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デジタルAI導入補助金2026でEMOROCO CRM Liteを導入する — 申請手順と補助額・対象要件の完全ガイド

こんにちは、CRMエバンジェリストの松原です。

「CRMを導入したいが費用が気になる」

その悩みに直接答えます。

2026年3月30日から交付申請の受付が開始されたデジタルAI導入補助金2026(旧:IT導入補助金)を活用すれば、EMOROCO CRM Liteの導入費用の最大50%(最低賃金近傍の事業者は最大67%)が国から補助されます。

2025年度まで「IT導入補助金」として実施されてきたこの制度は、2026年から「デジタル化・AI導入補助金」に名称変更されました。名称に「AI」が追加されたことに象徴されるように、AIを含むITツールの導入も支援対象として明確化され、制度が拡充されています。

この記事では、デジタルAI導入補助金2026の概要・補助額・対象要件・申請手順を解説し、EMOROCO CRM Liteをこの補助金でどう活用するかを具体的に説明します。


デジタルAI導入補助金2026の概要——「IT導入補助金」が進化した制度

【デジタルAI導入補助金2026の基本情報】

正式名称:デジタル化・AI導入補助金2026
旧称:IT導入補助金2025(2026年から名称変更)
管轄:経済産業省 中小企業庁
事務局:独立行政法人 中小企業基盤整備機構(SMRJ)
公募開始:2026年2月27日
交付申請受付開始:2026年3月30日〜
締切:おおむね1〜2ヶ月に1回のペースで設定
      第4次締切(8月25日)まで公表済み

目的:
  中小企業・小規模事業者が業務の効率化や
  生産性の向上を目的としたITツールを導入する際、
  費用の一部を補助する制度

補助対象:
  事務局に登録された「ITツール」の
  ソフトウェア費用・クラウド利用料・導入関連費など
  (EMOROCO CRM Liteはツール番号DL07-0022934として登録済み)

2026年からの主な変更点:
  ①名称が「IT導入補助金」から
    「デジタル化・AI導入補助金」に変更
  ②AI機能を有するツールが明確に補助対象として追加
  ③2回目以降の申請者への賃上げ要件が追加・厳格化

申請枠の種類——EMOROCOは「通常枠」で申請する

デジタルAI導入補助金2026には5つの申請枠があります。EMOROCO CRM Liteの導入は通常枠で申請します。

【5つの申請枠の概要】

①通常枠(EMOROCOはここで申請):
  目的:業務プロセスのデジタル化・生産性向上
  対象ツール:顧客管理・販売管理・会計・人事労務等のITツール
  補助額:5万円〜450万円
  補助率:1/2以内(条件により2/3以内)

②インボイス対応枠:
  目的:インボイス制度対応(会計ソフト・受発注・決済)
  EMOROCOは対象外

③電子取引類型:
  目的:電子取引の導入
  EMOROCOは対象外

④セキュリティ対策推進枠:
  目的:サイバーセキュリティ対策
  EMOROCOは対象外

⑤複数社連携デジタル化・AI導入枠:
  目的:10者以上の中小企業の連携による導入
  最大3,000万円

→ EMOROCO CRM Liteの導入は「通常枠」が対象。
  顧客対応・販売促進・業務効率化を担うCRMとして
  通常枠の補助対象に該当する。

通常枠の補助額と補助率——EMOROCOでいくら補助されるか

【通常枠の補助額の仕組み】

補助額は「導入するITツールが対応する業務プロセスの数」によって決まる。

1〜3プロセスの場合:
  補助額:5万円〜150万円未満
  補助率:1/2以内

4プロセス以上の場合:
  補助額:150万円〜450万円以下
  補助率:1/2以内
  ※賃上げ要件あり(給与支給総額の年平均成長率3%以上など)

最低賃金近傍の事業者の場合:
  補助率:2/3以内に引き上げ
  条件:令和6年10月〜令和7年9月の間で
       地域別最低賃金以上〜令和7年度改定の地域別最低賃金未満で
       雇用している従業員が全従業員の30%以上の月が
       3か月以上ある事業者

業務プロセスの例(通常枠で対象となる主な業務):
  顧客対応・販売促進(CRM・SFA等)← EMOROCOが対応
  受発注管理
  会計・財務
  人事・労務・給与
  在庫・物流管理
  調達・購買
【EMOROCOでの補助額試算例】

試算①(5ユーザー・年間サブスクリプション費用):
  EMOROCO月額:1,500円 × 5ユーザー = 7,500円/月
  年間:90,000円
  補助率1/2:補助額 約45,000円
  自己負担:約45,000円

