ワークフローのメール処理で関連に対象エンティティを紐づける
みなさんこんにちは。
EMOROCOサービス部の東辻です。
今回の内容は、日々の業務で私が経験した1つのものとなっております。
答えは思っていたよりシンプルでしたが、少し躓いた部分だったのでブログに書こうと思います。
やりたかったこと
まず私がやりたかったことは、
ワークフローでメールの送信処理を行う際、メールの関連フィールドに対象エンティティを動的な値として設定したい!
ということでした。
こちらがやりたかった形です↓
しかし、メール送信処理プロパティ内の関連フィールドに動的な値として対象エンティティを設定しようとしても、
検索に対象エンティティが出てきてくれません。
※今回は、例として対象エンティティを「顧客情報」として説明していきます。
私はこの問題を解決するべく、「1:Nの関連付けを作成しないといけないのか?」など模索していました。が、
そちらは全く関係ありませんでした...笑
解決法
では、答え合わせです。
最初にも少し言いましたが、答えは思っているよりシンプルで難しくありませんでした。
まず、関連に紐づけたいエンティティのプロパティを開きます。
※今回は、「顧客情報」エンティティを開きます。
すると、「通信および共同作業」の中に「活動」という項目があります。
「活動」の横のチェックボックスにチェックを入れて、保存&公開します。
これで設定は完了です。
ワークフローのメール送信処理プロパティに戻ってみると、
関連フィールドに、対象エンティティが動的な値として自動的に設定されています。
念のため、設定されている値を一度クリアにしてみても、
検索に対象エンティティが選択できるようになっていました。
まさか、チェック一つ解決するとは...。
エンティティを作成する際に設定することができますが、
特に設定せずに作成していた場合はこちらの設定が必要になります。
注意点
意外と設定が簡単だったということは分かりましたが、設定時に一つ注意する点があります。
今回、エンティティプロパティ内の「活動」項目にチェックしましたが、その際、
「活動」項目の横に「+」のようなマークがあったと思います。
こちらのマークが付いている項目は、一度設定すると元に戻せなくなるので、
本当に必要なのかよく考えて設定してくださいね。
本日は、以上です。
これからも日々の業務で躓いたことや新しく学んだことなど更新していきますので、よろしくお願いします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。