CRMの必要性:インプリシットカスタマーエクスペリエンス(ICX)ベースのパーソナライゼーション
アーカス・ジャパンでは先日のブログ(下記参照)でも説明させていただいた通り、立上げ当初からCRMにおけるパーソナライゼーション(パーソナライズドCRM)を提唱して事業を進めてきました。
それらについて、最近知人からアーカス・ジャパンが提唱する「パーソナライゼーション」は、オムニチャネル戦略等で言われる「(AIを使わない)パーソナライゼーション」とは大きく異なり、心理学でいうところの非言語コミュニケーションによる無意識の理解を人工知能(AI)や各種ハードウェア(センサーやロボット等)を使って行うことがコアとなる部分なので、誤解を生む可能性が高いと言われました。
たしかに私も人工知能(AI)登場以前は同じ思想を目指したこともあるので、アーカス・ジャパンの中ではそれらと明確に異なって進化した形であることは理解していましたが、外部の方に言われて初めて紛らわしいものであると気付きました。。。
なので、その知人の言葉を借りて、アーカス・ジャパンのパーソナライゼーションを「インプリシットカスタマーエクスペリエンス(ICX:Implicit Customer Experience)ベースのパーソナライゼーション」とし、パーソナライズドCRMを新たに再定義致しました。 インプリシット(Implicit)とは「暗黙的な、潜在的な、絶対的な」といった意味を持つ言葉ですが、弊社のICXでは「暗黙的だが明らかな顧客経験に基づく」ものを実現するという意味で定義しています。
従来のCX(カスタマーエクスペリエンス)はあくまで言語コミュニケーション(バーバルコミュニケーション)をベースとしてCRMで処理することにフォーカスした基幹システムの特性を持つのに対して、ICX(インプリシットカスタマーエクスペリエンス)では人と人のコミュニケーションの大半を占める非言語コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション:NVC)をベースとしてCRMを成長させていくことにフォーカスしています。
https://www.arcuss-japan.com/first
今の高度情報化社会では表面上の言葉だけでは分からない紛らわしいことが溢れていますが、「企業と共にお客様(顧客)の感情まで理解し、お客様個々人(個客)が真に満足するサービスを提供していくCRM成長モデル(請負ベースのプロジェクト型ではなく、共に理想を実現していくパートナー型のビジネスモデル)」を提供することを目指しているのは、現時点ではアーカス・ジャパン独自のものですし、そのためにアーカス・ジャパンは「パーソナライズドCRM」や「インプリシットカスタマーエクスペリエンス(ICX)」といった新しい言葉(商標)を生み出すようなCRMのリーディングカンパニーと言われています。
アーカス・ジャパンは、CRMの製品ベンダーでもSIerでもなく、企業(ユーザー)と共にその企業(ユーザー)のサービスをITを駆使して最大化することを至上命題としている唯一無二の”サービス”ベンダーです。
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