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知識創造研究室 by CRM(xRM)

Microsoft Flow(Power Automate)を使ってDynamics CRMとつないでみよう SNS編 その1

みなさんこんにちは。年が明けて早くも2回目の投稿になりました。

昨年からMicrosoft Flowを色々といじり倒しているのですが、今回はSNS編ということでFacebookと接続してタイムラインに投稿された情報をDynamics CRMへ取りこんでみたいと思います。

主な用途としてはDynamics CRMからFacebookへ投稿(ここは次回ご紹介します!)して、それに対するコメントなどなどをユーザー情報ごと取りこんで、顧客情報にしてしまおうといったところでしょうか。

準備

まずはDynamics CRMへ投稿内容をそのまま保存するためのエンティティを作成します。

今回はお試しなので全てテキスト型で作成しています。

作り方

Microsoft Flowを開く

トップ画面のデザインが変わりましたね。配置が換わっただけなので使い方は変わりません。「フローを一から作成する」をクリックします。

Facebookを選択

検索ボックスに「facebook」と入れると一覧が絞り込まれ探しやすくなります。「ユーザーのタイムラインに新しい投稿がある場合」を選択します。

Facebookへサインイン

サインインをクリックするとログイン情報を入力する画面が表示されます。

Facebookにログイン

投稿を取得したいFacebookのログインIDとパスワードを入力します。

ログインの確認

Facebookからログインを許可するかどうかの画面が表示されます。「○○としてログイン」をクリックします。○○には対象のユーザー名が表示されます。

投稿の範囲制限

Microsoft Flowから投稿した際の閲覧権限の範囲を指定します。

アクションの追加

Dynamics 365へ投稿を登録するためのアクションを追加します。

Dynamicd 365を選択

先程と同じように検索ボックスに「dynamics」を入力して一覧を絞り込むと探しやすくなります。一覧から「新しいレコードの作成」を選択します。

項目のマッピング

エンティティのフィールドが表示されるので、Facebookから取得した項目をマッピングしていきます。

作成したフローの保存

画面上部のフロー名を入力して「フローの作成」をクリックします。

登録完了

作成したフローが登録されると完了画面が表示されます。

動作テスト

Facebookからタイムラインに投稿します。今回は「TEST」と投稿しました。

結果確認

Dynamics 365の画面を見るとレコードが作成されています。ステータスメッセージに投稿した「TEST」が入力されているのが確認できます。

最後に

入門編を見た(見てますよね?(笑))皆さんにはすでに細かい説明は不要と思い、今回はスクリーンショットに細かい説明を入れていませんがわかりましたか?

わからなければ入門編1や入門編2をご覧ください!

Microsoft Flowを使えば簡単にFacebookから投稿を取得することが出来ますね。これまではFacebook APIを使ってプログラムを開発する必要がありましたがFlowの登場によりこれまでより簡単にサービス間のつながりを作ることが出来るようになりました。

次回は前述の通りFacebookへの投稿をやってみたいと思います。

この記事を書いた人
櫻田 広明

地方企業での十数年の下積みでプログラミング、ネットワーク、インフラ、サーバー、保守、運用、営業、提案等と一通りの経験を積み広くそんなに深くなくIT関連の知識と業務経験を得て、現在はDynamics CRMを主体に様々なサービスを使ってお客様を満足させるべく日々奮闘しています。
最近では玉子が先かニワトリが先かという永遠のテーマと奮闘しています。
モバイルゲーム制作にもちょっとずつお触り中!

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