Dynamics CRMはこんなことにも使えます 水産編 その1
前回の農産編に続きまして、今回は水産編を書いてみたいと思います。
これもまた私の故郷ではメジャーな業種です。農業も漁業も盛んで海あり山ありの素晴らしい土地です。四季の変化がはっきり感じられる素晴らしいところです(もう雪は見たくないけど(笑))
水産業における様々な取組
前回は農産業の様々な問題についてDynamics CRMならではの解決策をご紹介してきましたが、今回は水産業に関する様々な仕組みや取組についてDynamics CRMを導入することでどのようなメリットがあるかをご紹介したいと思います。
まずは世の中にある水産業の様々な仕組みや取組についていくつかピックアップしてみたいと思います。
1.水産資源を守るための取組
2.船舶・漁具管理
3.セリの電子取引化
4.養殖の管理
他にも色々な仕組みや取組がありますが、ざっと見て気になったところをピックアップしてみました。
今度はそれぞれの取組に対してどのようなことが行われているか、さらに掘り下げてみたいと思います。
具体的にはどんなこと?
1.水産資源を守るための取組
農林水産省や組合、漁業従事者によって様々な取組が行われています。主な内容としては資源保護、海岸清掃、植林等があります。
資源保護では漁獲量を取り決め水産物をとりすぎないように調整したり、稚魚の放流を行う事で将来の漁獲量を増やす活動を行っており、海岸の清掃や植林を行う事で、綺麗で栄養豊富な海を維持しています。
2.船舶・漁具管理
水産業では様々な船舶や漁船、網やレーダー等が使われています。消耗品の交換や機械の故障等で突然設備が使えなくならないように定期的にメンテナンスや修繕が必要です。
船を泊める場所の管理や持ち主の管理も重要になってきます。
3.セリの電子取引化
水揚げが終わった後市場ではセリが行われます。近年ではセリの様子も電子化が進み仲買人は用意された端末やタブレットを片手に取引を行います。
4.養殖の管理
魚を稚魚から育てる環境と稚魚自体を管理することでより効率化と高生産性を出すこともできます。また個体データを電子化することで様々な付加価値を付けることができます。
これらの取組では徐々にIT化が進んできておりDynamics CRMどころかやっとパソコンを使って管理するようになったものもあり今後さらにIT化を進めることでより便利になることでしょう。
その時にDynamics CRMをIT化の一部として導入をすることで使う側にも管理する側にもメリットが生まれる素晴らしいソリューションができるに違いありません!
水産業とXRMについては次回!
今回は今現在どのような取組が行われているかを調査してみましたが、次回はそれぞれの取組にどのようにDynamics CRMを使いXRMを実現するかを考察してみたいと思います。