Dynamics 365 新機能 アプリデザイナー
ハッピ~バレンタイン!!!!(なにがハッピ~やね~ん!ってクリスマスもいった気がwww)
と、いうわけで。(笑)
前回の開発者向けの新機能を紹介した際に出てきたアプリデザイナーについて少し書いてみようと思います。開発者向けとしてはSDKによってアクセス定義が出来るようになりました!ということでしたが、今回はアプリデザイナーで作成できるモジュール型のビジネスアプリケーションから見ていきたいと思います。
それでは頑張っていきましょ~(実は日が変わって2/15は、弊社の製品リリース日ですwだれか頑張りをみとめてください(;´・ω・))
Dynamics 365 ビジネスアプリって?
ビジネスアプリって何だろ?と思われた方がいるかもしれないので、ご説明しましょ~!
Dynamics 365 になってUIに変更があり「Dynamics 365」と記載のある所をクリックするとアプリの一覧が出てきます。
↑こんな感じです↑
で、一体何ができるの?何が嬉しいの?ってなりますよね?まとめで語ろうかと(笑)
Dynamics 365 ビジネスアプリに含まれるもの(コンポーネント)って?
ビジネスアプリには「エンティティ、ダッシュボード、フォーム、ビュー、グラフ、およびビジネスプロセスなどの他のコンポーネント」と記載されています。つまり、今までのソリューションと大きな差は無いようです。余計に何が出来るのかがわからなくなりますね?
Dynamics 365 ビジネスアプリでできること
それでは、ビジネスアプリで出来る事、上記のようにビジネスアプリに含められるものは以前からあるコンポーネントだということが分かったので、コンテナとして利用するものだと思ったのですが、どうも違うようです。「使いやすいサイトマップ デザイナーと独自のサイトマップを持つことができます。」と記載が!ビジネスアプリの単位でサイトマップ(ナビゲーションメニュー)をもてるとあるではないですか!これが意味することは今までどのようにソリューションを構成しようとサイトマップは1組織(インスタンス)ひとつしかなかったためあとからカスタマイズをソリューションインポートで適用すると機械的にマージされるのでデグレードすることが多々ありました・・・それがなくなる?
早く噂のアプリデザイナーが見たくなってきました!でもその前にアプリとソリューションの関係ってどうなってるんだろ?と思いました。見た目ではアプリ⇒ソリューション⇒エンティティなどのコンポーネントかと思ったんですが、ソリューションを新規作成しようとしてソリューションコンポーネントのひとつにアプリがある事に気付きました!
早くデザイナー出せよって思ってます?w
Dynamics 365 アプリデザイナーって?
それではデザイナーに入っていこうと思います。アプリの作り方としては2つあります。
アプリデザイナーの紹介でよくみられるのはナビゲーションメニューの[設定]>[マイアプリ]を開き画面右上の[アプリの作成]からやるパターンが多いです。
↑ここです↑
が、しかし、当ブログではソリューションからアプリを新規作成してみます。
ソリューションの作成
接頭辞を変更している発行者でソリューションを新規作成し、アプリを新規作成します。
すると、下記のような画面が出てきます。
必要な項目を入力し、右上の[完了]を押すとやっとデザイナーが出てきます(笑)(何気に接頭辞が artisan_ となっています。マイアプリから作成すると new_ になるのでお気を付けを!)
今までのDynamics CRMとはちょっと色調も違う感じですね。ここでサイトマップを構成するとサイトマップで選ばれたものは自動でコンポーネントがこちらに追加されます。今回は一旦サイトマップにエンティティをいくつかだけ追加してみたいと思います。(詳しい使い方はまた機会があれば書きますw)
サイトマップの構成を終えて、アプリデザイナーに戻ってくると勝手にサイトマップに追加したエンティティがすべて追加されていました。
ここで出来る事がひとつわかりました。各コンポーネントで追加するもの、しないものを選択できることです。例えば複数フォームがあるエンティティでアプリにはひとつしか追加しないなどが可能になるという事です。これはアプリを使用する人によって使い分けができるということになります。例えば管理者は管理者用のアプリ、担当者は担当者用のアプリということが実現できます。
一旦、ここでアプリを保存して終了します。そうすると、ソリューションにアプリが追加されています。そして気になるのはカスタマイズしたサイトマップです(笑)見てみます。
ぬぉ~ん・・・入ってない・・・既存の追加で通常のサイトマップ以外があるのかな・・・
あった。これを追加してソリューションを別環境にインポートすればアプリをインストールしてサイトマップも一緒に配布できますね。(実はこれすごい事なんです!笑)
話の筋がデザイナーよりビジネスアプリになってしまいましたが、お許しくださいm(_ _)m
ま~と~め~
デザイナのほうがピックアップされていることが多いですが、ビジネスアプリの機能が結構イケてるんです。今までできなかったことが出来るようになったのもそうですが、開発したり保守したりする方にも大きな話になるのではないでしょうか?
そして、今回ご紹介していませんが、ロールによるアプリのアクセス制限が可能なので、先に述べたようなロール毎のアプリの使い分けが実現できます。フォームやビューもいっぱいあって複雑になってしまうなども解消できるのではないでしょうか。使用者にとって必要なものを必要な分だけパッケージングして提供できます。
いやぁ~とても良い機能ですね。みなさんも自分にあったアプリを作ってみてはいかがでしょうか。
前回の次回予告は無かったことにしてきましたが、裏切りも大切ですよね?(どやぁ!笑)
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