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知識創造研究室 by CRM(xRM)

ノーコードCRMとは何か?ITが苦手な社長でも3分でわかる基本解説

こんにちは、松原です。

「CRMって聞いたことはあるけど、うちには関係ない話だと思っていた」

「ノーコードって何?コードって書くの?」

そんな方のために、この記事ではIT用語をできるだけ使わず、ノーコードCRMが何なのか、なぜ今の中小企業に必要なのかをわかりやすくお伝えします。


そもそもCRMって何?

CRMとは「Customer Relationship Management(顧客関係管理)」の略です。

難しく聞こえますが、要するに**「顧客との関係を整理・管理するための仕組み」**のことです。

具体的には、こんな情報をまとめて管理するツールです。

  • 顧客の基本情報(会社名・担当者・連絡先)
  • 商談の進捗(提案中・見積り済み・成約・失注)
  • 過去のやりとりの履歴(いつ、誰が、何を話したか)
  • フォローアップのタスクやスケジュール

「それ、Excelでやってるよ」という声が聞こえてきそうです。確かにExcelでも同じことはできます。ただし、Excelには限界があります。その限界については別の記事で詳しく解説していますので、気になる方はあわせてご覧ください。


「ノーコード」とは何か?

次に「ノーコード」という言葉の意味を説明します。

「コード」とは、コンピュータへの命令を書いた文字列——つまりプログラミングのことです。従来、業務用のシステムを作ったりカスタマイズしたりするには、エンジニアがプログラムを書く必要がありました。

ノーコードとは、プログラムを一切書かずにシステムを作ったり設定したりできる技術・サービスのことです。

イメージとしては、「Excelの設定をマウスで操作するような感覚で、自社専用のシステムを作れる」と思ってください。

エンジニアを雇う必要がなく、ITに詳しくない社長や管理職の方でも、画面を見ながら直感的に操作できます。


ノーコードCRMが「普通のCRM」と何が違うのか

従来のCRMツール(SalesforceやMicrosoft Dynamicsなど)は、機能が非常に豊富な反面、次のような課題がありました。

従来型CRMの問題点:

  • 月額費用が1ユーザーあたり数千円〜数万円と高額
  • 導入・設定にエンジニアや専門コンサルタントが必要
  • 機能が多すぎて使いこなせず、現場に定着しない
  • 自社の業務フローに合わせるのが難しい

これらの問題を解決したのが、ノーコードCRMです。

従来型CRM ノーコードCRM
月額費用 数千円〜数万円/ユーザー 数百円〜数千円/月
導入の手間 専門家が必要 自社で設定できる
カスタマイズ エンジニア必須 マウス操作で変更可能
現場への定着 難しいことが多い シンプルで使いやすい

ノーコードCRMは「機能を絞った分、誰でも使いやすく、低コストで運用できる」ことが最大の特徴です。


ノーコードCRMで実際に何ができるのか

「シンプルといっても、本当に使えるの?」という疑問もあるかと思います。

ノーコードCRMでできることの代表例をご紹介します。

① 顧客情報の一元管理
会社名・担当者名・電話番号・メールアドレスはもちろん、「どんな商品に興味があるか」「過去にどんな課題を持っていたか」といった独自の項目も、自由に追加できます。

② 商談・案件の進捗管理
「アプローチ中」「提案済み」「見積り中」「成約」など、自社の営業プロセスに合わせたステージを設定し、どの案件がどこにあるかを一目で把握できます。

③ タスク・フォローアップの管理
「○月○日に△△さんへフォローの電話をする」といったタスクを登録しておけば、見落としやフォロー漏れがなくなります。

④ チームでのリアルタイム共有
メンバー全員が同じ情報を見られるので、「担当者に聞かないとわからない」という状況がなくなります。


こんな会社にノーコードCRMは特に向いています

すべての会社にとって最適なツールというわけではありませんが、次のような状況にある会社には特に効果を発揮します。

  • 顧客数が50件を超えてきた
  • 営業担当が2名以上いる
  • 「あの顧客、最後にいつ連絡したっけ?」が日常的に起きている
  • Excelの顧客リストをいつも自分だけが更新している
  • 新しい担当者への引き継ぎに毎回苦労している

逆に、顧客数が10件以下で担当者も1人だけという場合は、まだExcelで十分かもしれません。ただし、これから事業を拡大していくつもりなら、早めに仕組みを整えておくことをおすすめします。拡大してから慌てて導入すると、データ移行や現場への浸透に時間がかかるからです。


EMOROCO CRM Liteが選ばれる理由

ノーコードCRMの中でも、EMOROCO CRM Liteは中小企業の現場業務に特化して設計されています。

月1,500円から使えるという圧倒的なコストパフォーマンスに加え、「業務に合わせて育てる」というコンセプトのもと、自社の業務フローをそのままデジタル化できる柔軟性が特徴です。

  • ITに詳しくなくても、画面を見ながら直感的に操作できる
  • 顧客情報の項目や管理方法を、自社の業務に合わせて自由に設定できる
  • スモールスタートで始めて、使いながら少しずつ育てていける

「まず試してみる」が一番大切です。難しい設定や長い研修は必要ありません。


まとめ

この記事のポイントを整理します。

  • CRMとは、顧客との関係を整理・管理するためのツール
  • ノーコードとは、プログラミング不要で誰でも操作・設定できる技術
  • ノーコードCRMは、従来型CRMの「高すぎる・難しすぎる」という課題を解決したツール
  • 顧客数が増えてきた・営業チームが複数名いる会社には特に効果的

「CRMってなんか難しそう」と感じていた方も、ノーコードCRMなら思っているよりずっと手軽に始められます。まずは無料トライアルで、その使いやすさを体感してみてください。
https://www.emoroco.com/


次の記事:[Salesforce・kintone・EMOROCOを比較——中小企業に本当に合うCRMはどれか?]

前の記事:[Excelで顧客管理を続けるとどうなるか?中小企業が知るべき3つのリスク]

この記事を書いた人
松原 晋啓

アクセンチュア等でSE、アーキテクト、コンサルタント、インフラジスティックスでエバンジェリスト(Microsoft MVP for Dynamics CRM(現 Microsoft MVP for Business Solutions))、マイクロソフトでソリューションスペシャリスト(Dynamics CRM製品担当)を経て、現在はCRMを専門に扱うサービスチームを率いて大小様々の企業のCRM導入や事業立上げを支援、その傍らでCRMエバンジェリストとしてイベントや記事寄稿を通じて"真の"CRMの理念の普及に努めている。
アクセンチュアでCRMを学び、マイクロソフトでCRM2.0(プラットフォームドCRM)を世界的に提唱したCRMの正統後継者にして現役最長のCRM専門家(CRM診断士/CRMドクター)
その後もCRM3.0(パーソナライズドCRM)、CRM4.0(クリエイティブCRM)を提唱するCRMの第一人者としてインタビューを受けたり、ラジオのパーソナリティも務めている。
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