Dynamics CRMはこんなことにも使えます 医療編
いままで2回に分けて書いていた「Dynamics CRMはこんなことにも使えます」シリーズは今回から1回にまとめて書いてみたいと思います。
というわけで色々迷ったんですが、今弊社で(私だけかも)ホットな話題の医療について書いてみようと思います。
今日は夢の話をします。EMOROCOを使う事でこれからの医療がどうなっていくかを勝手に想像してみましょう(笑)
注)今回は未来の話なので断定的に書いてますが必ずこうなるという訳ではありません。きっとこうなるといいなあぁという個人的な妄想です。
診察・診断
未来の病院では受付時に症状を登録することで過去の実績、論文、DNA、画像の情報をもとに症状の診断を行い病気を特定します。EMOROCOを導入した病院間にはネットワークが構築されるので、実績データは加速度的に増加するため人工知能での診断も正確性を増します。これにより医師は手術や人工知能で判断できない場合のみに診察を行うため慢性的な医者不足がなくなります。また診察時間の短縮等から病院としてコストの削減ができ医療費の低下にもつながります。
・・・と思って色々調べていたらすでに人工知能で診断された事例があるようです。日本の技術はどんどん進化していますね。
処方
診断結果と現在処方されている薬から処方できる薬を判断します。また蓄積された情報からアレルギーを起こす可能性のある薬を推測し事前に避けることができます。また過去の処方やアレルギー、DNA情報等全てがデータ化されれば疑似的に薬の作用やアレルギー反応をシミュレートできリスクを最大限減らすことができます。
入院監視
入院患者の日々の様子をEMOROCOは監視します。日々の体温の変化や表情、声のトーンから体の状態を監視し何か異常があればアラームを上げることができます。病室にはカメラとマイクが設置され(怖い!)患者の動きや表情、病室の音が監視されます。カメラからは患者の動きや表情を読み取り動きが極端に少なくなったり暗い表情が続いたり、体温の変化を自動的に見ることができます。また突然規定値以上の音が鳴ったり咳が続くような場合等、様々な異常を読み取ります。これらを人工知能が総合的に判断し担当医師や看護師にアラームを出します。
緊急搬送
EMOROCOではベットの空き具合やその時勤務している医師を即座に確認することができ、救急患者の受け入れ手続きを迅速に行う事ができます。救急患者の容体や緊急度、場所に応じて人工知能が病院を探し候補に対し自動的に問合せを行い受け入れ可能な病院がピックアップされます。今よりもスムーズな救急搬送を実現できます。
EMOROCOの可能性
医療に関してのみ言える事ではないのですが、EMOROCOでは学習データベースという形で病院(企業)間のデータを共有しており(※データは公開されているわけではなく人工知能の学習用として蓄積されています。)様々なサービスで使われています。これによりこれまでのソリューションでは実現できなかったものが実現できるようになります。
さらに・・・さらに発展したEMOROCOの最終形となるようなソリューション形態があるのですが、これについてはもう少し後でご紹介したいと思います。
最後に
皆さんいかがでしたでしょうか。今よりも充実した医療、入院をサポートする素晴らしいEMOROCOの未来が見えたと思います。様々な業種やサービスで使用できカスタマイズも自由自在のEMOROCOを少しでも知って頂ければ幸いです。