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知識創造研究室 by CRM(xRM)

【連載:EMOROCO CRM Lite ver2.0】第4回(最終回) — 競合比較・料金・今日から始める設計。なぜEMOROCO CRM Liteが中小企業の最適解なのか

こんにちは、CRMエバンジェリストの松原です。

前回(第3回)では、顧客ポータル・外部コネクタ・LINE通知というver2.0の「顧客接点拡張機能」を解説しました。

最終回(第4回)では、経営判断の根拠として最も重要な「競合比較・料金・今日から始める設計」を解説します。

「EMOROCOは本当に自社に合っているか」「Salesforceやkintoneとどう違うのか」「月いくらかかるのか」——この問いへの正直な答えを提示します。


競合比較——「高機能CRMとノーコードツールの中間」という独自のポジション

EMOROCO CRM Liteは、製品資料の比較表で以下のように整理しています。

【競合比較表(ver2.0製品資料より)】

項目 EMOROCO Salesforce kintone Power Apps
月額価格 ◎ △ ○ ○
CRM標準機能 ○ ◎ △ △
ノーコード構築 ○ ○ ○ ◎
GIS / ルート営業 ◎ △ △ △
BPF ○ ○ × ○
顧客ポータル ○ △ △ △
(オプション機能)
Excel入出力 ○ ○ ○ ○
外部コネクタ ○ ○ ○ ○
セルフホスト ○ × × △
中小企業向け ◎ △ ○ △
導入しやすさ

※比較内容は一般的な機能傾向をもとにした当社整理です。
プランや契約内容により利用可能な機能は異なります。

この比較表から読み取れる重要な事実を整理します。

【競合4製品との「本質的な差異」】

■ Salesforce との差:

Salesforceの強み:CRM標準機能の深さ・エコシステムの広さ
Salesforceの弱み:
・月額コストが中小企業には重い(最安プランでも$25/ユーザー/月〜)
・GIS/ルート営業機能が標準では弱い(別途アドオンが必要)
・セルフホストに対応していない
・中小企業向けの「始めやすさ」が低い

EMOROCOの選択基準:
「Salesforceの機能が必要だが、コストと運用負荷が合わない」
という中小企業・中堅企業に最適

■ kintone との差:

kintoneの強み:ノーコード構築の自由度・UIのシンプルさ
kintoneの弱み:
・CRM標準機能が弱い(取引先・活動・案件を一から作る必要がある)
・GIS/ルート営業機能がない
・BPF(ビジネスプロセスフロー)がない
・顧客ポータル機能がない
・セルフホスト非対応

EMOROCOの選択基準:
「kintoneのノーコードは使いやすいが、CRMとして使うには
作り込みが必要でコストと時間がかかる」という企業に最適

■ Power Apps との差:

Power Appsの強み:ノーコード構築の柔軟性・Microsoft 365との統合
Power Appsの弱み:
・CRM標準機能がない(すべて自分で設計する必要がある)
・GIS/ルート営業機能が標準では弱い
・中小企業には設計難易度が高い
・セルフホストが△(一部条件で可能)

EMOROCOの選択基準:
「Power Appsは柔軟すぎて何から始めればいいかわからない」
という企業に最適

EMOROCOが「最適解」である条件——自社に合うかどうかの判断基準

EMOROCOは「すべての企業に最適」とは主張しません。以下の条件に当てはまる企業に最適です。

【EMOROCOが最適解である企業の条件】

✅ 中小企業・中堅企業である(〜300名規模):
Salesforceの費用・運用負荷を正当化できないが、
kintoneのCRM標準の弱さに物足りなさを感じている

✅ 外回り営業・ルート営業・訪問型サービスがある:
GISマップ・ルート営業・訪問履歴管理が必要な業種
(食品・医療・介護・建設・不動産・フィールドサービス等)

