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知識創造研究室 by CRM(xRM)

Dynamics 365トライアル版の取得方法(2020年7月版)

2021/08/18 追記
最新の取得方法については、下記の記事をご覧ください。
Dynamics 365トライアル版(試用版)の取得方法(2021年8月版)

当社は勉強会やセミナーの開催も行っているのですが、技術系のテーマは特に初心者の方に好評をいただいています(^^)
Power Appsの基礎編はハンズオン形式のため、開発環境としてDynamics 365の無料トライアル版を取得してもらっています。

本日はそのトライアル版の取得手順が5月時点から少し変更になっていたという情報を得たので、改めてここで手順をシェアしてみます。
毎回変更が出る度に記事を書けるわけではないのですが、可能な範囲でこうやって新しい情報にアップデートしていけたらと思います。

さて前提条件としては、Dynamics 365トライアル版の取得方法(2020年5月版)と同じく、

  1. メールアドレス
  2. SMSが受信できる電話番号

が必要です。
これらを準備した上で、取得に進んで行きましょう。

Dynamics 365 トライアル版の取得手順

ここからはキャプチャを載せていますが、そこに表示されている文言はMicrosoft Edgeにて自動翻訳されているため、実際の文言は異なっていることがあります。
見て行くとやっぱりちょっと不自然な日本語が所々ありますね(笑)

1.
まずhttps://trials.dynamics.com/を開きましょう。キャプチャのような画面が表示されますので、赤枠で囲んだ「こちらからサインアップ」をクリックします。

2.「いいえ、サインアップを続行します」をクリックします。

3.次にこのような画面が表示されます。ここではOffice 365に登録されていないメールアドレスを入力してから「次に」ボタンを押下します。

(参考)2.の手順の後に以下のような画面になることがあります。これはお使いのPCで、元々会社や学校にてOfficeアカウントを持っている場合に起きる挙動です。
この場合は、Microsoft EdgeならInPrivateウインドウ/Chromeならシークレットウインドウ を開いてそこで改めて先のURLをコピー&ペーストしてから手順をやってみてください。


たまに私もうっかりシークレットウインドウにするの忘れて「あれ?」となるので書いておきますね(^^;

4.「新しいアカウントの作成」ボタンを押下します。

5.次は自分の情報を入力する項目です。各項目を入力・選択したら「次に」ボタンを押下します。
※電話番号は、先頭の「0」を除いた10桁で入力してください。

6.ここでは認証のため「テキストを送る」を選択した上で、前提条件で用意した電話番号を入力します。
その番号宛にSMSで認証コードが送信されますので、届いたコードを入力して「確認」ボタンを押下します。

7.トライアルで使用するドメイン名を設定します。
※ このステップでは、XXXXX@◆◆◆.onmicrosoft.com の「◆◆◆」部分を決めることになります。

8.トライアルで使用するユーザー名とパスワードを決定します。
ここのユーザー名がXXXXX@◆◆◆.onmicrosoft.com の「XXXXX」部分になります。
規約等を確認し、「サインアップ」ボタンを押下します。

9.「行きましょう」ボタンを続けて押下します。

10.サインアップが出来たらDynamics 365の環境設定画面に変わります。
”最適なシナリオを選択してください” では、特に要件が無ければ既定の「営業」にチェックが入った状態のままでOKです。
希望する設定が出来たら、「セットアップの完了」ボタンを押下します。

↓セットアップ中です。

完了までは数分かかることがありますが、以上が取得までの手順です。

(2020年8月24日追記)
セットアップ中に「接続が失われました」(タイムアウト)というエラーが出る場合がたまにあります。
ただこの場合はDynamics 365側の設定が失敗したということであって、Office 365の環境は出来ているので勉強会のようにPower Appsを触ること自体は可能です。
あと、メニューからDynamics 365のページに再び移動すれば、セットアップ画面に戻ることが出来ます。
初心者さんだとやっぱり「上手く行かなかった時にどうしたらいいか」が思いつかないことが多いと思うんですが、これを参考に再挑戦するなどしていただければと。

各ページへは、Office 365のトップページ(https://www.office.com)から、もしくは下記のURLからアクセスできます。
・Dynamics 365のトップページ(https://home.dynamics.com)
・Power Appsのトップページ(https://make.powerapps.com)

今後も「気づいたらMicrosoft側のアップデートや仕様変更などで画面表示や手順が変わってる!」ということがあるかと思いますので、皆さんもご注意ください。

・・・今回教えてくれた&本記事作成に協力してくれた社内のエンジニアさんに感謝して、この記事を締めたいと思いますm(__)m

この記事を書いた人
村上 小夏

アーカス・ジャパン株式会社カスタマーサクセス推進部所属のプリセールスエンジニアです。

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