シンギュラリティは訪れるのか ~人が人たり得るためにCRMがやるべきこと~
昨年から人工知能サービスの盛り上がりが激しいですが、合わせて議論が激しいのが人工知能がシンギュラリティ(技術的特異点)に達するかどうかという点です。
コンピュータの進化は指数関数的と言われており、これまでの約20年を見て来ても分かる通り、過去数百年変わらなかったものを一変させるだけの力があるわけです。
私が社会人になってから軽く15年以上経つわけですが、その間だけ見ても新人だった頃と今とでは全く異なると言っても過言ではないほど「当たり前」そのものが変わっています。
この先20年がどういう進化をして、どう変わっていくのかも想像出来ないほどの早さなので、シンギュラリティに達することも単純に否定出来ないのではないかと思っています。
では、シンギュラリティに達した際にも人が人たり得るために必要なものはなんでしょうか?
また、人と人工知能が共存していくために必要なものはなんでしょうか?
まず人が生物の頂点に立てている最大の特徴は「理性」があるからと言われています。
生物にはすべからく「本能」というものが備わっており、人も潜在意識の上では「本能」に従って生きています。
次世代CRMコンセプトの「パーソナライズドCRM」が、マズローの欲求段階説をベースとして人として生きる最大の満足を与えることを目的としているように、「本能」というのは幸福や満足度のような「感情」に対して直接的にアプローチをしてくれるものなので、顧客サービスを最大化するCRMにとっては避けては通れないものです。
https://www.arcuss-japan.com/first
しかし、人が全て「本能」のままに生きたらどうなるでしょうか?
動物と同じ食物連鎖に組み込まれ、動物より身体能力的に劣る人間はすぐさま絶滅してしまう可能性も高いですね。
人は生き残るために知恵を得て、「理性」によって組織を作り、道具を作って生き残って来たわけです。
当然ながらCRMはただ「本能」を揺さぶるだけでなく、「理性」が大事であることも理解した上で運用すべきということになります。
どちらかというと、本来CRMは「理性」のシステムであるべきで、理性の先に「本能」を観るべきなのです。
話は戻って人工知能ですが、今はまだ「弱いAI」と呼ばれている「機能特化型人工知能」しか生まれていないのでシンギュラリティを超えることはないでしょう。
しかし、いつ「強いAI」と呼ばれる「汎用型人工知能」が生まれるかも分かりません。もしかしたら、来年にはすでに実用化されてるかもしれません。
いずれにしても、人工知能サービスというのはディープラーニングの登場によって自己進化を覚え、まさに「本能」そのものという状態です。
では、この人工知能がただ単一のシステムとして自己進化を続けた場合どうなるか?
おそらくは制御出来ない猛獣を作るようなものです。
シンギュラリティ云々以前に危険ですよね(笑)
人工知能が人と対話・共存するためには同じステージに立つ必要があり、そのためには人工知能を保護する形で「理性」が必要となります。
その「理性」がCRMであり、人工知能という「本能」をも包み込むように考えられて開発されたのが、新世代のCRMである「EMOROCO」です。
「EMOROCO」の話をしていて理解される方とされない方と両極端に分かれるのですが、それは「EMOROCO」がまだ見ぬ未来のシステムでありながらも、今から準備しておかなければならない未来からの警告とも言えるシステムなので、未来に生きている方(一般的に優秀な方)には理解出来るのではないかと私は考えています。(私自身、白紙の状態で聞いても理解出来るか自信ありません。。。)
正直なところ、生み出した私自身も神の啓示のようにふとした瞬間に頭にイメージが湧いて、それ以降私のほうが「EMOROCO」に、世界中に広めて人類のより良い未来を創るように突き動かされているのではないかと錯覚すら感じますが、私の中では今後「人工知能に支配される未来か」「人工知能と共存共栄してより一層反映する未来か」を決めるカギは「EMOROCO」にあると強く信じています。
だからこそ、弊社は「EMOROCO」を広く多くの方に使っていただけるように、弊社だけが独占するのではなく、多くの販売パートナー/導入パートナーを求めており、私自身はその伝道者たるエバンジェリストとして活動することにしました。
https://www.arcuss-japan.com/products/base-ai
例え、シンギュラリティに到着したとしても、人が人たり得て、より良き未来が訪れることを私は願っています。