✅ 問い合わせ・申請・受付業務をCRMと一元管理したい:
顧客ポータル機能でCRMと社外接点を統合したい企業

✅ 自社業務に合わせたCRMを育てたい:
「業務の変化に合わせてCRMも変えられる」ノーコード設計が必要

✅ 守秘義務・情報セキュリティへの対応が必要:
弁護士・税理士・医療機関など機密情報を扱う業種で
セルフホストでの運用が必要な場合

✅ 初期費用をかけずに小さく始めたい:
0円の初期費用・30日間無料トライアルで
リスクなく検証したい企業

【EMOROCOが「合わない」可能性がある企業】

❌ 大企業で複雑な営業プロセスを管理したい:
→ Salesforce・Microsoft Dynamics 365の方が適している

❌ CRM機能よりもマーケティング自動化を優先したい:
→ HubSpot・Marketo等のMAツールの方が適している

❌ ITリテラシーが低く、設定も運用も完全にお任せしたい:
→ フルサービス型のCRMベンダーへの依頼を検討する

料金——「月1,500円から」の正直な内訳

【EMOROCO CRM Lite ver2.0 料金体系(正式)】

◆ 基本料金
月額料金:1,500円 / ユーザー / 月
初期費用:0円
最小利用人数:3ユーザー〜(最低月4,500円から)
無料トライアル:30日間

◆ 標準機能に含まれるもの(追加費用なし)
CRM基本機能(取引先・活動・案件・契約・売上管理)
カスタムエンティティ・フィールド管理
フォーム / ビュー / グラフ管理
ダッシュボード
ワークフロー
GISマップ・ルート営業
カレンダー
Business Process Flow
Excelインポート / エクスポート
テンプレートインポート / エクスポート
セキュリティロール・フォームごとの権限管理
外部コネクタ
LINE通知
チャット・メールサポート

◆ 追加オプション
レコード追加:500円/月(+5万件ごと)
DB容量追加:500円/月(+1GBごと)
ファイル容量追加:1,000円/月(+10GBごと)
ポータル機能:20,000円/月(100ユーザー)

◆ 別途相談が必要なもの
高度な外部システム連携
個別カスタマイズ
導入支援
テンプレート作成
【コスト試算の例】

5ユーザーで使う場合(最もよくある規模):
基本料金:1,500円 × 5ユーザー = 月7,500円
年間:90,000円(9万円)

10ユーザーで使う場合:
基本料金:1,500円 × 10ユーザー = 月15,000円
年間:180,000円(18万円)

顧客ポータルを追加する場合(10ユーザー + ポータル):
基本料金:15,000円 + ポータル:20,000円 = 月35,000円
年間:420,000円(42万円)

→ 競合との比較(5ユーザー・年間コストの参考値):
Salesforce Starter:約5$×5人×12ヶ月 ≒ 約4万円〜
(日本円換算・プランにより大きく変動)
Salesforce Professional:約$75/ユーザー/月〜(大幅に高額)
kintone:月780円〜/ユーザー(CRM設計コストは別途)

EMOROCO:月7,500円(5ユーザー)
CRM標準機能 + GIS + BPF + LINE通知 + 外部コネクタ
すべてコミコミで9万円/年

「30日間無料トライアル」の使い方——最初の30日間で何を確認するか

初期費用0円・30日間無料トライアルは、EMOROCOの最も重要な「入口」です。この30日間を最大限に活かすための設計を示します。

【無料トライアル30日間の活用計画】

Week 1(Day 1〜7):基本設定と最初のデータ投入
・取引先・担当者・案件の基本エンティティを設定する
・既存のExcelデータをインポートする(サンプル30件でよい)
・最初のダッシュボードを設定する
→ 確認目標:「既存データがEMOROCOで見られる状態」

Week 2(Day 8〜14):自社業務に合わせたカスタマイズ
・自社固有のフィールドを3〜5個追加する
・感情温度フィールドを設定する
・最初のワークフロー(感情温度クール→タスク生成)を1本設定する
→ 確認目標:「自社の業務フローがEMOROCOで表現できる状態」

Week 3(Day 15〜21):新機能の検証
・GISマップで顧客の所在地を可視化する
・BPFで自社の営業フェーズを設定する
・LINE通知を1件テストする
→ 確認目標:「新機能が自社の業務に使えるか判断できる状態」

Week 4(Day 22〜30):スタッフへの展開と定着確認
・営業担当者に実際に使ってもらう
・「3クリック以内で入力できるか」を確認する
・週次SoI-PDCA会議を1回試みる
→ 確認目標:「現場が使える・使いたいと感じるか」の検証完了

