Dynamics CRMはこんなことにも使えます 農産編 その1
そろそろ小技ネタも尽き始め・・・(ゴホン!ゴホン!マダマダアリマスヨ)
そんなこんなで新しい話題で記事を書いてみようと思い色々思案に思案を重ねた結果、Dynamics CRMって顧客管理だけじゃないよねという考えに至り色んな業種のお客様に興味を持ってもらえるといいなぁという想いを込めて新シリーズを始めてみました。
CRMとXRM
CRMのCはCustomerのCですが、何でも(anything)を表すXを使ってXRMなんて言ったりするようで、顧客だけではなく施設や食べ物、消耗品やデータといったあらゆるものを管理できる仕組みをDynamics CRMはもっています。詳しくはWEBで!
生産者と消費者を取り巻く問題
記念すべき第一回目は私の故郷でもっともポピュラーな産業である農業について考えてみたいと思います。もちろん農産物を買ってくださるお客様を軸にCRMを展開する事は(Artisanなら)造作も無い事なので、今回は農作物=顧客と置き換えてDynamics CRM(XRM)の仕組みを考えて行きたいと思います。
これまで農業、農産物をとりまく出来事として様々な出来事が起こっています。産地偽装や環境汚染など直接消費者にかかわる問題は私たちの普段の生活に大きく関わっており皆さんの生活にも様々な影響が出ていると思います。
また生産者にしてみれば自分たちの体に入るものですから有害なものが含まれていないか価格は適正か、スーパーで売られている野菜や果物を見てどうやって安全を確かめればいいのでしょうか。
具体的に問題ってどんなの?
農産業を取り巻く様々な問題にはどういったものがあるのでしょうか。主な問題について掘り下げて考えてみたいと思います。
産地偽装
昔から幾度となく発覚しなかなか根絶されない問題として有名な産地偽装があります。これは特に地域ブランド化によって農産物の価値が上がってくると別な産地の同じ農産物を産地を偽って販売することです。当然同じ農産物を売るなら高い方が良いというのはわかりますがブランド化されていない安いものを高く売る。外国産の安く輸入されたものを国産として高く売るなど一時の利益のために信頼を失いせっかく売り出したブランドが売れなくなってしまいます。
環境汚染
東日本大震災で特に大きな問題となった放射能による土壌汚染のように直接被害がなくても、周辺でとれたというだけで売れなくなったり直接関係なくても風評被害により売上に影響が出たりします。
高齢化と後継者不足
最近は一部の若い人の間でも人気になりつつありますが日本全体でみるとまだまだ生産者は高齢の方が多く後継者がいないため生産者が減っていく傾向にあります。1960年には約1400万人いたと言われている生産者が2009年には約300万人となっており約1100万人も減少していると言われています。特に65歳以上の人が6割もいるのに対し35歳未満の人は5%しかいません。
こういった様々な問題に対しDynamics CRMがどんな解決策を見出すのか・・・
次回!「Dynamics CRMはこんなことにも使えます 農産編 その2」にご期待ください!!
・・・なんか大風呂敷広げたすぎた気がする・・・(;´Д`A ```