試算②(10ユーザー + 導入関連費用を含む場合):
  EMOROCO月額:1,500円 × 10ユーザー = 15,000円/月
  年間:180,000円
  導入関連費(セットアップ・研修等):100,000円
  合計申請額:280,000円
  補助率1/2:補助額 約140,000円
  自己負担:約140,000円

注意事項:
  ・補助額の計算は公式サイトの「補助額試算シミュレーター」で確認する
  ・実際の補助額は審査の結果・業務プロセス数によって変わる
  ・補助金は事後払い(先に自己負担で導入してから補助金が交付される)
  ・クラウド利用料は原則1〜2年分が対象(公募要領で確認)

対象事業者の要件——「自社は申請できるか」を確認する

【デジタルAI導入補助金2026の対象事業者】

基本要件:
  日本国内で法人登記されている法人または個人事業主
  日本国内で事業を営んでいること
  国税庁のサイトに法人番号が掲載されていること(法人の場合)

規模の要件(業種別):
  飲食業・宿泊業:資本金5,000万円以下、従業員数20名以下
  卸売業:資本金1億円以下、従業員数100名以下
  小売業:資本金5,000万円以下、従業員数50名以下
  サービス業(上記以外):資本金5,000万円以下、従業員数100名以下
  製造業・建設業・その他:資本金3億円以下、従業員数300名以下

  ※業種ごとに詳細な条件が設定されている。
    公式サイトの「対象者チェッカー」で自社の対象を確認する。

対象外となる主なケース:
  ❌ 大企業(規模要件を超える企業)
  ❌ 政治団体・宗教法人
  ❌ 過去に補助金の不正受給があった事業者
  ❌ 反社会的勢力との関係がある事業者
  
2回目以降の申請者の追加要件:
  IT導入補助金2022〜2025の交付決定を受けた事業者が
  再度申請する場合は以下の要件がすべて必要:
  ①給与支給総額の年平均成長率 1.5%以上
  ②事業場内最低賃金が地域別最低賃金+30円以上
  ③賃金引上げ計画を従業員に表明していること

申請の流れ——「IT導入支援事業者と共同で申請する」

デジタルAI導入補助金の重要な特徴の一つが「IT導入支援事業者との共同申請」です。第三者への申請代行は制度上不可ですが、IT導入支援事業者と申請者が共同で電子申請を進める仕組みになっています。

アーカス・ジャパン株式会社はIT導入支援事業者として登録されており、EMOROCO CRM Liteの申請をサポートします。

【申請の全体フロー(8ステップ)】

STEP 1:GビズIDの取得(事前準備・最重要)
  補助金申請に必須のアカウント。
  申請前に必ず取得しておく。
  GビズIDプライム(法人の場合)の取得には
  書類審査があり、2〜3週間かかる場合がある。
  → 「今すぐGビズIDを申請する」が最初のアクション

STEP 2:みらデジ・省力化ナビの経営診断を受ける
  申請に際して、中小企業庁の「みらデジ」または「省力化ナビ」
  での経営診断が必要(事前確認)。
  Web上で簡単に受診できる。

STEP 3:IT導入支援事業者(アーカス・ジャパン)への相談
  EMOROCO CRM Liteの導入について相談する。
  「ツール番号DL07-0022934」で登録済みのツールであることを確認する。
  補助額の試算・申請する業務プロセスの確認を行う。

STEP 4:交付申請の準備
  IT導入支援事業者(アーカス・ジャパン)と共同で
  申請マイページから交付申請を行う。
  必要な情報:
  ・GビズIDでのログイン
  ・事業計画の入力(生産性向上の目標・導入効果)
  ・財務情報の入力(売上・利益等)
  ・みらデジ・省力化ナビの診断結果

STEP 5:交付申請の提出
  申請マイページから電子申請を提出する。
  書類の郵送は不要(Web上での入力のみ)。
  各締切日までに提出が必要。

STEP 6:審査・交付決定の通知
  審査は通常、締切から数週間〜1ヶ月程度。
  交付決定の通知を受けてから、
  EMOROCOの契約・導入・支払いを行う。
  
  ⚠️ 重要:交付決定前にEMOROCOの契約・支払いをしても
  補助対象にならない。必ず交付決定を待つ。

STEP 7:ITツールの導入・支払い
  交付決定後にEMOROCO CRM Liteを契約・導入する。
  事業実施期間内(2026年12月25日17時まで)に完了させる。

STEP 8:実績報告と補助金の受け取り
  ITツールの導入・支払い完了後、実績報告書を提出する。
  審査後に補助金が口座に振り込まれる(事後払い)。
  ※導入後も一定期間、効果報告の義務がある(3年間)

申請スケジュール——「早めに動くことが最大のポイント」

【2026年の申請スケジュール(公表済み分)】

交付申請受付開始:2026年3月30日〜
1次締切:2026年5月12日 17:00
2次締切:2026年6月(詳細は公式サイトで確認)
3次締切:2026年7月(詳細は公式サイトで確認)
4次締切:2026年8月25日(現時点で公表済み最終)

