対応の注意点(テキスト):
  例「朝の声かけに時間がかかる。急かすと気分が悪くなる。
     昨年亡くなったご主人の話が出ることがある——
     傾聴を大切に。猫(ミケ)の話をすると和む」

・禁忌・アレルギー・注意事項(テキスト):
  例「卵アレルギーあり。左腕に点滴痕。
     内服薬:ワーファリン服用中(転倒注意)。
     血圧:通常120/75前後——160超えは要報告」

・最近の体調変化(テキスト):
  例「先週から食欲がやや落ちている。
     主治医に次回診察で報告予定。
     体重測定を毎訪問時に実施中」

■ 感情温度(状態モニタリング)

・利用者の体調感情温度(選択式):
  良好(安定・良好な状態)/
  要観察(変化が見られる・注意が必要)/
  要対応(急変リスク・緊急確認が必要)/
  緊急(即時対応・医療機関への連絡が必要)

  ← 「感情温度」の概念を訪問介護向けに再定義。
    利用者の「体調・状態の温度感」として機能させる。

・体調感情温度の最終更新日

■ 訪問スケジュール

・訪問曜日・時間帯(テキスト)
・今週の訪問状況(選択式):
  予定通り / 変更あり / キャンセル / 緊急対応

訪問記録エンティティ(各訪問の記録)

【訪問記録エンティティのフィールド設計】

・訪問日時(日付・時刻)
・利用者(利用者レコードへの紐付け)
・担当ヘルパー・看護師
・訪問ステータス(選択式):
  予定 / 訪問中 / 完了 / キャンセル / 緊急対応
・今日の体調感情温度(選択式):
  良好 / 要観察 / 要対応 / 緊急
・今日のバイタル記録(テキスト):
  例「血圧:128/78。体温:36.4。
     SpO2:97%。体重:48.2kg(前回比−0.3kg)」
・今日の訪問メモ(テキスト・最重要):
  例「入浴介助実施。本日は機嫌が良く積極的に
     動いてくれた。食事は全量摂取。
     右足のむくみが先週より目立つ——
     次回訪問時に再確認。ご家族から
     『夜間にトイレで転倒しそうになった』と連絡あり。
     ケアマネに共有が必要」
・申し送り事項(テキスト):
  例「次の担当者へ:右足のむくみの確認を忘れずに。
     夜間転倒の件、山田ケアマネに今日中に連絡する」

GISマップの設計——「ピン色×体調温度」で今日の優先訪問が見える

EMOROCOのGISマップビューで利用者の住所を地図上に表示し、体調感情温度でピンの色を設定します。

【訪問介護・看護向けのピン色設計】

■ 体調感情温度×訪問ステータスのピン色設定

🔴 赤ピン:体調温度「要対応」または「緊急」
  → 今日最優先で確認が必要な利用者
  → 緊急の場合は管理者にLINE通知を即時送信

🟡 黄ピン:体調温度「要観察」
  → 通常訪問だが変化に注意が必要な利用者
  → 訪問後のメモ入力を丁寧に行う

🟢 緑ピン:体調温度「良好」
  → 安定している利用者
  → 通常のケアを実施

⚫ 灰色ピン:本日訪問完了
  → 訪問記録のステータスが「完了」に更新された利用者
  → 地図上で「今日の進捗」がリアルタイムで見える

■ GISマップの日次フィルタリング設計

毎朝の確認(担当ヘルパー・看護師):
  「今日の担当エリア」でフィルタリング
  → 今日訪問する利用者が地図上に表示される
  → 赤ピン(要対応)から優先的に確認してルートを設計

管理者のリアルタイム確認:
  全ヘルパー・看護師の担当利用者を全体表示
  → 「赤ピンが増えている担当エリア」を即座に発見
  → 緊急対応が必要な利用者に素早く介入できる

ルート設計の仕組み——「感覚」から「データに基づく設計」へ

【GISマップを使ったルート設計の手順】

毎朝の訪問計画(担当者・5分):

STEP 1:今日の担当利用者を地図で確認する
  EMOROCOのGISマップを開く
  「今日の担当」フィルタをかけて
  担当エリアの利用者を地図上に表示する

STEP 2:体調感情温度でルートを優先設計する
  赤ピン(要対応)の利用者を最優先で訪問順の早い時間に設定する
  → 「状態が悪い利用者ほど、エネルギーがある午前中に訪問する」
    という設計が自然にできる

STEP 3:地図上の位置関係でルートを最適化する
  GISマップ上の位置を見ながら「移動が最短になる順序」を決める
  訪問順をEMOROCO上に記録して、次回以降の参考にする

