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知識創造研究室 by CRM(xRM)

「EMOROCO(エモロコ)」についてすべての人が知っておくべきこと

みなさん、こんにちは。
アーカス・ジャパンは、お客様の感情をITで理解して日本流おもてなしを支援するための次世代ITシステム(エモーショナルソリューション)として「EMOROCO(エモロコ)」(以下、EMOROCO)のリリースを開始いたします。
そこで、今日は「EMOROCO」について、みなさんに知っておいてほしいことをご紹介いたします。

「EMOROCO」は単なるCRM(顧客関係管理)ではない

従来のITシステムは情報を貯めて出力するだけの合理的な作業しか出来ませんでしたが、顧客サービスを管理するCRM(顧客関係管理)と人工知能(AI)を中心として、従来のPC/モバイルに加えて、ロボットやセンサーを組み合わせることで、お客様ひとりひとりの感情を理解し、今お客様が欲しい情報をサービスとして提供することが可能となります。

「EMOROCO」は、1)CRM部分を導入して顧客情報を整理し構造化されたデータを蓄積、2)CRMに合わせたアルゴリズムの人工知能に学習、3)サービスであれば「和の心とITが生み出す世界最高のおもてなし」、販売であれば「次の一手を生み出し収益を上げる」を実践、という3段階からなる構成の全体像で示すことができます。

小さく初めて、大きく育てる

人工知能は学習すればするほど精度を高める自己進化型のシステムであるため、最初から効果が出ることはなく、小さいところから大きく育てていく必要があります。「EMOROCO」を導入するにはまずCRM部分を導入してお客様の情報を整理した上で、CRMに合わせたアルゴリズムの人工知能に学習させていくことになります。そのためには何よりまず着手することが大切です。
具体的には、3か月~6か月のPOC(概念実証)のプロジェクトを立ち上げることを推奨しており、その後に上記1)~3)を第一弾、第二弾、第三弾のようにステップアップする進め方を基本としています。

「EMOROCO」の学習データベースと顔認識サービスによる日本流おもてなし

「EMOROCO」が持つ学習データベースと顔認識サービスにより、次のようなおもてなしワールドを生み出します。
実は私、リンゴがアレルギーで食べられない人です。本当です・・・
店舗にある端末の人工知能に、私のアレルギー情報を顔データと共に登録することで経験を学習させます。次回同じ店舗への来店したり他のチェーンである店舗への来店した際に、同じことを細かく伝えることなく対応してくれます!
私:「○○の注文をお願いします」
人工知能:アレルギー情報のお知らせ「リンゴ」
店員:「このメニューにはリンゴが味付けに含まれていますが大丈夫でしょうか?」
私:(心の声)お、私がリンゴを食べられないこと分かってくれているんだ
私:「そうなんですね、それじゃ△△にします。ありがとうございます」

私はこのようなサービスを受けると間違いなくこの店がお気に入りになるし、外食では優先して家族とよく行く店になることでしょう。勿論、味の基本は大事だけどね笑

まとめ

「EMOROCO」による、自分のために特別なおもてなしがなされているかのようなワールドを、日本全土に広めていくまでアーカス・ジャパンの挑戦は続きます!
そして、「EMOROCO」はあっと驚く特別な機能をまだまだ備えていますので、みなさんに知っておいてほしいことを続々とご案内できればと思います。

この記事を書いた人
徳本 和也

関電システムソリューションズ、アバナードを経てアーティサン(アーカス・ジャパン)に勤務。
CRM導入コンサルタント、システムエンジニア。昔、尊敬する上司に「4C=奉仕の精神で頑張りなさい。」と教えられました。
その言葉を思い出して、いまは、変化(Change)が機会(Chance)を呼び、創造(Creativity)をもって挑戦(Challenge)する、そのように思いました。
皆さん一人ひとりが変化すれば、必ず将来チャンスを呼び、更なる成長を遂げるはずです。
マイクロソフト認定プロフェッショナル 、情報処理技術者(AP、FE)を持つ。

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