Dynamics CRMはこんなことにも使えます 農産編 その2
前回は・・・
今の農産業には様々な問題があり、その一部をピックアップしました。これに対しDynamics CRMでどのような解決を図ることができるのか・・・
いよいよ今回は様々な問題に対してどのようにDynamics CRMを活用していくのかを紹介していきたいと思います。
様々な問題への解決策は?
産地偽装
この問題は消費者に対し産地を証明する手段の一つとしてトレーサビリティ(traceability)があります(詳しくはこちら)。農産物の生産過程や流通経路をDynamics CRMで一括管理し消費者や関係者へ情報を提供することで安心で安全な農産物を提供することができる仕組みです。
Dynamics CRMでは顧客を農産物に置き換えて、生産者や生産工程、流通経路を紐づけ消費者からの評価を蓄積することでブランド化を行う事ができ通常よりも商品価値を高めることができます。
生産工程の記録や流通経路を追いかけるところは非常に手間がかかるため現状わかってはいても中々整備が進んでいない状況です。このあたりはDynamics CRMと連携する様々なIT技術を使用して簡易化することができます。
環境汚染
上記トレーサビリティの一環としても組み込むことができますが、こちらは農地管理をDynamics CRMで行う事で解決できます。農産物を生産している農地がどこにあり誰が管理しているのかを情報化し、さらに日々の気候、土壌や水質の調査結果を蓄積することでその農地が安全であることを証明します。
高齢化と後継者不足
農業従事者の高齢化が進み後継者不足になっている背景としてはやはりお金の問題が大きいと思います。これは一般の会社員であれば一定の年齢になれば退職金がある程度入りますが農家に退職金はありません。このため現役の農業経営者の引退が進まず引き継ぎが行われないためどんどん高齢化していきます。これに対し組織的でも個人的でもかまいませんが毎月や毎年の積み立てをDynamics CRMで管理することで30年後、40年後の退職金の確保を図ります。
また経営者のいなくなった農地を他の若い生産者へ貸し借りを行いDynamics CRMで管理する事で引き続き収益を得ることができ最終的には若い生産者へ引き継ぎを行うことも可能です。
Dynamics CRMで問題解決!
このように農産業を取り巻く様々な問題に対し、Dynamics CRMを利用することで様々な問題を解決するだけでなく、さらなる付加価値を付けますます魅力的な業種にすることができます。
これが「Customer Relationship Management」ならぬ「Agriculture Relationship Management」・・・そう!XRMなのです!!
上記問題に限らず様々な問題でお困りの農産業の方は今すぐArtisanの技術者(コンサル)集団にご相談をお勧めします!
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