STEP 4(訪問後):30秒で記録を更新する
  利用者宅を出た直後にスマートフォンでEMOROCOを開く
  ・訪問ステータスを「完了」に更新(ピンが灰色に変わる)
  ・体調感情温度を更新(状態変化があれば赤・黄に)
  ・今日のバイタル数値を入力(音声入力で15秒)
  ・一言メモを入力(気になったことを一行)
  → これが「訪問記録の二度手間」を解消する設計

管理者のリアルタイムモニタリング:
  事務所のパソコンでGISマップを表示
  ピンが「灰色(完了)」に変わっていく進捗をリアルタイムで確認
  赤ピンのまま時間が経過している利用者に注意→ヘルパーに確認

ワークフロー設計——「異変に気づいたら管理者に即座に伝わる」仕組み

【訪問介護・看護向けワークフロー設計】

ワークフロー①「体調温度『要対応』更新→管理者へ即時LINE通知」(最重要):
  トリガー:「体調感情温度フィールドが
            『要対応』または『緊急』に更新されたとき」
  宛先:管理者・サービス提供責任者のLINE
  
  通知メッセージ:
  「🔴【要対応】○○様(利用者名)
   担当:△△ヘルパー
   体調温度:要対応に変化
   メモ:右足のむくみが顕著。血圧158/90。
   ← 今すぐEMOROCOで詳細を確認して対応を指示してください」

ワークフロー②「訪問予定時刻から1時間後×未完了」(未訪問の検知):
  トリガー:「訪問記録ステータスが『予定』のまま
            訪問予定時刻から1時間経過」
  宛先:担当ヘルパー + 管理者
  
  通知メッセージ:
  「⚠️【未訪問確認】○○様
   予定時刻から1時間が経過しています
   担当:△△ヘルパー
   ← 訪問状況を確認して記録を更新してください」
  
  設計の意図:
  ヘルパーの急病・交通事故・利用者宅での緊急事態など
  「何かが起きている可能性」を早期に検知する安全装置。

ワークフロー③「体調温度『要観察』が3回連続→ケアマネ共有タスク」:
  トリガー:「同じ利用者の体調感情温度が
            3回連続で『要観察』に更新されたとき」
  宛先:サービス提供責任者
  
  通知メッセージ:
  「📊【継続観察】○○様
   3回連続で『要観察』状態が続いています
   ← 今週中にケアマネジャーへの状況共有を検討してください」
  
  設計の意図:
  一時的な体調不良と継続的な変化を区別する設計。
  3回連続のシグナルが「ケアマネへの報告のタイミング」を
  自動的に教えてくれる。

ワークフロー④「申し送り事項入力→次の担当者へLINE通知」:
  トリガー:「訪問記録の申し送り事項フィールドが入力されたとき」
  宛先:次回訪問の担当ヘルパー・看護師
  
  通知メッセージ:
  「📋【申し送り】○○様の次回訪問について
   内容:右足のむくみの確認を忘れずに。
        夜間転倒の件、ケアマネへ連絡済み
   ← 次回訪問前にEMOROCOで詳細を確認してください」

ワークフロー⑤「担当者変更時の引き継ぎアラート」:
  トリガー:「担当ヘルパーフィールドが変更されたとき」
  宛先:新担当ヘルパー
  
  通知メッセージ:
  「📖【引き継ぎ】○○様の担当になりました
   ← EMOROCOで利用者情報・ケアの注意点・
     最近の体調変化を確認してから訪問してください」

ダッシュボード設計——管理者が「今日の事業所全体」を把握する

【訪問介護・看護の管理者向けダッシュボード設計】

■ 毎朝の確認ビュー(管理者・5分)

「今日の訪問予定一覧」:
  今日の全訪問予定(利用者名・担当者・時間・体調温度)
  → 「今日、体調温度が要対応の利用者がいるか」を確認

「GISマップ全体ビュー」:
  全利用者のピンを表示(担当者別に色分けも可能)
  → 担当エリアのバランス・重複移動の有無を確認

■ リアルタイム確認ビュー(日中・随時)

「本日の訪問進捗」:
  「完了:○件 / 進行中:○件 / 未着手:○件」
  → 予定通り進んでいるかをGISマップのピン色で確認

「体調温度アラートリスト」:
  本日「要観察」以上に更新された利用者の一覧
  → 詳細をクリックして記録を確認し対応判断

■ 週次・月次の確認ビュー

「体調温度の変化トレンド(利用者別)」:
  各利用者の体調感情温度の推移グラフ
  → 「この利用者は3週間かけて徐々に悪化している」
    という緩やかな変化を発見する

