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世界三大経済紙「TIME」掲載記事 - 和訳
1923年アメリカ発のニュース週刊誌として創刊され、今や100ヶ国以上で読まれ、世界三大経済紙のひとつである「TIME」誌のTIME100企画『CEO HORIZON -Exploring Tomorrow's Business Icons -』に掲載された記事の和訳を掲載します。
原文は下記になります。
https://time-ceohorizon.com/matsubara_nobuaki/
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My History
アーカス・ジャパン株式会社はCRMを中心とする経営ITソリューションの専門企業です。CRMとは顧客関係管理(Customer Relationship Management)であり、言わば「企業心理学(法人心理学)」。マーケティング業務や営業など、顧客との接点を管理する上で必要不可欠なものです。一方、顧客と関わるどの業界業種でも使える分、分かりづらい点もあります。そこで、CRMを正しく理解してもらうために、当社が経営する飲食店をCRM活用のモデル店舗として位置づけています。それが、大阪の心斎橋にあるLIBERALE PASTA。お客様の立場に立って自ら積極的にCRMを活用することで、正しい理解が広がっていく。当社では事業領域からCRMを活用し、ソリューションを提示しています。
日本のIT投資は業務効率化などの「守りの投資」に依然留まっており、「攻めの投資」の必要性を痛感しています。例えば米国では、新たな技術や製品、サービスを日本と比べて積極的に活用する傾向があるといわれています。またDXをはじめとし、新たなIT技術を活用したビジネスモデルの変革にも米国のほうが積極的です。DXは本来、企業の根本的な変革に関わるもので、枝葉の部分のみをデジタルに置き換えるだけでは不十分。IT技術を前提とした経営の根本的なコーポレートトランスフォーメーション(CX)が必要なのです。
そのような現状がある一方、突然「攻めの投資」を実現するのは現実的ではないでしょう。現状への問題意識があるのならば、その時こそノウハウを持っている当社のような専門家に相談してほしいと考えています。当社では戦略をはじめ、実行に必要なツールの提供まで一気通貫のコンサルティング支援を行っています。IT技術とは、人の役割を奪うものではなく、人がやってこその業務を支援するものです。つまり、顧客へのおもてなしを支援することがITの役割。そのような血の通った事業を支援することに、当社は注力してきました。
The Present
CRM事業を推進する当社ですが、常に「世界で最もCRMを熟知した日本唯一の専門企業」という誇りを忘れず、肩書も設立以来から変わることはありません。飲食店など多角的に事業を手掛けていますが、全てCRMの考え方に基づいています。CRMは顧客関係管理の名の通り、日本的なおもてなしに通じる部分が多々あります。世界中におもてなしを広げ、世界中の人々を笑顔にする。そのビジョンは今後も変わることはないでしょう。
また、当社のあり方はCRMのプロフェッショナルでいつづけること。例えば海外に目を向けると、Microsoftはソフトウエア、Googleは検索エンジン、MetaはSNS、 Appleはデバイスなど、それぞれに特化したITの専門企業が多く見受けられます。他方、日本では何でも屋のように手を広げすぎていると感じます。当社は専門性に特化した世界のIT企業のあり方に基づいているため、CRM1点突破で戦っていける。加えて私はCRMの正統後継者であり、プラットフォーム型CRM(CRM2.0)の提唱者と自負しています。また、世界で唯一無二のCRMドクターだと言えるでしょう。
日本にはポテンシャルが高く優秀な人材もたくさんいます。しかし、日本のIT業界は大手企業が中心となっており、発展はそこまでスピーディーではありません。さらに、本来は削減が可能な無駄な部分も多いように感じます。目下、GDP4位という国力を持つ日本。なのにも関わらず、働いた分が価値として表に出ていないのが現状で、非常に惜しいと感じます。そのため、当社はCRMの専門企業として無駄をなくせるように注力していきたい。CRMが普及することで、日本という国そのものが変わる可能性も秘めているのです。
For the Future
当社は本社を大阪に構えていますが、その点にも大きな理由があります。世界各国でビジネスを行ってきましたが、首都と経済都市は本来異なるもの。東京に一極集中している日本は、決して強いとはいえません。そして、経済都市を移す視点に立った時、最もポテンシャルがあるのは大阪だと結論付けたのです。今後も大阪を含む関西経済圏、ひいては西日本から当社のミッションステートメントであるおもてなしの文化を広げていきます。
私は次世代の育成も社会貢献のあり方の一つだと考えています。当社では2023年11月に、映像や写真業を手掛けるノイギア株式会社をグループ会社に迎え入れました。もともと、ノイギアの代表は自分で資金を貯めて起業するといっていたため、私から子会社になることを提案したのです。当社との関連性や連動性を考慮する必要はありますが、相乗効果を見込める若手との協業は今後も注力していきたいです。次世代の育成は社会に対する還元そのもの。当社が得た利益を活用して経済を発展させるだけでなく、グループ会社が増えることでおもてなしの輪を広げることにもなるでしょう。さらに、2025年より海外展開をさらに加速していきます。代表の松原はマイクロソフトやアクセンチュアをはじめとした外資系企業を渡り歩いてきた経歴があり、当時からの人脈を活かしてインドなどの東南アジアやEU経済圏でのビジネス展開を加速しようと目論んでいる。
スペシャリストとゼネラリストの要素を兼ね備えたバーサタイリストの松原が牽引するCRM3.0時代が今後どのように世界を変革していくか注目だ。