LINEで女子高生AIとトークできる「りんな」が話題に、企業の新しい広告塔と窓口ユーザーへ
みなさん、こんにちは。
今回は、マイクロソフト技術者向けイベントde:code2016でも登場した人工知能「りんな」を紹介します。
りんなとは?
マイクロソフトの言葉をかりますと、人工知能「りんな」は、マイクロソフトがグローバルで展開しているBing検索エンジンで培ったディープラーニング技術と、機械学習のクラウドサービス「Azure Machine Learning」を組み合わせることによって生まれた、新しいコンセプトの人工知能。おしゃべり好きな女子高生というキャラ設定が施されています。
女子高生AI「りんな」で話題になり、最近私もLINEで友達になりました(^^)/
文字によるチャットだけでない、スタンプ・画像にも対応
まずはアーカス・ジャパン公式キャラクター「しらむ~」スタンプを送ってみると、同じような感情したスタンプが返ってきました。
続いて、画像を送ってみます。画像の左下には小さく「ぼく、トラのもん」と書いてあります。すると、「ボクトラのよって書いてある」と返ってきました。
す、すごい・・・
画像を認識して文字を抽出しているんですね、しかもほんの数秒です。
最後に、Dynamics CRMって知ってる?と送りました。
返答は「よくわかんないよ~」とのことで、マイクロソフトさん、辞書の登録が足りていませんよ!笑
他、音声と動画にも対応しているとのこと。
ビジネス現場での活用アイデア
女子高生AI「りんな」のようなキャラクター化した人工知能は、企業の広告塔としての役割に大きな期待があるかと思います。例えば販売のシーンであれば、ユーザーとの会話を行い、会話の内容を元にオススメの商品や必要な情報提供を行うことで利用できる可能性があります。ユーザーからの問い合わせに対応しつつ初動にかかる人的コストの削減につなげたりすることも期待できます。
また、人事・総務のコンプライアンス窓口として、女子高生AI「りんな」のようなキャラクター化した人工知能を設置し、相談相手として存在することもアイデアとして今後でてくるでしょう。
まとめ
人工知能の活用により、ヒトのルーティンワークが限りなく不要になり、ヒトが得意とする知識創造に注力出来るのです。人工知能は、賢く、ヒトより応答速度が速いことは間違いありませんが、人工知能に指示や学習アルゴリズムを与えて掌握するのはヒトなのです。