「ヘルパー別の訪問件数・移動時間の比較」:
  担当者ごとの1日平均訪問件数・
  訪問完了時刻の分布
  → 特定のヘルパーに負荷が集中していないかを確認
  → ルート設計の最適化に活用する

「ケアマネへの報告実績」:
  申し送り事項・要観察継続のタスクが
  どれだけ実施されたかを確認
  → 記録・情報共有の定着状況を把握

「担当者が突然休んだ」ときの引き継ぎ設計

訪問介護・訪問看護で最もリスクが高い状況の一つが「担当ヘルパー・看護師の急な欠勤」です。

【急な担当者欠勤時の引き継ぎ設計】

従来の対応(EMOROCOなし):
  担当者が欠勤連絡 → 管理者が利用者に連絡 → 代替担当者を探す
  → 代替担当者に「この利用者はこういう人で・
     こういう注意点があって・最近体調が〜」という
     口頭説明を20〜30分行う
  → 代替担当者は初めて行く利用者宅への道を
     Googleマップで確認しながら訪問
  → ケアの質が通常より下がる可能性がある

EMOROCOありの対応:
  担当者が欠勤連絡 → 管理者がEMOROCOで担当者を変更
  → 代替担当者のLINEに「引き継ぎアラート」が届く
  → 代替担当者はEMOROCOを開いて以下を確認:
    ・利用者の住所(GISマップで場所を確認)
    ・ケアの注意点・禁忌・性格の記録
    ・最近の体調変化(直近の訪問記録)
    ・申し送り事項
  → 5分で引き継ぎが完了する
  → 「利用者のことをある程度知った状態」で訪問できる

設計のポイント:
  「ケアの注意点・禁忌・性格」フィールドは
  ベテランヘルパーが日々の観察から書き溜めた情報。
  「急かすと気分が悪くなる」「猫の話で和む」という
  一言が、利用者との信頼関係の継承になる。

業種特有の注意点——「個人情報の保護」と「セルフホスト」

訪問介護・訪問看護で扱う情報は、利用者の健康状態・住所・家族関係・服薬情報という極めて機密性の高い個人情報です。

【訪問介護・看護のEMOROCOセキュリティ設計】

アクセス権限の設計:
  管理者ロール(全利用者の全情報へのアクセス)
  ヘルパー・看護師ロール(担当利用者のみ表示)
  ケアマネジャー連携ロール(必要な情報のみ閲覧可)

セルフホストの検討:
  利用者の住所・健康情報・バイタルデータ——
  これらをクラウドSaaSに保管することへの
  コンプライアンス上の懸念がある場合、
  EMOROCOのセルフホスト環境(Azure自社サーバー)での
  運用を検討する。
  個人情報保護法・介護保険法の情報管理要件への対応として
  「自社サーバー内にデータを保持する」選択肢が有効。

スマートフォンでの運用:
  訪問先での入力はスマートフォンが前提。
  「3クリック以内でメイン操作が完了する」
  EMOROCOのUX設計が現場での定着に直結する。
  入力のハードルが高いと「帰ってから入力しよう」になり、
  リアルタイム記録の価値が失われる。

「ROI」を試算する——移動時間削減の経済的価値

【訪問介護事業所でのEMOROCO導入ROI試算】

前提:
  ヘルパー8名、1日平均訪問件数5件/名
  時給換算コスト:1,500円/時間

GISマップによる移動時間の削減(保守的な試算):
  移動時間25%削減という実績を踏まえ、
  1日あたりの移動時間が15分削減されると仮定:
  15分 × 8名 × 20日 = 2,400分/月 = 40時間/月
  時給換算コスト:40時間 × 1,500円 = 月60,000円の削減

記録時間の削減:
  訪問後の紙記録→転記の二度手間が解消されると仮定:
  1訪問あたり5分削減 × 5件/日 × 8名 × 20日 = 800分/月 = 約13時間
  時給換算コスト:13時間 × 1,500円 = 月20,000円の削減

EMOROCOのコスト(8ユーザー):
  月1,500円 × 8ユーザー = 月12,000円

投資対効果:
  削減コスト:60,000円 + 20,000円 = 80,000円/月
  EMOROCOコスト:12,000円/月
  
  投資対効果:約6.7倍(月次)
  → EMOROCOの費用の6.7倍のコスト削減効果
    (保守的試算でも月68,000円の差益)