代理店・パートナー募集——IT支援事業者の方へ

EMOROCO CRM Liteは、IT支援事業者・コンサルタント・デジタル化支援事業者の方向けに代理店・OEM代理店を募集しています。

【代理店プログラムの概要】

販売代理店:
対象:法人・個人事業主
業務:見込み客開拓から申込獲得まで
初期費用:0円(製品トレーニングが必要な場合は10万円/1名)
条件:販売代金の80%での卸

OEM代理店:
対象:法人のみ
業務:サービス提供以外はすべて
特典:独自ブランドでの販売が可能
独自テンプレートを開発して追加販売可
初期費用:0円(製品トレーニングが必要な場合は10万円/1名)

→ デジタルAI導入補助金2026(ツール番号:DL07-0022934)の
対象ツールとして登録済みのため、
補助金活用での提案が可能

連載のまとめ——ver2.0が示す「CRMの未来像」

4回にわたって解説してきたEMOROCO CRM Lite ver2.0。連載全体を通じて伝えてきたことを最後にまとめます。

第1回:「育てるCRM」という思想 メタデータ駆動型設計によって「業務の変化にCRMが追いつける」。CRMは導入して終わりではなく、育て続けるものである。

第2回:現場営業を変える機能 GISマップ・ルート営業・BPFによって、外回り営業の「感覚から戦略へ」の転換が実現する。

第3回:社外との接点をCRMに集約する 顧客ポータル・外部コネクタ・LINE通知によって、CRMが「社内管理ツール」から「業務プラットフォーム」に進化する。

第4回:中小企業の最適解としての選択根拠 高機能CRMとノーコードツールの中間に位置し・月1,500円/ユーザーから・30日間無料トライアルで・ゼロ初期費用で始められる。


今日から始めてください。

30日間無料トライアルは申し込みから即日利用できます。初期費用はありません。最低3ユーザーから始められます。

「まず使ってみる」——この一歩が、中小企業のCRM4.0実践の出発点になります。
EMOROCO CRM Lite 製品ページ


連載インデックス

タイトル 内容
第1回 「育てるCRM」へ 機能強化の全体像・メタデータ駆動型設計
第2回 現場営業を変える GISマップ・ルート営業・BPF・カレンダー
第3回 社外との接点を集約 顧客ポータル・外部コネクタ・LINE通知
第4回 選ぶ根拠・今日から 競合比較・料金・30日トライアル活用法

前回:[【第3回】顧客ポータル・外部コネクタ・LINE通知——社外との接点をCRMに集約する設計]

関連記事:[EMOROCO CRM Lite導入「最初の30日間」完全ロードマップ——Week別の設計・定着・SoI-PDCA立ち上げ手順]

関連記事:[CRM導入を「失敗した会社」と「成功した会社」の決定的な差——現場の声から見えた共通点]

関連記事:[CRM4.0の「6つのキーファクター」とは何か——EMOROCO CRM Liteが実現する次世代CRMの設計思想]

 

この記事を書いた人
松原 晋啓

アーカス・ジャパン代表取締役/CRMコンサルタント
詳細プロフィールはこちら
アクセンチュア等でSE、アーキテクト、コンサルタント、インフラジスティックスでエバンジェリスト(Microsoft MVP for Dynamics CRM(現 Microsoft MVP for Business Solutions))、マイクロソフトでソリューションスペシャリスト(Dynamics CRM製品担当)を経て、現在はCRMを専門に扱うサービスチームを率いて大小様々の企業のCRM導入や事業立上げを支援、その傍らでCRMエバンジェリストとしてイベントや記事寄稿を通じて"真の"CRMの理念の普及に努めている。
アクセンチュアでCRMを学び、マイクロソフトでCRM2.0(プラットフォーム型CRM)を提唱して世界的に広めてWWで表彰を受けたCRMの正統後継者にして現役最長のCRM専門家(CRM診断士/CRMドクター)
その後もCRM3.0(パーソナライズドCRM)、CRM4.0(クリエイティブCRM)を提唱するCRMの第一人者としてインタビューを受けたり、The Wall Street Journal、Newsweek、TIME、WORLDCOM、毎日新聞(週刊エコノミスト)、文化放送等、国内外で多くの賞を受賞し、「経済界」にて4年連続で関西財界を代表する企業として選出されている。
著書:バーサタイリスト - 35歳までに「1万人に1人」の実力者になる方法

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