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知識創造研究室 by CRM(xRM)

Dynamics 365 Sales で Copilot を有効化する

みなさん、こんにちは。
先日、マイクロソフト主催の AI Tour in Tokyoに参加してきました。AIサービス であるCopilotに関連した新機能の発表やワーク ショップなどを聞いて、「すべての人がAIと仕事をする時代が始まった」と強く感じました。弊社が得意としているDynamics 365にもCopilotの導入が始まりました。今回は、Dynamics 365  Sales Copilotを有効化し、いち早く新機能を試そうという記事です。

前提条件とおすすめ

Dynamics 365  Sales Copilotを試すには2つの前提条件があります。(2024年2月末時点)

 1.[Dynamics 365 Sales Enterprise]または[Dynamics 365 Sales Premium]のライセンス
 2.地域が「米国」で展開されたDataverse の環境
※地域が「日本」の環境では実際に試したところ、エラーが表示されました。これは、いずれ改善されると思います。

2つの条件を両方を満たした環境をお持ちの方は少ないと思います。そのため、Dynamics 365の試用版を取得することをおすすめします。取得の手順については、下記の記事で説明しています。
Dynamics 365 トライアル版(試用版)の取得方法(2023年8月版) - アーカス・ジャパン株式会社(Arcuss Japan Inc.) - CRM リーディングカンパニー (arcuss-japan.com)

リンク先の記事の、手順No.12で地域は「米国」を選択します。それ以外は記事の通りです。

Copilot を有効化する

ここからは、前提を満たす環境でCopilotを有効化する設定の手順をご説明します。

1. Power Appsのホームページ(make.powerapps.com)を開き、【アプリ】> 【すべて】を押下します。

2.【営業ハブ】にチェックを入れて、【再生】を押下します。

3.アプリが開いたら、左下のエリアスイッチャーを展開し、【アプリの設定】を選択します。

4.エリアの中から、【Copilot】を選択します。

5.Copilotの設定画面で、[すべてのDynamics 365 Sales アプリ]を選択し【オン】を選択します。

6.設定を確認し、【Publish(公開)】を選択します。

7.Copilot有効化の処理が開始され、[設定が完了しました]の通知が表示されたら完了です。

 

以上で、Copilotの有効化は完了です。

[補足1] 有効化のオプションについて

・[監査を有効にする]を選択して有効化すると、Dynamics 365の監査(レコードの作成・更新・削除の記録)が開始され、レコードの「変更点」の要約などができます。

・[営業案件][リード]タブでは、それぞれのテーブルの要約をする際に、「どの列(項目)を要約に含めるか」選択することができます。

 

[補足2]「地域間のデータの移動」と「Bing検索の使用」の同意 ※「米国」地域の場合は不要

もし、「日本」地域の環境でCoplilotを有効化する場合、Power Platform 管理センターで環境の設定変更が必要です。具体的には、「地域間のデータの移動」に合意する必要があります。また、Copilot内でBing検索を利用する場合「Bing検索の使用」に同意する必要があります。これは、Dynamics 365が「日本」、Copilotが「米国」で動作しており、地域間でデータを送受信する必要があるからです。

参考 コパイロットと生成 AI 機能の有効化 - Power Platform | Microsoft Learn
この操作には、全体管理者またはPowerPlatform管理者ユーザーの権限が必要です。試用版環境では自身のユーザーが全体管理者のため、操作ができます。また、組織の規模によっては、規約の確認や各部署との調整が必要になると考えられます。

Copilot を使用してみる

この記事は、有効化が主な内容なので、使い方については簡単に触れます。Sales Copilotでは、よく使う機能についてはボタンを選択するだけで、AIと対話できるようになっています。もちろん、自分で文章を作成して対話することもできます。

例えば、[営業ハブ]のアプリで【リード】を選択します。Copilotのボタンを押してみます。
画像のように、リードで実行できるコマンドが表示されました。【Get info】を選択しリードのサマリを作成します。

要約をしたいリードの名前を選択します。

リードに関する要約が表示されます。

 

さいごに

いかがだったでしょうか。今、筆者自身がCopilotの様々な機能を試していている最中で、次はCopilotを活用する方法を記事にしたいと思います。ぜひ、Dynamics 365 と AIをビジネスに活用しましょう。ご相談はアーカス・ジャパンまで。

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ご連絡お待ちしております!

この記事を書いた人
沼上 歩

「つくる事で世の中を変えてみたい」との思いで、IT業界に飛び込む。
Web系・金融系ITを経て、2015年に入社しDynamics CRM 案件を担当。
現在は、Dynamics 365やPower Appsを始めとするPower Platform全般のアドバイザリー・運用保守/定着化支援・トレーニングサポートの講師などを担当しております。
CRMの「人と人と、人と企業と、人と〇〇と」をつなげご縁を生み出す可能性にワクワクしながら、日々の業務に取り組んでいます。
Microsoft 認定資格
Power Platform Solution Architect Expert
Power Platform App Maker Associate
Power BI Data Analyst Associate
など

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