事業実施期間:交付決定から2026年12月25日17時まで

なぜ早めに動くべきか:
  予算上限に達した枠から早期終了していく。
  人気の枠は締切前に終了する可能性がある。
  GビズIDの取得に2〜3週間かかる。
  IT導入支援事業者との調整・申請準備にも時間がかかる。
  「検討を先送りしていると、自社が希望する枠が終了してしまう」リスクがある。

今すぐ始めるべきアクション:
  ①GビズIDの申請を今日中に開始する
  ②みらデジ・省力化ナビで経営診断を受ける
  ③アーカス・ジャパンに補助金申請の相談をする

EMOROCOが補助金申請で「強い理由」——業務プロセスの網羅性

通常枠の補助額は「対応する業務プロセスの数」によって変わります。EMOROCO CRM Liteは複数の業務プロセスに対応しているため、業務プロセス数が多い場合は150万円以上の枠での申請も検討できます。

【EMOROCO CRM Liteが対応する主な業務プロセス(例)】

顧客対応・販売促進:
  ・取引先管理(顧客データベース)
  ・商談・案件管理
  ・活動記録・接触履歴管理
  ・顧客ポータル(問い合わせ受付・申請管理)

その他の業務効率化:
  ・ワークフロー自動化
  ・GISマップ・ルート営業管理
  ・BPF(業務プロセスフロー)による対応漏れ防止
  ・LINE通知による自動アラート

→ 申請する業務プロセスの選定と数の確認は、
  IT導入支援事業者(アーカス・ジャパン)と相談しながら行う。
  自社の課題と補助金の要件を整合させた
  事業計画の作成が採択のカギになる。

事業計画の書き方——「採択されやすい計画」の要点

補助金申請では「事業計画」の記述内容が審査で重視されます。文字数が限られているため、的確な記述が求められます。

【採択されやすい事業計画の要点】

①「現状の課題」を具体的に書く:
  × 「顧客管理が不十分」
  ○ 「顧客情報がExcelと担当者の記憶に分散しており、
     担当者が変わるたびに顧客との関係がリセットされている。
     フォロー漏れが月に○件発生しており、
     機会損失が年間○○万円と試算している」

②「導入後の具体的な改善目標」を数字で書く:
  × 「業務が効率化される」
  ○ 「EMOROCO CRM Liteの導入により:
     ・顧客情報の一元管理で担当変更時の引き継ぎコストを
       月○時間削減する
     ・ワークフロー自動化でフォロー漏れをゼロにする
     ・感情温度管理で顧客離脱率を○%改善する
     ・GISマップでルート営業の移動時間を月○時間削減する」

③「労働生産性の向上率」を明示する:
  補助金の目的は「労働生産性の向上」。
  付加価値額(営業利益+人件費+減価償却費)÷従業員数が
  年率3%以上向上する計画を示す必要がある。

④「IT導入支援事業者のサポート内容」を確認する:
  アーカス・ジャパンが提供する
  導入支援・設定サポート・研修の内容を
  事業計画に反映させる。

注意事項——「よくある失敗」を防ぐ

【補助金申請でよくある失敗と防止策】

失敗①「交付決定前にEMOROCOを契約・支払いした」:
  交付決定前の費用は補助対象外。
  「採択されるだろう」と先走って契約してしまう失敗が多い。
  防止策:交付決定の通知を受けてから契約する。

失敗②「GビズIDの取得が遅れて締切に間に合わなかった」:
  GビズIDの取得には時間がかかる。
  締切直前から動くと間に合わない。
  防止策:今日すぐにGビズIDの申請を開始する。

失敗③「採択後の効果報告を忘れた」:
  補助金の交付後、3年間の効果報告義務がある。
  報告を怠ると補助金の返還を求められる場合がある。
  防止策:交付決定時に報告スケジュールをカレンダーに登録する。

失敗④「事業計画が曖昧で不採択になった」:
  「業務効率化のため」という曖昧な計画は採択されにくい。
  防止策:現状の課題・数値目標・生産性向上率を
       具体的に記述する。
       IT導入支援事業者(アーカス・ジャパン)に
       事業計画のアドバイスを受ける。

失敗⑤「補助対象経費の範囲を誤解した」:
  ハードウェア(PC・タブレット単体)は補助対象外。
  ソフトウェア費用・クラウド利用料・導入関連費が対象。
  防止策:事前にIT導入支援事業者に対象経費を確認する。

