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2日連続!Power Appsの基礎 ハンズオン勉強会開催レポート

こんにちは、カスタマーサクセス推進部の村上です。
今月からようやくオフライン活動が復活してきたことで、少しずつ外で動く機会も多くなってきました。
ただ今度は蒸し暑さの加速で、夏バテの兆候を感じています(^^;;

さて今回は所変わって九州随一の街:福岡県博多市から勉強会の開催レポートをお届けしたいと思います。

基本を短期集中で! 初の2日連続開講の試み

『緊急事態宣言解除後初となる勉強会をどのようにするか。』
宣言発出直後の4月上旬、運営としては悩ましい問題でした。

4月末の回は完全オンラインに切り替えたものの、6月の回は既に会場をおさえて現地に行くことになっていたからです。
やはり現地には来ていただきたいけれど、6月の時点ではまだ皆リモートの方を選ぶだろうという予想もあり・・・。それなら少しでも「現地参加したい」という思いを持ってもらい、次に繋げる布石にしようと思い立ちました。

そこで、過去に参加済の人にとっては目新しさを明確に感じさせ、初見の人には他の類似イベントには無い特長を伝えられるものにしたいとは思ったものの、テーマ自体は既に決まっており、工夫出来るとすれば残るは演出でした。

ここでヒントになったのは、運転免許と受験勉強です。

運転免許→“1週間集中合宿で免許が取れる!”

資格試験などの勉強→“10日間で受かる!〇〇 トレーニング”

・・・・

こういう感じのコピーの付いたサービスとかテキスト、皆さんご覧になったことがあるのではないでしょうか?

私は正直ペースが合わないので選ばなかったのですが、周りを見るとこれに惹かれる人が多く居ましたね。

短い期間でグッと集中して取り組む方が、間隔が空くよりもそのことについて深く知ることが出来る気がするのかな~と学生の頃にぼんやり思っていたことをふと思い出したところ、「今回の問題と繋がる!」となったわけです。

日頃から業務で扱うエンジニアとは異なり、「初心者向け」と謳うこの勉強会の参加者の多くは、このタイミングでしかPower Appsに触れない。となると連日でキャンバスアプリ→モデル駆動型アプリと学べる方が魅力を感じやすいのでは???

ということで、短期集中で基礎を学べることを売りとした、2日連続開講の方向に舵を切ることになったのです。

1日目:キャンバスアプリ編

このキャンバスアプリ編は既に2度、開催実績のあるテーマです。
前半で座学的な解説をしてから、後半で実際に参加者に「日報アプリ」の開発を体験してもらいます。
手順自体はシンプルなので、最初にテキストを確認した時も(なるほど、確かにかなり易しいレベル感だな)と思えるくらいです。

ただ、以前試しにキャンバスアプリを使って“イベント受付用のアプリ”を自作してみたことがあるのですが、やはり細かい所はネットで調べたりしてかなり時間がかかってしまいました・・・。
なので一見簡単そうでも最初は教えてもらいながら学ぶ必要があるなと痛感しております(笑)

ちなみにテキストの内容は毎回エンジニアのメンバーが見直しを行っているので、全く同じというわけではありません。
プラスαの要素として、現場を知る立場から「知っておくと便利」という豆知識のようなことを付け加えたりしています。

勉強会の一幕↓

リモート配信の画面はこんな感じです↓

この日は途中、ネットワーク接続の不調があって一時中断の時間が出来てしまいました・・・。
参加者の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。

2日目:モデル駆動型アプリ編

一方こちらのモデル駆動型アプリは、勉強会のテーマとしては初めてです。
開発実践は先のキャンバスアプリと同じ日報アプリなので、やり方の違いはまず感じていただきやすいかと思います。

今回の講師の場合は、モデル駆動型アプリでの開発経験の方が多いので、テキストの内容や途中の余談めいた話でもより現場の目線での実践的な話が出ていたかと思います。
そのためか、参加者からの質問が1日目よりも多くあったことが印象的です。

少し時間に余裕を持ってテキストの内容を終了したので、その分コメントを下さる方も前日より多く、多少参加者の方との交流になったのではないかなと思います。

オンライン・オフライン混合型の面白さと難しさ

今回はどちらの日も、リモート参加の数が圧倒的に多かったのですが、会場へお越し下さった方も数人いらっしゃいましたので、オンライン・オフライン混合型の勉強会となりました。

両日程ともリピートの参加者様が多数あり、とてもありがたいと共にプロとしての責任を感じるところです。

混合型の良さは、私達にとっては参加者の幅が広がりやすいことがまず挙げられると思います。様々な事情で現地には行けなくても、自分にとって都合の良い場所で参加出来るので、申し込みをしようという気持ちになってもらえる可能性が高いと感じます。

混合型の難しさは、双方に絶えずアンテナを張って参加者の反応を見逃さないようにしなければならないことだ と私は感じました。ペース遅れは無いか、飽きさせない話し方が出来ているか、チャットで質問が来ていないか→来ていれば即時対応が必要なものか など、注意すべき点は思いのほか多く、無料・有料に関わらず最低でも進行サポートは質の高い内容の実現が必須であるということがよく分かりました。

もちろん講師にもその力は必要ですが・・・。
ちなみに今回の場合、技術専任のサポートとその他進行全体のサポートを分けて体制を組んだことが功を奏し、各方面への迅速な対応に繋げることができたように思います。

今後の企画について

今回までの計4回の勉強会では、ベテランのエンジニアが講師を務めて来ました。

そこで次回は、この勉強会で技術サポートに就いてくれた若手のエンジニアを講師に迎え、テーマは同じながら若手ならではの目線を取り入れることにいたしました!
初めての講師ということで緊張もあるのですが、そこはサポートメンバーがしっかりフォローして、良い勉強会を目指します(^^)

これからの展望としては、同一テーマでもレベル分けをしたり、新テーマを増やしたりすると共に、講師となるメンバーも新たに発掘する予定です。
もちろん社外の方でも、「講師をしてみたい」というお声は大歓迎ですので、ぜひお問合せいただければと思います。

この記事を書いた人
村上 小夏

アーカス・ジャパン株式会社カスタマーサクセス推進部所属のプリセールスエンジニアです。

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