さらに:
  訪問件数の増加(移動時間削減分を訪問に充てる場合)
  引き継ぎコストの削減(急な欠勤時の対応時間削減)
  ヘルパーの疲弊軽減による離職率低下
  これらの付加価値を加えれば、ROIはさらに高まる

導入ロードマップ——「今週から始める」4ステップ

【訪問介護・看護事業所でのEMOROCO導入ロードマップ】

Week 1:利用者レコードと基本フィールドの設定
  ①利用者エンティティに全フィールドを設定する
  ②全利用者のレコードを作成する(住所・担当者・基本情報)
  ③GISマップで全利用者が地図上に表示されることを確認する
  ④体調感情温度を全利用者に設定する(直感で4段階)
  
  目標:「今日どの利用者が要観察か」が地図で見える状態

Week 2:訪問記録エンティティとワークフローの設定
  ⑤訪問記録エンティティを設定する
  ⑥体調温度「要対応」→管理者LINE通知ワークフローを1本設定する
  ⑦スマートフォンでの入力テストを全ヘルパーで実施する
  
  目標:訪問後30秒入力が可能な状態

Week 3〜4:ルート設計の習慣化
  ⑧毎朝のGISマップ確認を全ヘルパーの習慣にする
  ⑨訪問順序をGISマップから設計する練習を行う
  ⑩週次の振り返りで「移動時間の変化」を確認する

Month 2以降:深化と拡張
  ⑪申し送りワークフロー・ケアマネ共有タスクを追加する
  ⑫「体調温度3回連続要観察」ワークフローを設定する
  ⑬ダッシュボードで月次のトレンドを分析する習慣を作る

まとめ——設計チェックリスト

フィールド設計:
□ 利用者レコードに「住所」フィールドがあるか(GIS連動の基盤)
□ 「ケアの注意点・禁忌」フィールドがあるか(引き継ぎの核心)
□ 「体調感情温度」フィールドが設定されているか
□ 訪問記録エンティティが設計されているか
□ 「バイタル記録」「今日のメモ」「申し送り事項」フィールドがあるか

GISマップ設計:
□ 全利用者がGISマップ上に表示されているか
□ 体調感情温度でピン色が設定されているか
□ エリア・担当者フィルタリングが設定されているか

ワークフロー設計:
□ 体調温度「要対応」→管理者LINE即時通知が設定されているか
□ 訪問予定時刻から1時間後の未完了アラートが設定されているか
□ 担当者変更時の引き継ぎ通知が設定されているか

セキュリティ設計:
□ ヘルパー・看護師ロールで「担当利用者のみ表示」が設定されているか
□ セルフホストの必要性を検討したか

「移動・記録・連絡の3大ムダを削減する」——この目標をEMOROCO CRM LiteのGISマップ×記録仕組み化が実現します。

ルート最適化で移動時間を削減し・訪問後30秒入力で記録の二度手間をなくし・体調温度のLINE通知で情報共有をリアルタイム化する。この3つが同時に動いたとき、ヘルパー・看護師は「移動と記録に追われる時間」ではなく「利用者のケアに向き合う時間」を得ます。

それが、訪問介護・訪問看護における「生産性向上」の本質です。

月1,500円/ユーザーから。今日、まず全利用者のレコードと住所をEMOROCOに入力して、地図上に表示するところから始めてください。
EMOROCO CRM Lite 製品ページ


関連記事:[EMOROCO CRM LiteのGISマップ×感情温度——地図と温度感で「今日誰を訪問すべきか」が見える設計]

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この記事を書いた人
松原 晋啓

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アクセンチュア等でSE、アーキテクト、コンサルタント、インフラジスティックスでエバンジェリスト(Microsoft MVP for Dynamics CRM(現 Microsoft MVP for Business Solutions))、マイクロソフトでソリューションスペシャリスト(Dynamics CRM製品担当)を経て、現在はCRMを専門に扱うサービスチームを率いて大小様々の企業のCRM導入や事業立上げを支援、その傍らでCRMエバンジェリストとしてイベントや記事寄稿を通じて"真の"CRMの理念の普及に努めている。
アクセンチュアでCRMを学び、マイクロソフトでCRM2.0(プラットフォームドCRM)を世界的に提唱したCRMの正統後継者にして現役最長のCRM専門家(CRM診断士/CRMドクター)
その後もCRM3.0(パーソナライズドCRM)、CRM4.0(クリエイティブCRM)を提唱するCRMの第一人者としてインタビューを受けたり、国内外で多くの賞を受賞している。
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