まとめ——EMOROCOを補助金で導入するためのアクションプラン

【今日からのアクションプラン(優先順)】

アクション①(今日中):GビズIDの申請を開始する
  https://gbiz-id.go.jp/ にアクセスして申請開始。
  取得に2〜3週間かかるため、最優先で動く。

アクション②(今週中):みらデジ・省力化ナビで経営診断を受ける
  Web上で完結する診断。30分程度。

アクション③(今月中):アーカス・ジャパンに相談する
  EMOROCO CRM Lite(ツール番号:DL07-0022934)を
  デジタルAI導入補助金で導入したい旨を相談する。
  ・自社が対象事業者に該当するかの確認
  ・対象業務プロセスの確認
  ・補助額の試算
  ・事業計画の作成サポート

アクション④(申請期間中):交付申請を提出する
  IT導入支援事業者(アーカス・ジャパン)と共同で
  申請マイページから電子申請を行う。

アクション⑤(交付決定後):EMOROCOを契約・導入する
  交付決定の通知を受けてから初めてEMOROCOと契約する。
  30日間の無料トライアルを先に使って
  導入設計を進めておくことは可能。

よくある質問

Q1「30日間無料トライアル中に補助金申請できますか?」
A:無料トライアルの利用と申請の準備を並行して進めることは可能です。
   ただし補助対象となるのは交付決定後の費用(有料契約分)です。
   トライアル期間中に操作感を確認しながら申請準備を進めてください。

Q2「アーカス・ジャパンは代理申請してくれますか?」
A:デジタルAI導入補助金は「IT導入支援事業者と申請者の共同電子申請」
   であり、第三者への申請代行は制度上不可です。
   アーカス・ジャパンはIT導入支援事業者として、
   申請のサポート・事業計画のアドバイス・申請マイページの
   共同作業を行います。申請者本人(御社)の操作と確認が必要です。

Q3「採択率はどのくらいですか?」
A:枠・年度によって異なります。
   事業計画の内容・申請タイミング・予算残高によって変わります。
   「早めに申請する」「具体的な事業計画を書く」という
   2点が採択率を高める最も有効な方法です。

Q4「補助金が受け取れるまでどのくらいかかりますか?」
A:申請→交付決定(1〜2ヶ月)→導入・支払い→実績報告(数ヶ月)→
   補助金振込という流れになります。
   補助金の受け取りまでに数ヶ月〜半年程度かかることが一般的です。
   先払いの資金繰りを事前に確認してください。

Q5「複数のツールと組み合わせて申請できますか?」
A:通常枠では複数のITツールを組み合わせて申請することも可能です。
   ただし対象ツールは事務局に登録されたものに限ります。
   アーカス・ジャパンにご相談ください。

デジタルAI導入補助金2026は、EMOROCO CRM Liteを「今すぐ・費用の半分で」導入できる絶好の機会です。

ただし補助金には締切があり、予算上限に達した枠から順次終了します。「検討してから申請しよう」と先送りすると、締切に間に合わなくなる可能性があります。

今日できることは一つ——GビズIDの申請を開始すること。

それだけで、補助金活用への道が開けます。

EMOROCO CRM Lite(ツール番号:DL07-0022934)に関する補助金申請のご相談は、アーカス・ジャパン株式会社(IT導入支援事業者)にお問い合わせください。
EMOROCO CRM Lite 製品ページ


参考:公式情報源

本記事の情報は2026年5月時点のものです。補助金制度の詳細・最新スケジュールは必ず公式サイトでご確認ください。


関連記事:[EMOROCO CRM Lite導入「最初の30日間」完全ロードマップ——Week別の設計・定着・SoI-PDCA立ち上げ手順]

関連記事:[kintoneとEMOROCO CRM Liteのノーコードツール比較——「作り込むか・最初からCRMか」の判断基準]

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この記事を書いた人
松原 晋啓

詳細プロフィールはこちら
アクセンチュア等でSE、アーキテクト、コンサルタント、インフラジスティックスでエバンジェリスト(Microsoft MVP for Dynamics CRM(現 Microsoft MVP for Business Solutions))、マイクロソフトでソリューションスペシャリスト(Dynamics CRM製品担当)を経て、現在はCRMを専門に扱うサービスチームを率いて大小様々の企業のCRM導入や事業立上げを支援、その傍らでCRMエバンジェリストとしてイベントや記事寄稿を通じて"真の"CRMの理念の普及に努めている。
アクセンチュアでCRMを学び、マイクロソフトでCRM2.0(プラットフォームドCRM)を世界的に提唱したCRMの正統後継者にして現役最長のCRM専門家(CRM診断士/CRMドクター)
その後もCRM3.0(パーソナライズドCRM)、CRM4.0(クリエイティブCRM)を提唱するCRMの第一人者としてインタビューを受けたり、国内外で多くの賞を受賞している。
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