Microsoft Flow(Power Automate)を使ってDynamics CRMとつないでみよう 入門編 その2
皆さんあけましておめでとうございます。本年もアーカス・ジャパン株式会社をよろしくお願い致します。
今回は前回作成したフローに条件分岐を追加してみたいと思います。
条件
・Dynamics CRMの取引先担当者に新しいレコードを作成した際に電子メールに値が入力されているか
変更内容
・条件の追加
・宛先を入力された電子メールに変更
・本文に入力された姓名を表示する
作り方
Microsoft Flowの画面を表示
Office 365にサインインしMicrosoft Flowの画面を表示します。
自分のフローを表示
前回作成したフローを編集するため、自分のフロー一覧画面を表示します。
新しいステップ
条件を追加するため新しいステップをクリックします。
条件の追加
条件の追加をクリックします。
オブジェクト名を指定
オブジェクト名に値を入力するためクリックしてカーソルを入れます。
もっと見るをクリック
右側に選択できる項目の一覧が表示されますが、デフォルトでは入力必須項目しか表示されないため、もっと見るをクリックして一覧から電子メールを選択します。
リレーションシップを指定
今回は空白ではないかどうかを判定するため、次の値に等しくないを選択します。値に何も入力しなければ空白と同じ意味になります。
ドラッグ・アンド・ドロップ
前回作成した電子メールの送信をドラッグ・アンド・ドロップではいの場合に移動します。
電子メールの送信をクリック
前回入力した値を変更するため電子メールの送信をクリックして詳細を表示します。
宛先を入力
前回入力した値は削除します。右に表示される一覧は検索も可能です。検索ボックスに電子メールと入力し一覧から電子メールを選択します。
本文を入力
取引先担当者の性と名を表示するため一覧から選択します。
フローの更新をクリック
変更内容を保存するためフローの更新をクリックします。
完了をクリック
完了をクリックします。
取引先担当者を作成
取引先担当者に新しいレコードを作成します。
メールの確認
処理が成功すると取引先担当者で入力された電子メールアドレスにメールが送信されます。
最後に
条件を追加することで出力結果を様々に変化させることができます。これにより承認ワークフロー等の複雑な構造のフローを作成することが可能になります。
次回はSNSと連動させてみたいと思います!