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知識創造研究室 by CRM(xRM)

簡単!PC・タブレットに話すだけで音声の単語を認識してDynamics CRMから重要な情報を検索することができます

みなさん、こんにちは。
前回に続き今回も、音声認識を使用してDynamics CRMに重要な情報を検索する操作についてふれたいと思います。
新入社員を話題にしたドラマを最近見ています。私も新入社員時代を思い出して、あの時いまのテクノロジーがあれば助かったかなというシーンを回想して、ブログを綴ろうと思います。

よく言われる『うちの○○が御社とよくお付き合いさせて頂いてるんですよ』に対応したい

私、徳本がアーカス・ジャパン商事にSurface Pro 4というパソコンを売り込むべく営業訪問する場面を想像します。
■シーン1開始
今回、訪問先である山さんとご挨拶を済ませ、会話へ…
山さん)うちの小山が御社とよくお付き合いさせて頂いてるんですよ
徳本)あーぁ、小山さんですね、えーっと…汗
心の声)まだ新人だし、同期のメンバーや配属先グループのメンバーを覚えるだけでいっぱいなのに、お客様の関係者や過去の取引先担当者なんてまだ覚えれてないよ。先輩(OJTリーダー)からも教えられてないしな~
■シーン1終了
となりませんか?どのようにうまく対応ができるでしょうか。
そんな新入社員の貴方、CRMシステム(Dynamics CRM)と音声認識のうまい使い方を教えたいと思います。

音声認識を使用してDynamics CRM データベースから目的の情報を検索して抽出

会社からモバイルパソコンやタブレットを支給されていても、お客様の目前ではモバイルパソコンのキーボードをカタカタ打ちにくかったり、タブレットのペンタッチに時間がかかることもあります。音声であれば会話最中の応対時に自動的にリアルタイムにデータベースを検索して担当者情報を確認いただくことが可能です。
(こっそりとシステム画面上の音声認識スタートボタンを押すくらいはできる想定ですw)
先ほどの会話を美化して再現しましょう。
■シーン1美化版開始
山さんとご挨拶を済ませ、会話へ…
山さん)うちの小山が御社とよくお付き合いさせて頂いてるんですよ
徳本)あ、そうなんですね。いつも有難うございます。小山さんですね。えーっと、
★Dynamics CRM画面上の音声認識スタートボタンを押して、”小山”と喋る★

★自動的に検索画面が提案され、検索欄に小山と入力されてるので、虫眼鏡を押下する★

★データベースから小山に関する結果が表示されるので、詳細情報を参照する★

★すると、顧客ランクが“VIP”であることや過去の応対履歴がわかる★
徳本)小山さんには過去○○のお取引先を頂き、大変有益であったとご評価頂いているものと認識しております。前回のお取引先からは・・・早○年が経過しております。今回ご提案しました現行ノートブックからSurface Pro 4へのリプレースは良い機会ではないでしょうか。などなど・・・
■シーン1美化版終了
とうまくかわせてませんか?
この通り、現場から持ち帰ることなく、かつ、探す手間を少なくし、あたかも知っているかのような迅速な回答を目指したいところです。お客様の待ち時間を低減すると場の空気が悪くなりにくくなったり、心象も良くなる可能性があります。ただし、事前の訪問準備は怠らないようにしましょう。あくまで準備した想定以外のケースで活用されることを期待したいと思います笑。

まとめ

ご紹介したDynamics CRMは「EMOROCO」(エモロコ)が提供するソリューションのひとつです。ご興味がある方は、是非一度お問い合わせ頂けましたら幸いです。
音声認識については人工知能により加速的に利用が期待されますので、今後もサービス分野においてさまざまな利用を注視しつつ、良い事例についてはこのブログでふれていきたいと思います。

※ 記事の内容は個人発信の参考情報です。記事内容のご利用は、ご自身の判断でお願いします。

この記事を書いた人
徳本 和也

関電システムソリューションズ、アバナードを経てアーティサン(アーカス・ジャパン)に勤務。
CRM導入コンサルタント、システムエンジニア。昔、尊敬する上司に「4C=奉仕の精神で頑張りなさい。」と教えられました。
その言葉を思い出して、いまは、変化(Change)が機会(Chance)を呼び、創造(Creativity)をもって挑戦(Challenge)する、そのように思いました。
皆さん一人ひとりが変化すれば、必ず将来チャンスを呼び、更なる成長を遂げるはずです。
マイクロソフト認定プロフェッショナル 、情報処理技術者(AP、FE)を持つ。

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